ストレイテナー・ホリエアツシが「人生最高のドライブ」を振り返る

ストレイテナー・ホリエアツシが、好きなタイプの車や思い出のドライブを語った。

ホリエが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』（ナビゲーター：LiLiCo・稲葉 友）のワンコーナー「BMW Tokyo DRIVING DAYS」。オンエアは6月9日（金）。

ホリエがボーカルを務める4人組バンド・ストレイテナーは、2023年にバンド結成25周年、メジャーデビュー20周年を迎える。5月24日には1年6カ月ぶりとなる新曲『246』を配信リリース。現在は全国ツアー「2023年 Silver Lining Tour」を開催中。

「四角い造形」に美を感じる

まずホリエは、好きな車のタイプを語った。

ホリエ：四角い車が好きで、ちょっと前の型みたいなものに惹かれがちなんですけど、SUVとか4WDとかを好んで乗っています。僕、建物とかなんでも、けっこうすべてのものに対して四角いものが好きで、カクカクしたものに美を感じるというか。だから昨今の車が四角戻りするパターンもあるじゃないですか。「もっと四角戻りすればいいのにな」って思ってますね（笑）。これから好みが変わる可能性もあるかもしれないですけど、まだ四角いのに惹かれてしまいますね。

車に限らず「四角いもの」が好きだとホリエは続ける。

ホリエ：ビルでも団地が好きなんですよ、子どもの頃に団地で育ったのもあって、四角い建物でコンクリートのあまり飾りっ気のない。でもちょっとずつ違うんですよ、年代によってとか、1個の街のなかでも団地が年月を経てちょっとずつ変わっていってるのにまた惹かれたりとか。マンションも、一昔前の瓦屋根がところどころに配置されているのが好きですね。謎な嗜好ですよね。車関係ない（笑）。

そんなホリエは、20代の頃に「人生最高のドライブ」を経験したようだ。

ホリエ：30歳になるちょい前くらいに、プライベートでイギリスへ旅行に行ったんですけど、国際免許を取って、ロンドンから郊外のほうにドライブしたんですよ。コッツウォルズっていう田舎町に行ってみたくて。イギリスは日本と同じで左車線・右ハンドルで乗りやすかったっていうのもあるんですけど、いまだに風景が思い出されて、人生最高のドライブって感じがしますね。どんどん田舎になっていくので、やっぱり日本のハイウェイとは違う景色じゃないですか。ガソリンスタンドとかそこにくっついてるコンビニみたいなのも楽しかったし、コッツウォルズは周りに畑があって羊とか動物もいたりとか。すごい坂道を下って登るまっすぐな道があって、それも印象深かったですね。あとは、道路の側面の壁も石積みだったり、ずっと昔のまま残っているから、それもまたいいですよね。車に乗って自分で運転してって、海外ではなかなか度胸が出ないんですけど、イギリスだったらハンドルも車線も一緒だし、ラウンドアバウトはけっこうドキドキしましたけど、また行ってみたいですね。

嗜好は性別で変わる…？

「コッツウォルズの風景に癒されるのはすごくわかる」と同意するLiLiCoに、ホリエから「どんな形に美を感じますか」という質問が届いた。同じく団地育ちだというLiLiCoだが、ホリエとは異なる感性を持っているようだ。

LiLiCo：ホリエさんと逆というか、反動で私は丸みのあるものが好き。私、ハート型がすごく好きで、ト音記号もすごく好きだった。あと、小さいときの写真を見ると、しぼんだ風船をずっと持ってるのよ（笑）。それに、そら豆とかもすごくかわいいと思ったりとか、そういうものにパっと目がいくなと思って。稲葉くん、何か好きな形ある？

稲葉：僕は「四角・でか・ゴツい」のが好きですね（笑）。やっぱそういうデザインを見て育ってるのかな。

LiLiCo：いま思ったけど、変わってしまうのはもしかしたら女性かもね。子どもの頃からずっとそれだったから好きっていうのと、なかったものが好きになるというのはあるかもしれない。ごはんとかもそうかも。女性はラタトゥイユとか気になるじゃん。でも夫にいわせると「小さいときなかったものだからわからない」っていう。

稲葉：食べたらおいしいんだけど、選択肢に浮かばない、みたいなね。

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『ALL GOOD FRIDAY』のワンコーナー「BMW Tokyo DRIVING DAYS」では、さまざまなゲストが運転の楽しさ、ドライブのコツ、オススメドライブスポットについて語る。放送は毎週金曜の14時15分から。