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TENDRE、活動5周年で「強くなってきた想い」とは?

TENDRE、活動5周年で「強くなってきた想い」とは?

TENDREが、最新EP『IN WONDER-EP』の制作エピソードや、「最近不思議に思っていること」を語った。

TENDREが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。10月4日(水)のオンエア内容をテキストで紹介する。  

音楽活動の第二章がスタート

9月20日、TENDREは最新EP『IN WONDER-EP』をリリース。本作は4月に配信された『BEGINNING-EP』と対となる作品だ。

TENDRE:2023年は活動5周年になれた感謝を形にしていこうと思いました。『BEGINNING-EP』は“はじまり”を語るような作品で、自分1人で音楽を作ってきたけれど、いろんな仲間に支えられてライブでどんどんアレンジが変わったので、再録の曲を入れています。『IN WONDER-EP』に関しては、はじまりを振り返ったうえで「自分はこれからも新しい旅を続けていきたい」といきたいという思いを(込めた)。不思議な(=IN WONDER)縁に恵まれてきたところがあったので、それをタイトルにした感じです。

サッシャ:そうなんだ! 収録曲の『COLORS』は第一章の集大成を表現したものだとお聞きしました。第一章ということは、これから第二章に向かっていくということ?

TENDRE:個人的には向かっている感じがあります。仲間に関しても、最初にドラムの松浦大樹が入ってからどんどん新しい仲間が加わっていって。みんなもどんどん新しい自分のフィールドを持ってきたから、より自分の個としての強さを磨いていきたいという思いがあり、締めくくりではないですけどここまでは「シーズン1」。シーズン2をどうやろうかなって考えるのが楽しい感じですね。

サッシャ:ここまでやってきたことのエッセンスを全部詰め込んで作った曲なんですね。

TENDRE:そうですね。詰め込みつつ、セルフサンプリングみたいなこともしつつ、そのなかで自分が「新しくて面白い」と思うものを見出せたらいいなという思いからいろいろ作りました。

ノイハウス:さまざまな思いが込められているんですね。

番組では『IN WONDER-EP』収録の『COLORS』がオンエアされた。

ノイハウス:こちらはどんなテーマの曲なのでしょうか?

TENDRE:チームでTENDREというものを作ってきたところがあるんですけど、それぞれ人間って自分の色を持っているじゃないですか。そして、僕がたとえば赤と言っても、ほかの人が考える赤って違うものだったりしますよね。それが掛け合わさって違う色になっていくのは面白いよねってことをこの曲で伝えたいと思いました。

サッシャ:『IN WONDER-EP』には4曲収録されていますが、どれも気持ちよく歌っていますね。

TENDRE:ありがとうございます。僕が最初出たときは「マルチプレイヤーのTENDREです」って感じだったんですけど、5年間やってきて「自分はシンガーなんだな」という思いが強くなってきて。高らかに歌うことも静かに歌うことも続けていきたい思いがあり、それを詰め込みました。

サッシャ:特に、4曲目の『DON’T KNOW WHY』ではしっとりとしっかり歌っていますね。

TENDRE:そうですね。正解を必ず音楽で出さないといけないわけじゃないと思っていて。活動の5年間は1年に1枚必ずアルバムを出していたんですけど、答えを必ず出さないといけないって気持ちになっていた時期があったんですね。だけど、その場でしかわからないこともあれば、今わからないこともたくさんあるじゃないですか。「みんなでじっくり考える時間も大事だよね」って思いを4曲目に込めました。

TENDREの“不思議に思っていること”を解決!?

番組では、『IN WONDER-EP』のタイトルにちなんで、TENDREから「最近疑問に思っていること、不思議に思っていること」を伺った。

TENDRE:大きいことから小さいことまでありますけど、パンの耳はなんで耳って言うんだろうなと思っています。

ノイハウス:四角なのになぜ耳と言うのでしょう。

TENDRE:あとは、なんで「最初はグー」なんだろうとか。

サッシャ:答えはご存知ですか?

TENDRE:調べたところ、志村けんさんが生み出したものだそうですね。飲み会で誰かが支払わないといけないとき、酔っぱらっているからじゃんけんのタイミングが取れないから、志村けんさんが「最初はグーを出して」ってところからはじまったらしいです。こうやってずっと語り継がれているのって面白いなって思いました。

サッシャ:パンの耳、生成AIに聞いて、ダブルチェックしたものをお伝えします。昔から日本では端っこのことを耳と呼ぶ文化があったそうです。なぜなら、耳は人間の端っこにある器官だからです。

TENDRE:なるほどね。

サッシャ:パンが普及したのは明治時代以降なので、わりと昔の話ですよね。なので、パンも端も耳と言うようになったそうです。

TENDRE:めっちゃいいコーナーですね。

ノイハウス:答えがわかるのもいいですが、不思議だと思う時間もいいですよね。

TENDRE:探求する時間を大切にしたいなと思います。

TENDREは10月6日(金)よりデビュー5周年ツアー「5th Anniversary concert - Part.2 THIS IS TENDRE」を開催。ツアーの詳細や最新情報は、TENDREの公式サイトまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。

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STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00