
お笑い芸人・石出奈々子が、かが屋の加賀 翔と「ママ層にハマりたい!」をテーマに語り合った。
この内容をお届けしたのは、9月29日(月)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』(月曜ナビゲーター:かが屋・加賀 翔)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
加賀:やっぱりすべてはママですからね。僕がすごく母子家庭なので、お母さん目線というか母親ばかり見ていたから、お母さんのコントがどんどん増えていく。お母さんから悩みとかを相談されることもあるんですよ。実際にお母さん世代に向けたい気持ちもあるというか。自分たちが若手のときに、ナイツさんの独演会につかせてもらって、すごく上品なおじさま、おばさま、お母さん、お父さんがけっこう多かったんです。こういう人たちと長い付き合いになったらいいなみたいなのがありますね。
ここで、2024年に第一子を出産しママとなった石出奈々子が登場。多数寄せられたリスナーからのメッセージを紹介していった。
小学校のころ、授業参観で僕を含めた数人で大喜利をしたのですが、僕だけママ層の前でめちゃくちゃスベりました。いま思い出しても冷や汗ものです。ママ層にはどんな笑いが受けるのでしょうか?
石出:素直なやつがいいんでしょうね。
加賀:変に背伸びしてないとか。
石出:そんな感じでしょうね。
加賀:僕、Instagramとかで流れてくる親子のアカウントとかめっちゃ見ちゃうんですよ。容器が開いてない小さなゼリーを持って走る女の子が、ゼリーをボンってぶつけたらそれがひっついて落ちてこないっていう姿をドヤ顔で見せてくる動画を気づいたら30回くらいループして見てて。
石出:すごく疲れてたんですね(笑)。
加賀:だから、素直で「何してんの?」みたいなお笑いがいいですよね。
私はママ層にどハマりするタイプです。大学時代の4年間、歯科医院でアルバイトをしていました。そこではもれなくレジェンド衛生士ママ様たちが、仁義なき戦いを日々繰り広げていました。仕事には爆速で取り組み、ゴシップパーティーに巻き込まれないよう、私自身の話で盛り上げ、院内平和に取り組みました。気づけばどちらのママ様からもランチに誘われるくらいハマっていただきました。
加賀:これは大変。
石出:すごい才能ですね。
加賀:要は、何人かのお局がいてそれぞれにバチバチでって。いま、ママ友っているんですか?
石出:4月から保育園に行き始めて、それで同じクラスのママさんとかと帰りの公園で会ったりとか、送り迎えのときにしゃべる人はふたりくらいいますね。
加賀:ママさんとのトークで石出さん無双しますか?
石出:そんなことはないです(笑)。そういうのができたらいいんですけど。
加賀:お笑い要素は抑えている?
石出:いちおう、フリーのライターってことでやってます(笑)。
加賀:めっちゃうそついてるじゃないですか(笑)。
ママ層にハマるには、息子や娘のように成長を応援したくなる存在になることが大事なのかもしれません。おふたりは周りからかわいがられるタイプですか?
石出:加賀くんは、私が育てたくなるくらい、すごくかわいがられるタイプですよね。
加賀:僕は全然です。パッと見は「かわいがられそう」って言われるんですけど、実際には壁があるというか。かわいがられることはあんまりないですね。
石出:わかってないですね。ママになった人はわかると思いますよ。
加賀:石出さんはかわいがられてたほうですか?
石出:自分で「かわいがられてました」って言ったら変ですけど、事務所の先輩とかにはよくしてもらったりしてました。どぶろっくさんとか。
加賀:どぶろっくさんは、よくしてくれますよね。
石出:いいですよね。ふたりともパパなので。
加賀:やっぱり家庭を持ってると違いますよね。
石出:どぶろっくさんのネタはママになってから「おお……」って思ったりしますけど(笑)。
私はなかなかママ層にハマれません。ママ層と関わる機会があるのは職場の休憩時間。よくお子さんの話になります。唯一、話題で私がついていけるのは部活の話で、たまたま運動部に所属しているお子さんを持つママが多く、自分も運動部だったのである程度は話についていけます。ただ、自分が学生だったころとは時代が違いすぎて、結局、最近のことはよくわからず、話を聞きながらニコニコして終わります。ニコニコしているだけでもママ層にハマるチャンスはありますか?
