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小袋成彬、思わず本音も? 初ゲストを招いて語り合う

小袋成彬、思わず本音も? 初ゲストを招いて語り合う

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「MUSIC HUB」(ナビゲーター:小袋成彬)。音楽が生まれたバックグラウンド、音楽機材の話、ミュージシャン本人やリスナーとつながる“ハブ”(軸)になろうというこの番組。1月20日(金)のオンエアでは、はじめてのゲストを招いての放送となりました。

番組冒頭で「音楽家の輪を一気に広げてみたい」という思いからゲストを呼ぶことにしたと説明する小袋。「すごいバンドマンとか呼ぼうと思ったんですが…俺はそういうキャラじゃないわ、ということでコアな人を呼んできました(笑)」と言って紹介したのが、小島裕規さんと八木宏之さんのお二人。

小島さんは、小袋が「Tokyo Recordings」を立ち上げた仲間の一人とのことで、八木さんは、現在パリのソルボンヌ大学で、音楽理論や音楽史といった「音楽学」の勉強をしている学生さんだそう!

今回は、このお二人と「クラシックを紐解きながら話そう」というテーマでトークは展開していきましたが、小袋がまず1曲目に流したのが、ベートーヴェンの交響曲第三番「エロイカ(英雄)」。その理由として、小袋が水曜日のカンパネラに歌詞を提供した楽曲「ナポレオン」に引っ掛け、ナポレオンが台頭した時代の作曲家、そして「世界中の人が知ってるベートーヴェンから、クラシックに入っていこうじゃないか」ということでこの曲を選んだそうです。

「何でベートーヴェンって世界で有名になったんですかね?」という小袋の疑問に、八木さんは「フランス革命が起こって時代が変わって、ナポレオンが出てきて…。よく『生まれるのが遅すぎた』『早すぎた』っていう言葉があるけど、彼は本当にピッタシ。ジャストに自分の音楽と時代がマッチしたっていうのが、ひとつあると思う」とのこと。

モーツァルトやバッハは「誰か」に雇われてサラリーマンのように曲を書いていたそう。ベートーヴェンにもパトロン(支援者)はいたそうですが「自分の意思で、書きたい曲を書きたいように書く」というスタンスで成功した最初の作曲家なのだとか。

そしてそのパトロンであるルドルフ大公も「お金だけは出す。芸術には口を出さない」という接し方だったそうで、これを聞き、小袋と小島さんは「最高だね」「最高のクライアントだね(笑)」と、自分たちの仕事と当てはめながらなのか意味深な相槌を打っていました(笑)。

【番組情報】
番組名:「MUSIC HUB」
放送日時:毎週金曜 24時30分-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc0/

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