
YonYonとSIRUPが、新曲『Old Friends』制作の経緯などを語った。
ふたりが登場したのは、2月2日(日)放送のJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。
クリス:SIRUPはこの番組に2023年5月以来、そしてYonYonさんは初登場です。でも2年前の「THE BASS DAY LIVE 2023」のイベントでご一緒させていただきました。草刈(愛美)さんとmabanuaとユニットを組んでね。
YonYon:とても緊張したステージでした。
クリス:それはなぜ?
YonYon:やはり草刈さんとmabanuaさんと同じステージに立つのは緊張します。
クリス:でも、すごく楽しいステージでした。ちなみに、ふたりはいつから知り合いなんですか?
SIRUP:7、8年前とか、僕がデビューしたときぐらいからの友だちですね。
クリス:それはどういう関係で知り合ったの?
YonYon:最初は私が主催していた音楽イベントで、ブッキングしていたDJさんが連れてきてくれて、それで知り合いました。
SIRUP:そのとき、僕はSIRUPとしてデビューシングルすら出していないタイミングだったんです。初めてのライブみたいな感じですごく緊張して。
クリス:ライブもやってなかったんだ。
SIRUP:SIRUPとしてはやっていなくて。YonYonのことも「主催の人」だと思って、あいさつしてました(笑)。
クリス:いわゆる「表に出る人」ではなくて、どちらかというとオーガナイザーと思っていたんだ。そういう関係からスタートしたんですね。
YonYon:最初はバンドをやっていたんです。
クリス:なにをやっていたの?
YonYon:キーボードボーカルをやっていまして、まあコピーバンドみたいな。それは趣味でやっていたんですが、イベントを作ることに興味があって、大学生のときに自分でイベントを主催していました。ただ、DJとかをブッキングするにあたって、頭数が足りなくなることがあったりもして、そこで「自分もやろうかな」となりました。
クリス:最初は「裏方でいこう」と思っていたんだけれども「頭数が足りない、どうしよう」「わかった、私やるわよ」みたいなところから始まったと。
YonYon:そういう経緯になります。
クリス:それまではDJの経験はあったんですか?
YonYon:まったく。クラブとかも行ったことがなくて、たまたま入った大学にDJサークルがありまして。そこで機材に初めて触れて、学校のなかではDJの練習をしていたんですが、デビューは自分のイベントでした。
クリス:いまは、日本と韓国の音楽業界の橋渡しみたいなことに専念されています。モットーが日本と韓国を音楽でつなぎたい、ということですよね。SIRUPのアジアツアーはタイ、韓国、台湾で、YonYonさんがオーガナイズしたという感じですか?
SIRUP:韓国のアーティストと一緒に曲を作るときは、基本的にはYonYonになにかお手伝いをお願いしていて。今回、アジアツアーのなかで韓国のプロモーションを組んだときのインタビューの通訳や、あとはせっかく行くから誰かとセッションしようというので、アーティストとの折衝を手伝ってくれた感じです。
クリス:YonYonさんは韓国と日本だったら、どのくらいの頻度を韓国で過ごして、どのくらい日本にいらっしゃるんですか?
YonYon:コロナ前とアフターコロナでちょっと頻度が変わってくるんですが、コロナ前は2、3カ月に一度、韓国に行っては1週間ぐらい滞在して、ということを続けていました。ですが、コロナ禍はなかなか行けなくて、最近またちょっとずつ再開しています。
クリス:やっと、長いトンネルを抜けたような感じでね。
YonYon:本当にそうですね。
クリス:そんなふたりとShin Sakiuraの3人で作った曲が、現在『SAISON CARD TOKIO HOT 100』にもエントリーしている『Old Friends』です。これはYonYonさんの新曲ですが、この曲を作った経緯を教えてください。
YonYon:いまYonYonはアルバムを制作しておりまして。アルバムのなかで「友情」というテーマで曲を作りたいなとぼんやり思っていたんです。それで友情をテーマにするならSIRUPくんでしょうって(笑)。
SIRUP:ありがたい、光栄。
YonYon:そう思っていた矢先に、SIRUPくん主催といいますか、対談イベントみたいなところに呼んでいただいて。そこで話したテーマが友情とまでは言わないですが、これまで一緒に切磋琢磨してきたアーティスト仲間、いま自分たちがどういう関係値でどういうことを思って、これからも音楽を続けていくのか、という会話をしたんです。そのときに「これだ」と思いまして、そのイベントが終わった瞬間に電話しました。
クリス:いまの話だと本当にプロデューサーですね。アーティストとひと味違う会話バイブスが伝わってきます。作曲やリリックはどういう担当でやったんですか?