石出:もちろん。すばらしいと思いますけどね。でも、いまいちリスナーさんは実感がないんですかね。
加賀:なんの話をしているかって、どうでもよかったりしますからね。それで言ったら、僕はママさんにハマりまくってきたかもしれないですね。バイト先とか。僕は高校も辞めてるし、芸人をやってるってことでずっと昼帯で働いてたんですよ。
石出:だから、パートのママさんと一緒だったんですね。
加賀:しかも、テンションも合わせられるので、そういえば僕、めっちゃかわいがられてましたわ。ごめんなさい。思い出しました。
石出:さすが。ママからは絶対にかわいがられてますよね。
加賀:ちょっとバカくらいのほうがいいかもしれないですね。
石出:そうかも。
最初のシチュエーションは「保育園に通い始めたころのママとの雑談」。まずは加賀がママ友として、石出と雑談することに。
加賀:石出さん、お疲れさま。
石出:お疲れさまです。
加賀:パートは終わり?
石出:娘のお迎えにいまから行くところなんですけど。
加賀:私も一緒。なんか、お肌きれいになった?
石出:本当ですか? 全然寝られてなくて。
加賀:寝てなくてそれ? 寝たらどうなるの?
石出:うれしい。でも、周りは若いママが多いから年上でどうしようかなって思うんですけど。
加賀:石出さんっておいくつ? 訊かないほうがいいか。私が損するから。
石出:またまた。キャリアウーマンっていうか。
加賀:いやいや、シミが増えちゃって。シミ取り行こうかなって。
石出:そうなんですね。でも、授乳中だとシミ取りってできないですよね。
加賀:それはね。だから旦那が授乳してくれてる。
石出:生物学的にも珍しいですね。(雑談終わり)
加賀:いやあ! 雑談って難しいですね。
石出:旦那さんが授乳するって面白かったですね(笑)。
加賀:テキトーなことを言っちゃって。
石出:でも、普段こんな感じですよ。こんなに褒めてくれるママさんはあんまりいないですけど。深いところは訊けないけど、浅いところをすべっていくような。それがいちばんちょうどいいので。
加賀:表面だけをなで合うみたいなね。
シチュエーションは「アルバイト先での雑談」。リスナーがアルバイト役、石出が先輩のママ役で挑戦した。
リスナー:お疲れさまです。そのピアスかわいいですね。
石出:これ? これは息子が誕生日にくれたのよ。
リスナー:息子さん、センスいいですね!
石出:やっぱりそう思う? いつもいいところ見てくれてるよね。
リスナー:全然です。石出さんがきれいだからいつも褒めちゃうんですよ。
石出:ちょっと、どんな教育したらこんな子になるの。
リスナー:このあいだ、面白い話があったから聞いてもらってもいいですか? このあいだ、お母さんと遠出をした帰りに、インド人の女の人の視線を感じて。その人が「1分待ってほしい」って感じで近づいてきて。
石出:え、何?
リスナー:そうしたら、後ろからすごく大きなキャリーバッグが出てきて、「あそこのダイソーで買い忘れたものがあったから、これを見ててほしい」って言われて。お母さんと「どうする?」ってなったけど断る雰囲気でもないし。結局、10分後に帰ってきて、小分けの袋を抱えて「ありがとう〜」って去って行って。「なんにもお礼がないんかい!」って。
石出:あはは(笑)。やだ、もう。(雑談終わり)
加賀:めっちゃ面白かった。
石出:かわいすぎます。後半、直接はママに合わせた話じゃなかったけど刺さりましたね。こんな娘とかほしいじゃないですか。
加賀:本当に娘感が爆発してましたね。
石出:そのままでいてほしい。
石出奈々子の最新情報は浅井企画の公式サイトまで。
J-WAVE『GURU GURU!』は、毎週月曜~木曜の22時からオンエア。公式Xではオンエアのハイライト動画なども公開中だ。
この内容をお届けしたのは、9月29日(月)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』(月曜ナビゲーター:かが屋・加賀 翔)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
ママ層にハマるのは「変に背伸びしない人」?
