秦 基博、ギターの表現力で魅せる！ 横浜アリーナが聴き惚れた、クールな一面と美声

J-WAVE主催のライブイベント「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 supported by antenna*」の初日が7月14日（土）、横浜アリーナにて行われました。音楽シーンの最前線で活躍するJ-WAVEと縁の深い全20組のアーティストが、3日間にわたってステージを繰り広げました。ここでは14日の5番目に登場した秦 基博のライブの模様をお届けします！

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大きな拍手で迎えられ、一歩一歩、ステージの感触を確かめるように登場した秦。まずは挨拶がわりに『ひまわりの約束』を熱唱。野に咲くひまわりを彷彿とさせる、黄色と緑色の照明に包まれました。

「どうも、秦 基博です！　楽しんでますか?!　『J-WAVE LIVE』には11年連続で呼んでいただいています。11年連続って、すごくないですか（笑）」と自ら同意を求めると、温かい拍手が起こりました。さらに「僕が初めてJ-WAVE LIVEに出たときに生まれた子どもが11歳ですよ……当たり前のこと言ってますけど、そんな感じで進めます（笑）。秦 基博のステージも、楽しんでいただけたらと思ってます」とコメント。そのまま『鱗（うろこ）』へ。「君に今 伝えたくて 歌ってるよ」という切実な恋心が伝わってくる、秦の繊細で深みのある歌声に、観客は聞き惚れました。



息をのむような静寂のなか、3曲目の『自画像』へ。その場で音をサンプリングできるルーパーを用いて、ギターのボディをリズミカルに叩いたり、弦をつまびいたりして音を重ね、深みのあるサウンドを作り上げていきます。同曲は、鬱屈とした日常の中で愛の意味を問う主人公を描く、“人間の色気”を感じさせる一曲。ギターの表現力とクールな演奏で、観客を曲の世界に浸らせました。



続く『スミレ』では、曲に入る前に、サビで踊るための”スミレダンス”をお客さんにレクチャー。すると、お客さんはあっという間にダンスを覚えてしまい、秦は思わず「みんな、練習してきたの?！」と驚く場面も。実際にサビの部分では、お客さんの“スミレダンス”が見事に揃った、美しい光景が広がっていました。

「夏に『J-WAVE LIVE』で会えるのは嬉しいです。こんなにいろいろなジャンルにわたって音楽を楽しめるイベントはなかなかないと思います。さすが、J-WAVEです。そして、J-WAVEは30周年ということで、本当におめでとうございます。また呼んでもらえるように頑張ります」と告げると、最後はバラード『朝が来る前に』で、しっとりと締め括りました。

【セットリスト】
1. ひまわりの約束
2. 鱗（うろこ）
3. 自画像
4. スミレ
5. 朝が来る前に

【出演順】

■7月14日
Opening Act: Official髭男dism

Nulbarich
cero
竹原ピストル
東京スカパラダイスオーケストラ
秦 基博

Photo by Tsukasa Miyoshi（Showcase）