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idom、特徴的な名前は「本名なんです」 子どもの頃は“桃ちゃん”と間違われることも

idom、特徴的な名前は「本名なんです」 子どもの頃は“桃ちゃん”と間違われることも

idomが自身を構成する要素や楽曲制作などについて語った。

idomが登場したのは、4月7日(金)にJ-WAVEで放送された番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo、稲葉 友)。idomは2ndEP『EDEN』を4月12日にリリースした。

idomは4月度、J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内の企画「誰だってNeed music」にも出演中だ。月替りのMCが自身の楽曲のセルフ・ライナーノーツをお届けする企画で、完全版はWEBメディア「THE FIRST TIMES」に掲載されている。

・「誰だってNeed music」はコチラ https://www.thefirsttimes.jp/keywords/2586/

名前は本名から

LiLiCoは冒頭で「idom」という特徴的な名前について「すごい名前だね」と触れ、「どういう由来なの?」と質問を投げかけた。

idom:本名なんです。

LiLiCo・稲葉:え?

idom:僕の本名が、“挑戦する”の漢字の「挑」なんです。

稲葉:挑くんなんだ。

idom:はい。それで英語の表記にするとidomという。

LiLiCo:公園とかで小さいときに遊んでいたら「挑、戻ってきてなさいー!」って?

idom:そうです(笑)。

LiLiCo:名前が珍しいからみんな振り向かない?

idom:漢字だと「挑」って「桃(もも)」に見えるので、よく女の子とかに病院で間違われて「桃ちゃん」みたいな(笑)。

LiLiCo:「桃ちゃん」って言われてすごく大きな人が来るというね(笑)。

稲葉:ラジオでは伝わらない部分ですが、idomさん絶対に背が高いでしょ?

LiLiCo:何センチ?

idom:184センチです。

LiLiCo:9頭身だよね。

idom:あはは(笑)。

LiLiCo:脚がメッチャ長いし、スタイルがいい。

idomの構成要素

初のゲスト出演となったidomには番組恒例の「自分自身を作り上げている大事な構成要素」を3つ挙げてもらった。

idom:「建築」をよく観に行くというのが大事にしていることで。自然との調和というか、そういうのを自分のなかで制作のためにも大事にしているんです。それこそ建物のなかから入ってくる日の光とかをどういう風に計算しているのかとか、材質とか、造形を見るのが好きで。

LiLiCo:(ジャケット写真も)すごくきれいだよね。

idom:ジャケ写やアー写もなんですが、コンクリートの壁のなかから木が生えてきてみたいな。そういう無機質と有機質の融合みたいなものが自分はもともと好きだったので、今回のジャケ写もそういう雰囲気です。

LiLiCo:面白い。そして2つ目はなんでしょう?

idom:「コーヒーブレイク」です。とにかく行き詰まったらコーヒーを飲みに行くようにしていて。

LiLiCo:しかも(外に)飲みに行く?

idom:僕は岡山にずっといるんですが、岡山にすごく好きな焙煎師の方ができて。その方のお店にずっと行って、リフレッシュしてみたいな。

稲葉:お店の雰囲気含めてリラックスということですね。

idom:週6で営業しているんですけけど、週5ぐらい行っています(笑)。

LiLiCo:1日何杯ぐらい飲んじゃうタイプ?

idom:なるべく飲みすぎないように、1日2杯ぐらいにしています。

稲葉:上質なものをね。まあ週5で通っていたら出勤ですけどね。

idom:本当に出勤する感覚です(笑)。

LiLiCo:作ってくださる方もうれしいよね。

idom:すごく仲がいいです。

稲葉:あと1個はなんでしょう?

idom:「断捨離」です。

稲葉:けっこうする?

idom:大体1シーズン1回、だから年に3、4回とか。

稲葉:マメですね。ものを持たない?

idom:結局買っちゃうんですが、なるべく持たない。増えてまた捨ててみたいな。

稲葉:増やさないじゃなくて、ちゃんと減らすんだ。

idom:自分の気持ちも一緒にリフレッシュしたいのもあるし、あとはものにあまり“気”が宿るのが好きじゃなくて。下着とかも一気にバーッて捨ててバーッて買うみたいな。

稲葉:気持ちいいですよね。

idom:そういうのが気持ちいいんです。

稲葉:靴下全部新しくなったときの快感、なんとも言えないけどね。

idom:自分の心境も変わるので、曲に対するモチベーションも違う方向から出たりします。

膨大な数のボーカル録り

アートワークに映像、デザインなどマルチに制作をするidomは特にボーカルの収録が好きなのだそうで、こだわりについて語った。

idom:僕はいままで出した曲全部を自分の家で収録しているんです。スタジオじゃなくて宅録なんですが、多分何千テイク。

稲葉:こんなに「THE FIRST TAKE」が流行っているなか?

idom:真逆をいっています。実験が好きで、自分の声の出し方とかをいろいろ試したくなって。1行1行何回も録るというのを1曲のなかで繰り返すんです。

稲葉:自分の声すらもパーツとして扱えるみたいな感覚なんですね。

idom:本当にそういう感覚で。

稲葉:「この木材を使おう」とか「この素材を使ってみよう」みたいなことを自分の声色とかフレーズでもやれるという。

idom:そうです。だからサウンドデザイン的な感じです。

稲葉:面白い。

LiLiCo:家でレコーディングするという、どういう機械を持っているの?

idom:メチャクチャミニマルで、オーディオインターフェースとコードをつないで、マイクをパソコンにつないでヘッドホンだけみたいな。

稲葉:自分でOKも出さないといけないよね。それこそプロデューサーやディレクション、共同制作の人がいて「もっとこうしてみよう」というアイデアなしで、自分でひたすらなんだ。

idom:とにかく自分で最後まで突き詰めて、何日もかけてテイクしたやつを僕のチームの人とかに聴いてもらって。基本はあまり言われることはないです。最初は仮歌を送るんですけど、その仮歌から全然違う方向に結局持っていく感じです。

LiLiCo:いやあ、ちょっとすごい人が来ちゃったよ。

稲葉:鳥肌が立ちますね。才能という言葉で片づけたら申し訳ないぐらいのしっかりした下地とロジックと実力とみたいな。

idom:とんでもないです。

LiLiCo:親ってどういう人なの?

idom:全然、普通の主婦と父親は土建屋です。

LiLiCo:でも子どもにかっこいい名前をつけて……。

稲葉:お父さんの影響から建物に興味を持つみたいなラインも見えるしね。

LiLiCo:親はなんて言ってるの?

idom:「あんた、音楽なんかできるんや」みたいな(笑)。

稲葉:飲んでて先輩に教えてもらってノリで買ったやつで始めたら「それでメシ食うんかい」って親は思うよね。

稲葉:それこそ音楽をやっていたということも武器の1つとしてまた違うなにかを始める、みたいな可能性も見えそうです。

idom:僕のなかではツールが1個増えた感覚なので「いままで持っていたツールと掛け合わせていろいろまたできないかな?」というのは常々思っています。

稲葉:空間を丸ごとプロデュースできるからね。音と空間と光と建築とみたいな。

idomの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

LiLiCoと稲葉がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は金曜日の11時30分から。

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