今回のテーマは「ママ層にハマりたい!」。あなたは、あなたの周りにいる“ママ”と良好な関係を築けていますか? たとえば、アルバイト先のパートのママさん。上司のママさん。あらゆるコミュニティにおいて覇権を握っている“ママ層”にハマれるようグルグル考えていく。加賀:やっぱりすべてはママですからね。僕がすごく母子家庭なので、お母さん目線というか母親ばかり見ていたから、お母さんのコントがどんどん増えていく。お母さんから悩みとかを相談されることもあるんですよ。実際にお母さん世代に向けたい気持ちもあるというか。自分たちが若手のときに、ナイツさんの独演会につかせてもらって、すごく上品なおじさま、おばさま、お母さん、お父さんがけっこう多かったんです。こういう人たちと長い付き合いになったらいいなみたいなのがありますね。
ここで、2024年に第一子を出産しママとなった石出奈々子が登場。多数寄せられたリスナーからのメッセージを紹介していった。
小学校のころ、授業参観で僕を含めた数人で大喜利をしたのですが、僕だけママ層の前でめちゃくちゃスベりました。いま思い出しても冷や汗ものです。ママ層にはどんな笑いが受けるのでしょうか?
石出:素直なやつがいいんでしょうね。
加賀:変に背伸びしてないとか。
石出:そんな感じでしょうね。
加賀:僕、Instagramとかで流れてくる親子のアカウントとかめっちゃ見ちゃうんですよ。容器が開いてない小さなゼリーを持って走る女の子が、ゼリーをボンってぶつけたらそれがひっついて落ちてこないっていう姿をドヤ顔で見せてくる動画を気づいたら30回くらいループして見てて。
石出:すごく疲れてたんですね(笑)。
加賀:だから、素直で「何してんの?」みたいなお笑いがいいですよね。
私はママ層にどハマりするタイプです。大学時代の4年間、歯科医院でアルバイトをしていました。そこではもれなくレジェンド衛生士ママ様たちが、仁義なき戦いを日々繰り広げていました。仕事には爆速で取り組み、ゴシップパーティーに巻き込まれないよう、私自身の話で盛り上げ、院内平和に取り組みました。気づけばどちらのママ様からもランチに誘われるくらいハマっていただきました。
加賀:これは大変。
石出:すごい才能ですね。
加賀:要は、何人かのお局がいてそれぞれにバチバチでって。いま、ママ友っているんですか?
石出:4月から保育園に行き始めて、それで同じクラスのママさんとかと帰りの公園で会ったりとか、送り迎えのときにしゃべる人はふたりくらいいますね。
加賀:ママさんとのトークで石出さん無双しますか?
石出:そんなことはないです(笑)。そういうのができたらいいんですけど。
加賀:お笑い要素は抑えている?
石出:いちおう、フリーのライターってことでやってます(笑)。
加賀:めっちゃうそついてるじゃないですか(笑)。
「私が育てたくなる」くらいがかわいい
続いては、25歳で出産してから10年ほどママとして過ごしているリスナーからのメッセージを紹介した。ママ層にハマるには、息子や娘のように成長を応援したくなる存在になることが大事なのかもしれません。おふたりは周りからかわいがられるタイプですか?
石出:加賀くんは、私が育てたくなるくらい、すごくかわいがられるタイプですよね。
加賀:僕は全然です。パッと見は「かわいがられそう」って言われるんですけど、実際には壁があるというか。かわいがられることはあんまりないですね。
石出:わかってないですね。ママになった人はわかると思いますよ。
加賀:石出さんはかわいがられてたほうですか?
石出:自分で「かわいがられてました」って言ったら変ですけど、事務所の先輩とかにはよくしてもらったりしてました。どぶろっくさんとか。
加賀:どぶろっくさんは、よくしてくれますよね。
石出:いいですよね。ふたりともパパなので。
加賀:やっぱり家庭を持ってると違いますよね。
石出:どぶろっくさんのネタはママになってから「おお……」って思ったりしますけど(笑)。
私はなかなかママ層にハマれません。ママ層と関わる機会があるのは職場の休憩時間。よくお子さんの話になります。唯一、話題で私がついていけるのは部活の話で、たまたま運動部に所属しているお子さんを持つママが多く、自分も運動部だったのである程度は話についていけます。ただ、自分が学生だったころとは時代が違いすぎて、結局、最近のことはよくわからず、話を聞きながらニコニコして終わります。ニコニコしているだけでもママ層にハマるチャンスはありますか?
