J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「MUSIC +1」。27日(水)は、郷ひろみさんをお迎えして、新曲の話や、これまでの数々の伝説について語っていただきました。
■郷ひろみ、ホストみたいなスーツでディスコへ
郷さんは15歳でデビューして、今年でデビュー46年です。
サッシャ:新しいシングル『恋はシュミシュミ』は103枚目ですね!
郷:笑うしかないですよね(笑)。長くやってれば、誰でもこういう風になるという例みたいなもんですよね。
サッシャ:でも、出したくても103枚は出せませんからね! タイトルはどういう意味なんですか?
郷:恋は趣味っていう、チャランポランな男じゃないけど、それを僕の中で演じているという感じです。数年前からずっとディスコをやりたいと思っていたんです。
サッシャ:なぜディスコをやりたいと?
郷:ディスコはみんなが歌えて踊れて、しかもどこかキャッチーな部分もあって、そういうのをやりたかったんです。基本的に僕の歌はそういうのが多いけど、その中でもリズムが横揺れで、誰でも楽しめるものを目指しました。
サッシャ:“ディスコ黄金期”がありましたけど、ディスコには行ってました?
郷:映画の『サタデー・ナイト・フィーバー』ってありましたけど、ちょうど今年で40年ぐらいになるんです。それが20代の前半ぐらいだと思うんです。その前にソウルトレインとか、黒人の人達が音楽を自由に体を使って表現をしていくところからスタートしたのかなって。その第一次的なところから知っている気はします。『サタデー・ナイト・フィーバー』は、あれでまた第二次ディスコブームを作っていたのかな、っていう感覚があります。
サッシャ:そうなんですね。みんな踊ってました?
郷:僕も白いスーツを着てました。あとから冷静に考えてみるとホストみたいな感じですね(笑)。そもそも僕、郷ひろみは飲み屋のホストと一緒という感覚があります。それだけ、人をもてなすのが好きなんでしょうね。 自分も楽しむけど、絶対に人にも楽しんでもらうんだっていう。僕はいつの頃からか、別におごってるわけではないんですけど、人を楽しませるっていうことは、自分自身が楽しむことと思えるようになったんです。以心伝心で、心から自分が楽しんでいかないと、楽しさは伝わらないんだろうなって。『恋はシュミシュミ』は、 その楽しさを絶対にみんなと一緒に味わいたいと思って作りました。
■「名古屋駅では郷ひろみは降ろさない」…なぜ?
後半は、YES、NOアンケートに答えていただきました。その中から一部を紹介します。
質問:ミュージシャン以外に、やってみたかった職業がある。
回答:YES
郷:教員資格を持ちながら高校野球の監督をするのは「ちょっといいかな」と思ってました。野球大好きだったんです。教え子たちには、野球だけではなくて、これからの人生を生きていく上で大切なことを教えてあげたいと思います。
質問:忘れられないライブでの失敗談がある。
回答:YES
郷:たくさんありますね。例えば僕がギリギリまで着替えていて、間に合わないと思って走って出て行って、マイクを持っていくの忘れたことがありますよ(笑)。取りに戻りましたけど、曲に間に合いませんでした。後は、あってはならないことなんですけど、ジッパーが開いてたこともあります(笑)。それ以来、僕はマジックテープをつけて、必ず補強してるんです。自動的に閉まるし、もしジッパーが壊れたとしても安心です。でも、みなさんはそこを見なくていいですよ(笑)。
質問:歌番組で驚くような演出で歌ったことがある。
回答:YES
郷:大きい風船の中にいて、酸欠状態でそのまま歌ったことがあります(笑)。だんだん空気が薄くなっていくのがわかるんです。風船が割れて出てきた時には思わずため息が出ました(笑)。溺れたときってこんな感じなのかなって、いろんなことを考えました。
サッシャ:電車で歌ってて閉まっちゃったみたいなこともあったんですよね?