YonYon:メロディと歌詞は自分たちのそれぞれのパートで、トラックメイクはShin Sakiuraくんが担当しています。
クリス:早速、曲を聴いてみましょう。
番組ではYonYonの『Old Friends(feat. SIRUP, Shin Sakiura)』をオンエアした。
クリス:これはYonYonさんが「この曲をやろう」と音頭をとって、SIRUPくんに連絡したんですよね。
YonYon:そうなんですよ。「友だち」というテーマで曲を作りたいなと、まずはSIRUPくんに相談しようと思って電話をかけましたが、先に確認しておこうと思って「もしもし、SIRUPくん。あのさ、うちらって友だちだよね」って(笑)。
SIRUP:いや、本当にビックリしましたよ。変なこと言うんですけど、これで始まる話って怖いじゃないですか。なにかこのあと、すごい……。
クリス:「お金貸してくれ」とかさ、いろいろあるよね。
SIRUP:「どうした?」と。僕は友だちだと思ってますし、8年ぐらい付き合いがあるし、しかも、けっこう深刻な悩みもお互いに時間を作って話すこともあるくらい友だちだったので、すごく驚きました。まあ、大事なファクトチェックですよね。
YonYon:友だちという曲を作るうえで嘘はつきたくなかったので、一回確認をしまして「いや、友だちでしょう」と言われてホッとしました。
クリス:人情にあふれたプロデューサーですね。どういう風に答えたの?
SIRUP:僕はまったく違う、逆の人間なので、わりと自分が「友だちだ」と思ったら友だちみたいな。『週刊少年ジャンプ』の主人公スタイルなんですけど(笑)。「そう思うんだ」とYonYonをまた知ることができたので、より僕としては好きになったというか。ちょっと最初は戸惑いましたけど(笑)。
YonYon:変な質問だったよね。
クリス:でも、うれしいですよね。
SIRUP:めちゃくちゃうれしかったです。
クリス:根っこから、そこからできている曲かもしれませんね。
YonYon:まずはストーリーがあってからの、自然にできた楽曲なのかなと思います。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
ふたりが登場したのは、2月2日(日)放送のJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。
ふたりの出会い
YonYonとSIRUPは、Shin Sakiuraとともに『Old Friends』を1月15日にリリース。まずは、ふたりが出会ったきっかけについて訊いた。クリス:SIRUPはこの番組に2023年5月以来、そしてYonYonさんは初登場です。でも2年前の「THE BASS DAY LIVE 2023」のイベントでご一緒させていただきました。草刈(愛美)さんとmabanuaとユニットを組んでね。
YonYon:とても緊張したステージでした。
クリス:それはなぜ?
YonYon:やはり草刈さんとmabanuaさんと同じステージに立つのは緊張します。
クリス:でも、すごく楽しいステージでした。ちなみに、ふたりはいつから知り合いなんですか?
SIRUP:7、8年前とか、僕がデビューしたときぐらいからの友だちですね。
クリス:それはどういう関係で知り合ったの?
YonYon:最初は私が主催していた音楽イベントで、ブッキングしていたDJさんが連れてきてくれて、それで知り合いました。
SIRUP:そのとき、僕はSIRUPとしてデビューシングルすら出していないタイミングだったんです。初めてのライブみたいな感じですごく緊張して。
クリス:ライブもやってなかったんだ。
SIRUP:SIRUPとしてはやっていなくて。YonYonのことも「主催の人」だと思って、あいさつしてました(笑)。
クリス:いわゆる「表に出る人」ではなくて、どちらかというとオーガナイザーと思っていたんだ。そういう関係からスタートしたんですね。
イベント主催をきっかけにDJデビュー
ソウル生まれ東京育ちで、現在は福岡に移住したYonYon。DJ、シンガーソングライター、プロデューサー、プロモーターとさまざまな顔を持つが、その活動の原点について明かした。YonYon:最初はバンドをやっていたんです。
クリス:なにをやっていたの?
YonYon:キーボードボーカルをやっていまして、まあコピーバンドみたいな。それは趣味でやっていたんですが、イベントを作ることに興味があって、大学生のときに自分でイベントを主催していました。ただ、DJとかをブッキングするにあたって、頭数が足りなくなることがあったりもして、そこで「自分もやろうかな」となりました。
クリス:最初は「裏方でいこう」と思っていたんだけれども「頭数が足りない、どうしよう」「わかった、私やるわよ」みたいなところから始まったと。
YonYon:そういう経緯になります。
クリス:それまではDJの経験はあったんですか?