石出:もちろん。すばらしいと思いますけどね。でも、いまいちリスナーさんは実感がないんですかね。
加賀:なんの話をしているかって、どうでもよかったりしますからね。それで言ったら、僕はママさんにハマりまくってきたかもしれないですね。バイト先とか。僕は高校も辞めてるし、芸人をやってるってことでずっと昼帯で働いてたんですよ。
石出:だから、パートのママさんと一緒だったんですね。
加賀:しかも、テンションも合わせられるので、そういえば僕、めっちゃかわいがられてましたわ。ごめんなさい。思い出しました。
石出:さすが。ママからは絶対にかわいがられてますよね。
加賀:ちょっとバカくらいのほうがいいかもしれないですね。
石出:そうかも。
「保育園に通い始めたころのママ」の雑談に挑戦
番組後半では「ママ層どハマり雑談グランプリ」と題し、リスナーと直接電話をつなぎ、ママ層にウケそうな“ちょうどいい雑談”を教えてもらうことに。石出はリスナーが指定したママ層になりきり、それぞれのシチュエーションで雑談を聞く。最初のシチュエーションは「保育園に通い始めたころのママとの雑談」。まずは加賀がママ友として、石出と雑談することに。
加賀:石出さん、お疲れさま。
石出:お疲れさまです。
加賀:パートは終わり?
石出:娘のお迎えにいまから行くところなんですけど。
加賀:私も一緒。なんか、お肌きれいになった?
石出:本当ですか? 全然寝られてなくて。
加賀:寝てなくてそれ? 寝たらどうなるの?
石出:うれしい。でも、周りは若いママが多いから年上でどうしようかなって思うんですけど。
加賀:石出さんっておいくつ? 訊かないほうがいいか。私が損するから。
石出:またまた。キャリアウーマンっていうか。
加賀:いやいや、シミが増えちゃって。シミ取り行こうかなって。
石出:そうなんですね。でも、授乳中だとシミ取りってできないですよね。
加賀:それはね。だから旦那が授乳してくれてる。
石出:生物学的にも珍しいですね。(雑談終わり)
加賀:いやあ! 雑談って難しいですね。
石出:旦那さんが授乳するって面白かったですね(笑)。
加賀:テキトーなことを言っちゃって。
石出:でも、普段こんな感じですよ。こんなに褒めてくれるママさんはあんまりいないですけど。深いところは訊けないけど、浅いところをすべっていくような。それがいちばんちょうどいいので。
加賀:表面だけをなで合うみたいなね。
「こんな娘はほしくなる」
次はリスナーが参加して、石出と雑談を繰り広げることに。シチュエーションは「アルバイト先での雑談」。リスナーがアルバイト役、石出が先輩のママ役で挑戦した。
リスナー:お疲れさまです。そのピアスかわいいですね。
石出:これ? これは息子が誕生日にくれたのよ。
リスナー:息子さん、センスいいですね!
石出:やっぱりそう思う? いつもいいところ見てくれてるよね。
リスナー:全然です。石出さんがきれいだからいつも褒めちゃうんですよ。
石出:ちょっと、どんな教育したらこんな子になるの。
リスナー:このあいだ、面白い話があったから聞いてもらってもいいですか? このあいだ、お母さんと遠出をした帰りに、インド人の女の人の視線を感じて。その人が「1分待ってほしい」って感じで近づいてきて。
石出:え、何?
リスナー:そうしたら、後ろからすごく大きなキャリーバッグが出てきて、「あそこのダイソーで買い忘れたものがあったから、これを見ててほしい」って言われて。お母さんと「どうする?」ってなったけど断る雰囲気でもないし。結局、10分後に帰ってきて、小分けの袋を抱えて「ありがとう〜」って去って行って。「なんにもお礼がないんかい!」って。
石出:あはは(笑)。やだ、もう。(雑談終わり)
加賀:めっちゃ面白かった。
石出:かわいすぎます。後半、直接はママに合わせた話じゃなかったけど刺さりましたね。こんな娘とかほしいじゃないですか。
加賀:本当に娘感が爆発してましたね。
石出:そのままでいてほしい。
石出奈々子の最新情報は浅井企画の公式サイトまで。
J-WAVE『GURU GURU!』は、毎週月曜~木曜の22時からオンエア。公式Xではオンエアのハイライト動画なども公開中だ。
GURU GURU!放送中!
— GURU GURU! (@guruguru_813) September 29, 2025
今夜は加賀さんがナビゲート
『ママ層にハマりたい!』をテーマに#石出奈々子 さんと語ります
23時代にはグルーとの雑談グランプリも開催!#グルグル813 #jwave #美術館足つり男 pic.twitter.com/88rBdaxZV8
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