郷:生放送の歌番組で、何時に(電車が)着くっていうのが微妙に遅れて。本当は電車の停車時間の間に歌を歌って、歌い終えたら電車に乗って出発する、っていうことになってたんですけど、電車の到着が少し遅れたんです。なので止まってる時間が少し短くなったけど、なんとか歌い終えて乗り込んだことがありますね。
サッシャ:当時のテレビってすごいですね!
郷:新幹線では「名古屋駅では郷ひろみは降ろさない」いうことになってました。送り迎えの人が多く集まりすぎるから、新幹線が止まったり事故が起きたりすると危ないから、だから新幹線は使えなくて、豊橋の駅で降りて、車で名古屋に行くことがしばらく続きました。
サッシャ:すごい伝説ですね!
郷:空港の表玄関も知らなかったんですよ。いつも違うところに連れて行かれてたので、大阪の伊丹空港とかは(のちに)「これが正面なんだ!」って思いました(笑)。みなさんの気持ちが熱い時代だったんですよね。
サッシャ:車が持ち上がったこともあるんですよね?
郷:あれは、ある球場の裏から出てきた時に、一人の子に気づかれてしまったんです。人がうわーって寄ってきて、ファンの皆さんに周りを囲まれてしまったんです。車が動いてるから、ドライバーさんに「危ないんで止まってください」って言ったら「ブレーキ踏んでるし、サイドブレーキもかけてるんです!」って。
サッシャ:ええっ!?
郷:ファンの子たちに押されてたんです。そのまま大阪から東京の自宅まで連れて行かれるかと思いました(笑)。本当にびっくりしました。ファンクラブのみなさんには、まわりの人に迷惑がかかるから、ありがたいけど空港や駅には来ないでくださいってお願いしてるけど、今でも何十人とか、いらっしゃる方もいます。当時と比べたら可愛いものです(笑)。
数々の伝説を語っていただきました。郷さんは全国ツアー「Hiromi Go Concert Tour 2018 -Urban Velocity- UV」の真っ最中です。ぜひ、チェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■郷ひろみ、ホストみたいなスーツでディスコへ
郷さんは15歳でデビューして、今年でデビュー46年です。
サッシャ:新しいシングル『恋はシュミシュミ』は103枚目ですね!
郷:笑うしかないですよね(笑)。長くやってれば、誰でもこういう風になるという例みたいなもんですよね。
サッシャ:でも、出したくても103枚は出せませんからね! タイトルはどういう意味なんですか?
郷:恋は趣味っていう、チャランポランな男じゃないけど、それを僕の中で演じているという感じです。数年前からずっとディスコをやりたいと思っていたんです。
サッシャ:なぜディスコをやりたいと?
郷:ディスコはみんなが歌えて踊れて、しかもどこかキャッチーな部分もあって、そういうのをやりたかったんです。基本的に僕の歌はそういうのが多いけど、その中でもリズムが横揺れで、誰でも楽しめるものを目指しました。
サッシャ:“ディスコ黄金期”がありましたけど、ディスコには行ってました?
郷:映画の『サタデー・ナイト・フィーバー』ってありましたけど、ちょうど今年で40年ぐらいになるんです。それが20代の前半ぐらいだと思うんです。その前にソウルトレインとか、黒人の人達が音楽を自由に体を使って表現をしていくところからスタートしたのかなって。その第一次的なところから知っている気はします。『サタデー・ナイト・フィーバー』は、あれでまた第二次ディスコブームを作っていたのかな、っていう感覚があります。
サッシャ:そうなんですね。みんな踊ってました?
