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妻は5人!“モテ男”による女性ヌード作品が神々しい

妻は5人!“モテ男”による女性ヌード作品が神々しい

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ZAPPA」(金曜ナビゲーター:山中タイキ)。11月11日(金)のオンエアでは、「秋のアート探索~ちょっと遠出してアートに触れてみよう」をテーマに、千葉にあるDIC川村記念美術館をピックアップしました。

美術館に辿り着くまでの、木々に囲まれた自然も素晴らしいDIC川村記念美術館。敷地内には大きな池があり、鴨や白鳥が泳いでいて海外に来たような別世界が広がっています。

コレクションはマーク・ロスコやサイ・トゥオンブリーの作品などで、それぞれ専用の部屋があり、特に今年できたばかりのサイ・トゥオンブリーの展示室は、ブロンズ彫刻と一枚の絵画の2点だけという部屋です。窓から差す自然光や緑の光景があふれる贅沢な空間は、特におすすめだとか。

現在開催中の展覧会は「レオナール・フジタとモデルたち」。日本からフランスに渡り、パリで一躍時代の寵児となったレオナール・フジタ (藤田嗣治 1886-1968年)の作品の歩みを、モデルとなった女性を通して見ていく展示になっています。

トレードマークのおかっぱ頭に丸メガネというユニークな姿ですが、山中いわく「坂本(龍一)教授似のイケメン」というフジタ。代表作といえる数多くの肖像画を今回の展覧会でも見ることができますが、その多くが女性のヌードを描いたもの。フランスでも称賛された「乳白色の下地」は、肌から光を放つような艶っぽさがあります。

彼の作品には多くの女性が登場し、生涯においても5人のパートナーを得ることになる、フジタはいわゆる「モテ男」。恋多き男といわれますが、同展を見ていくと彼にとって女性は必要不可欠な存在で、私生活はもちろん、モデルの女性からの影響が絵のスタイルに変化をもたらしていったことが感じ取れるとのことです。

また、1点が3メートル四方のキャンバスを4点並べた迫力ある壁画の大作も展示。DIC川村記念美術館は、車で都内から一時間弱、電車だとJR佐倉駅か京成佐倉駅から無料送迎バスが出ています。都心を離れて、自然とアートに触れる素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ZAPPA」
放送日時:毎日 5時ー6時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/zappa/

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