YonYon:まったく。クラブとかも行ったことがなくて、たまたま入った大学にDJサークルがありまして。そこで機材に初めて触れて、学校のなかではDJの練習をしていたんですが、デビューは自分のイベントでした。
クリス:いまは、日本と韓国の音楽業界の橋渡しみたいなことに専念されています。モットーが日本と韓国を音楽でつなぎたい、ということですよね。SIRUPのアジアツアーはタイ、韓国、台湾で、YonYonさんがオーガナイズしたという感じですか?
SIRUP:韓国のアーティストと一緒に曲を作るときは、基本的にはYonYonになにかお手伝いをお願いしていて。今回、アジアツアーのなかで韓国のプロモーションを組んだときのインタビューの通訳や、あとはせっかく行くから誰かとセッションしようというので、アーティストとの折衝を手伝ってくれた感じです。
クリス:YonYonさんは韓国と日本だったら、どのくらいの頻度を韓国で過ごして、どのくらい日本にいらっしゃるんですか?
YonYon:コロナ前とアフターコロナでちょっと頻度が変わってくるんですが、コロナ前は2、3カ月に一度、韓国に行っては1週間ぐらい滞在して、ということを続けていました。ですが、コロナ禍はなかなか行けなくて、最近またちょっとずつ再開しています。
クリス:やっと、長いトンネルを抜けたような感じでね。
YonYon:本当にそうですね。
「うちらって友だちだよね」
YonYonは新曲『Old Friends』が生まれた経緯について語った。そこにはSIRUPも一瞬戸惑った「友情の確認」があったそう。クリス:そんなふたりとShin Sakiuraの3人で作った曲が、現在『SAISON CARD TOKIO HOT 100』にもエントリーしている『Old Friends』です。これはYonYonさんの新曲ですが、この曲を作った経緯を教えてください。
YonYon:いまYonYonはアルバムを制作しておりまして。アルバムのなかで「友情」というテーマで曲を作りたいなとぼんやり思っていたんです。それで友情をテーマにするならSIRUPくんでしょうって(笑)。
SIRUP:ありがたい、光栄。
YonYon:そう思っていた矢先に、SIRUPくん主催といいますか、対談イベントみたいなところに呼んでいただいて。そこで話したテーマが友情とまでは言わないですが、これまで一緒に切磋琢磨してきたアーティスト仲間、いま自分たちがどういう関係値でどういうことを思って、これからも音楽を続けていくのか、という会話をしたんです。そのときに「これだ」と思いまして、そのイベントが終わった瞬間に電話しました。
クリス:いまの話だと本当にプロデューサーですね。アーティストとひと味違う会話バイブスが伝わってきます。作曲やリリックはどういう担当でやったんですか?
YonYon:メロディと歌詞は自分たちのそれぞれのパートで、トラックメイクはShin Sakiuraくんが担当しています。
クリス:早速、曲を聴いてみましょう。
番組ではYonYonの『Old Friends(feat. SIRUP, Shin Sakiura)』をオンエアした。
Old Friends
YonYon:そうなんですよ。「友だち」というテーマで曲を作りたいなと、まずはSIRUPくんに相談しようと思って電話をかけましたが、先に確認しておこうと思って「もしもし、SIRUPくん。あのさ、うちらって友だちだよね」って(笑)。
SIRUP:いや、本当にビックリしましたよ。変なこと言うんですけど、これで始まる話って怖いじゃないですか。なにかこのあと、すごい……。
クリス:「お金貸してくれ」とかさ、いろいろあるよね。
SIRUP:「どうした?」と。僕は友だちだと思ってますし、8年ぐらい付き合いがあるし、しかも、けっこう深刻な悩みもお互いに時間を作って話すこともあるくらい友だちだったので、すごく驚きました。まあ、大事なファクトチェックですよね。
YonYon:友だちという曲を作るうえで嘘はつきたくなかったので、一回確認をしまして「いや、友だちでしょう」と言われてホッとしました。
クリス:人情にあふれたプロデューサーですね。どういう風に答えたの?
SIRUP:僕はまったく違う、逆の人間なので、わりと自分が「友だちだ」と思ったら友だちみたいな。『週刊少年ジャンプ』の主人公スタイルなんですけど(笑)。「そう思うんだ」とYonYonをまた知ることができたので、より僕としては好きになったというか。ちょっと最初は戸惑いましたけど(笑)。
YonYon:変な質問だったよね。
クリス:でも、うれしいですよね。
SIRUP:めちゃくちゃうれしかったです。
クリス:根っこから、そこからできている曲かもしれませんね。
YonYon:まずはストーリーがあってからの、自然にできた楽曲なのかなと思います。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
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クリス・ペプラー