郷:僕も白いスーツを着てました。あとから冷静に考えてみるとホストみたいな感じですね(笑)。そもそも僕、郷ひろみは飲み屋のホストと一緒という感覚があります。それだけ、人をもてなすのが好きなんでしょうね。 自分も楽しむけど、絶対に人にも楽しんでもらうんだっていう。僕はいつの頃からか、別におごってるわけではないんですけど、人を楽しませるっていうことは、自分自身が楽しむことと思えるようになったんです。以心伝心で、心から自分が楽しんでいかないと、楽しさは伝わらないんだろうなって。『恋はシュミシュミ』は、 その楽しさを絶対にみんなと一緒に味わいたいと思って作りました。
■「名古屋駅では郷ひろみは降ろさない」…なぜ?
後半は、YES、NOアンケートに答えていただきました。その中から一部を紹介します。
質問:ミュージシャン以外に、やってみたかった職業がある。
回答:YES
郷:教員資格を持ちながら高校野球の監督をするのは「ちょっといいかな」と思ってました。野球大好きだったんです。教え子たちには、野球だけではなくて、これからの人生を生きていく上で大切なことを教えてあげたいと思います。
質問:忘れられないライブでの失敗談がある。
回答:YES
郷:たくさんありますね。例えば僕がギリギリまで着替えていて、間に合わないと思って走って出て行って、マイクを持っていくの忘れたことがありますよ(笑)。取りに戻りましたけど、曲に間に合いませんでした。後は、あってはならないことなんですけど、ジッパーが開いてたこともあります(笑)。それ以来、僕はマジックテープをつけて、必ず補強してるんです。自動的に閉まるし、もしジッパーが壊れたとしても安心です。でも、みなさんはそこを見なくていいですよ(笑)。
質問:歌番組で驚くような演出で歌ったことがある。
回答:YES
郷:大きい風船の中にいて、酸欠状態でそのまま歌ったことがあります(笑)。だんだん空気が薄くなっていくのがわかるんです。風船が割れて出てきた時には思わずため息が出ました(笑)。溺れたときってこんな感じなのかなって、いろんなことを考えました。
サッシャ:電車で歌ってて閉まっちゃったみたいなこともあったんですよね?
郷:生放送の歌番組で、何時に(電車が)着くっていうのが微妙に遅れて。本当は電車の停車時間の間に歌を歌って、歌い終えたら電車に乗って出発する、っていうことになってたんですけど、電車の到着が少し遅れたんです。なので止まってる時間が少し短くなったけど、なんとか歌い終えて乗り込んだことがありますね。
サッシャ:当時のテレビってすごいですね!
郷:新幹線では「名古屋駅では郷ひろみは降ろさない」いうことになってました。送り迎えの人が多く集まりすぎるから、新幹線が止まったり事故が起きたりすると危ないから、だから新幹線は使えなくて、豊橋の駅で降りて、車で名古屋に行くことがしばらく続きました。
サッシャ:すごい伝説ですね!
郷:空港の表玄関も知らなかったんですよ。いつも違うところに連れて行かれてたので、大阪の伊丹空港とかは(のちに)「これが正面なんだ!」って思いました(笑)。みなさんの気持ちが熱い時代だったんですよね。
サッシャ:車が持ち上がったこともあるんですよね?
郷:あれは、ある球場の裏から出てきた時に、一人の子に気づかれてしまったんです。人がうわーって寄ってきて、ファンの皆さんに周りを囲まれてしまったんです。車が動いてるから、ドライバーさんに「危ないんで止まってください」って言ったら「ブレーキ踏んでるし、サイドブレーキもかけてるんです!」って。
サッシャ:ええっ!?
郷:ファンの子たちに押されてたんです。そのまま大阪から東京の自宅まで連れて行かれるかと思いました(笑)。本当にびっくりしました。ファンクラブのみなさんには、まわりの人に迷惑がかかるから、ありがたいけど空港や駅には来ないでくださいってお願いしてるけど、今でも何十人とか、いらっしゃる方もいます。当時と比べたら可愛いものです(笑)。
数々の伝説を語っていただきました。郷さんは全国ツアー「Hiromi Go Concert Tour 2018 -Urban Velocity- UV」の真っ最中です。ぜひ、チェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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