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枯れた花はエロス…一人&大勢で楽しむ方法

枯れた花はエロス…一人&大勢で楽しむ方法

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ALL GOOD FRIDAY」(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉友)のワンコーナー「CHOYA NATURAL BEAUTY」。12月9日(金)のオンエアでは、花生師の岡本典子さんに「お部屋で楽しむ花生活」についてお話を伺いました。

さまざまな雑誌で活躍する岡本さんは、「無機質なコンクリートのお部屋に、枝1本、葉っぱ1枚飾るだけでも空気がグッと柔らかくなる感じがします」と、一度、身近にお花を飾って感じてみることを勧めています。そして花そのものについても「咲いた状態がとても美しいと思っている方も多いと思うんですが、枯れた姿も魅力的なので、そのへんも楽しんでほしい」と語る岡本さん。枯れている花の魅力とはどんなことなのでしょうか?

「枯れていく姿が美しいというより、エロス。花も正面から見るだけではなくて、後ろ姿、立ち姿…佇まいも本当にいろんな魅力があって、もちろん正面で見る美しさもありますし、目が合ってホッとすることもあったりします。人間のお顔と一緒で、真正面から見るだけではないということは意識していて、お花を飾るとき、こっち側がゾクゾクしてしまいますね」(岡本さん、以下同)

ご自身も「マニアック」と言っていますが、例えばチューリップは、だんだん茎が伸びていくと頭が重くなって倒れていきます。そのときに開ききって中の芯が丸見えになっている状態が「たまらない」のだとか。花一つに関しても咲いている姿、枯れている姿やそれらを見る角度などを、普段自分が立つ場所、座る場所を逆算して飾っていたりしているそうです。

12月は、家でホームパーティや鍋パーティを開催するなど、いつも以上にお客さんが来る人も多いかと思いますが、そんなときはどのようにお花を飾ると良いのか聞いてみました。

「大勢来ていただくときは、ゴージャスなお花よりも風景の一つのようなお花がステキかなと思っています。玄関に入るときに季節のお花があると、季節感を醸し出してウェルカミングされている気がします。

テーブルの上でお食事がある場合に大きなお花があると、お皿がいっぱい出てきたときに邪魔でどかしてしまうことになるので、小さなガラス瓶にお花を生けてみては? 例えばそれをトレイの上にひとまとめにして置き、テーブルの上が混み合ってきたらあちこちに散らして、いろんな場所でお花を楽しめる工夫をした…。話しながら話題になるようなかわいらしいお花を入れて、さりげなく楽しんだりしたらいいかなと思います」

最後に「自分のためだけに草花を飾りたい」という人に、冬の部屋に飾る自分のための花生活の楽しみ方を伺ったところ「枝を大きめの花瓶に1本。この時期だと、クリスマスのモミみたいなグリーンでもいいと思いますし、季節感を楽しめると思います」とのこと。

咲いた花だけでなく枯れた花の楽しみ方や、生活の中のふとした瞬間に溶け込むようにさりげなく花を飾り感じる。あなたも身近に花を置いて楽しんで見てはいかがでしょうか?

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ALL GOOD FRIDAY」
放送日時:毎週金曜 11時30分ー16時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/

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