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連載20年! 漫画「レコスケくん」の誕生の秘密

連載20年! 漫画「レコスケくん」の誕生の秘密

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。1月14日(土)のオンエアは、「ミュージック・マガジン」での連載開始から20周年を迎えた漫画「レコスケくん」と、作者の本秀康さんにスポットを当てました。

「レコスケくん」はレコードが好きで買い続ける男子を主人公に、レコードや音楽にまつわることがビッシリと書かれてあります。本さんが普段やっているようなことを、そのまま描いているそうで「描きはじめた頃が20歳前後だったので、『レコスケくん』の年齢も同じくらいです。ただ、20年続けて描いているので、年齢の設定をどうしたらいいのか、分からなくなっています」と打ち明けました。

もともと音楽が好きで、「CUSTOM」(奥田民生)や「WORLD RECORD」(cero)など、多数のジャケットのイラストも担当しています。2014年には7インチ・シングル盤限定のレコード専門レーベル「雷音レコード」を立ち上げました。

そんな本さんは、ジョージ・ハリスンの大ファン。「レコスケくん」にもジョージの話がよく出てきますが、ファンになったきっかけは少し変わっていました。

「高校生の頃にビートルズを聴くようになって、友達と中古のレコード屋さんに行ったときに、みんなジョン・レノンやポール・マッカートニーが好きなので、ケンカになるんです。僕は、『ジョージも悪くないかな』と思っていたので、みんなで仲良く買うためにジョージにシフトしたんです。その後、買い集めて聴いているうちに、本当に好きになっていったんです」(本さん、以下同)

また、「ジョージはほかのメンバーと比べると、人気が高いとはいえず、それを当人も分かっていて、インドに行ったり、サイケデリックなことをしはじめたんです。主流ではないところで目立とうとする心意気が自分とリンクしている部分があって、ジョージに学ぼうと思いました」とも。

「レコスケくん」に、ビートルズにまつわるマニアックな話も多く出てくることについて、渡辺は「マニアックで濃いですが、レコスケくんのキャラクターが良いので、読めちゃうんです!」と絶賛していました。今後はもっと音楽の楽しさを広めるべく、レコードブームに乗った漫画も描こうと思っているそうです。

2016年12月には「レコスケくん 20th Anniversary Edition」も発売されました。2007年に発売された『COMPLETE EDITION』以後に描かれた作品が、94ページ分も追加されています。ぜひ手にとってみてください。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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