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グラミー賞26回、アカデミー賞5回受賞の巨匠 ジョン・ウィリアムズは何が凄い? クラシックソムリエが解説

グラミー賞26回、アカデミー賞5回受賞の巨匠 ジョン・ウィリアムズは何が凄い? クラシックソムリエが解説

クラシックソムリエの田中 泰が、ジョン・ウィリアムズの音楽の魅力やルーツなどを語った。

田中が出演したのは、8月7日(金)放送のJ-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo、稲葉 友)の「LISTEN UP!」。今、気になるヒト・モノ・コトをピックアップするコーナーだ。

あの名作もジョン・ウィリアムズの楽曲

8月の「LISTEN UP!」では、さまざまな角度からジョン・ウィリアムズの魅力に迫る。1週目となるこの日は、『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(月曜~木曜 6:00-9:00)内のコーナー「MORNING CLASSIC」を担当する田中を迎えてお届けした。

8月の「LISTEN UP!」では、さまざまな角度からジョン・ウィリアムズの魅力に迫る。1週目となるこの日は、『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(月曜~木曜 6:00-9:00)内のコーナー「MORNING CLASSIC」を担当する田中を迎えてお届けした。

稲葉:田中さんは1988年にぴあに入社し、一貫してクラシックを担当。2008年に独立後、飛行機の機内クラシックチャンネルの構成や、エッセイの執筆などを手がけていらっしゃいます。

LiLiCo:まずは、クラシックソムリエという肩書きについて教えていただけますか?

田中:ワインのソムリエと同じようなもので、興味はあっても自分で選ぶことができないといった方に、ぴったりのクラシック音楽を選んで差し上げたり、これからコンサートを聴こうという人の背中をちょっと押すようなことをやっています。

稲葉:なるほど。

LiLiCo:音楽家としてのジョン・ウィリアムズは、どのような方なのでしょうか?

田中:1932年生まれの現在94歳で、『ジョーズ』や『スター・ウォーズ』、『スーパーマン』に『E.T.』、『ハリー・ポッター』シリーズなど、100以上のヒット作を手がけている、映画音楽の大巨匠ですよね。

稲葉:すごいなぁ……。

LiLiCo:そうなのよ。だから、もしもジョン・ウィリアムズという名前を聞いたことがなくても、たぶん、みんなファンなのよ。ジョン・ウィリアムズはグラミー賞を26回、アカデミー賞を5回と、数々の賞も受賞していますよね。

田中:はい。さらに指揮者としても活躍していて、最近ではベルリンフィルやウィーンフィルを指揮して自作曲を披露しています。クラシック音楽と何ら変わらないくらいの評価を受けている作曲家ですよね。

音楽の魅力は“オーケストレーション”と“ライトモティーフ”

2024年にはドキュメンタリー映画『ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽』も公開され、劇中でのスティーヴン・スピルバーグとのやり取りも面白かったと語るLiLiCo。続けて、「ジョン・ウィリアムズが手がける映画音楽は、ほかの作曲家のものと何が違うのか」を田中に訊く。

『ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽』|予告編|「スター・ウォーズ」などを手がけた映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズの足跡を辿るオリジナルドキュメンタリー|Disney+ (ディズニープラス)

田中:やっぱり、オーケストレーション(オーケストラ楽器を用いた編曲技術)のうまさですよね。オーケストラを知り尽くしていてメロディーメーカーとしても最高なので、人の気持ちを高揚させる美しいメロディーを駆使しています。また、最大のポイントはライトモティーフという、登場人物や状況などに付随した音楽を使っている点です。たとえば、(『スター・ウォーズ』で)ダース・ベイダーが出てくるときの『帝国のマーチ』が流れると、それだけでダース・ベイダーの雰囲気がぶわっと頭に浮かびますよね。そういう手法が素晴らしく上手いです。

John Williams & Vienna Philharmonic – Williams: Imperial March (from “Star Wars”)

LiLiCo:そうですよね。ちなみに、ジョン・ウィリアムズのルーツとなる作曲家、彼が憧れていた方はいらっしゃるんですか?

田中:クラシックの王道で言うと、ライトモティーフをうまく使ったのはワーグナーなのですが、それ以上に影響を受けたのが、(エーリヒ・ヴォルフガング・)コルンゴルトという天才作曲家です。彼はウィーンで生まれて本当に素晴らしい名声を得たにも関わらず、20代半ばでちょうど戦争が始まって、ナチス・ドイツが侵攻してきたものだからアメリカに逃げて行き、ハリウッドで映画音楽を手がけたんですよ。その手法は300年から400年近いクラシックの歴史のすべてを注ぎ込んだもので、ハリウッドの映画音楽が圧倒的に変わっていきました。コルンゴルトの書いた曲を聴くと、「これ、ジョン・ウィリアムズじゃないの?」と思うくらい雰囲気が似ています。

実際にコルンゴルトが手がけた楽曲「シー・ホーク組曲」を聴いたナビゲーターの2人は、「すごい……」と感嘆の声を漏らす。

田中:似ているでしょう?

LiLiCo:楽器の使い方や、オーケストラだからこその壮大さみたいなところが似ています。

田中:きれいなメロディーも本当にそっくりなんですよ。

クラシックソムリエが選ぶ、花火にマッチする1曲とは…?

LiLiCoがオフィシャルアンバサダーを務める「埼スタ花火 John Williams Fireworks 2026」が、9月5日(土)に埼玉スタジアム2002で開催する。映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズの名曲にのせて1万発以上の花火が打ち上がる一大イベントだ。

LiLiCo:今回の「埼スタ花火 John Williams Fireworks 2026」は花火ですが、田中さんが花火を盛り上げるのにぴったりだと思うジョン・ウィリアムズの楽曲をひとつ挙げるとしたら、何ですか?

田中:1982年公開の映画『E.T.』の『フライング・テーマ』がいいのではないかと思います。

Flying (From "E.T. The Extra-Terrestrial" Soundtrack)

LiLiCo:(花火と音楽を)どういうふうに合わせてくるか、とっても楽しみですよね。

稲葉:たしかに。余韻のパチパチという音も音楽と混ざって、また素敵に聴こえそうだよね。どういう構成になるのか楽しみですね。

田中:そうですね。ドローンとかを飛ばして見てみたいですよね。

最後に、『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』内で、田中が担当するコーナー「MORNING CLASSIC」の8月2週目のテーマを教えてもらった。

田中:お盆の週になりますので、人の心を癒やすレクイエムなどを紹介したいと思っています。

LiLiCo:素敵! 私、「MORNING CLASSIC」のコーナー好きなの。朝は起きた瞬間から忙しいから、聴くと本当に「いいなぁ」と思います。

稲葉:ちょっとスローダウンできるのがいいですね。

LiLiCo:うんうん。ちなみにまだ少し時間がありますが、田中さんの好きな食べ物は何ですか(笑)?

田中:家ではよくおせんべいをかじっていますね(笑)。9月にイタリアへ行くときも、カバンに絶対に入れて行こうと思っています。

田中が担当する『J-WAVE TOKYO MORINIG RADIO』内のコーナー「MORNING CLASSIC」は、毎週月曜から木曜の8時5分ごろよりオンエア。そのほか、最新情報はX公式アカウント(@Sputnik_001)まで。

LiLiCoがオフィシャルアンバサダーを務める「埼スタ花火 John Williams Fireworks 2026」のチケットなどの詳細は、イベントオフィシャルサイトをチェック。

J-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』のコーナー「LISTEN UP!」では、気になるモノ、旬なモノを紹介する。放送は毎週金曜12時10分ごろから。

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