BE:FIRSTのSHUNTOが、スケートボードの魅力を語った。また、日本で2回目の開催が迫るアクションスポーツの国際競技会「X Games Chiba 2023」の楽しみ方を、スポーツMC・アリーが解説した。
2人が登場したのは、J-WAVEで4月9日(日)に放送された番組『J-WAVE SELECTION WHAT IS X GAMES?』(ナビゲーター:サッシャ)。
・「X Games Chiba 2023」公式サイト
https://xgamesjapan.com/
まずはスケートボード大好きなSHUNTOが登場。その出会いや魅力について語った。現在は、アーティスト活動に支障が出るような怪我を防ぐために控えているものの、一時期はすごくハマっていたのだという。
SHUNTO:高校時代の友だちとやってたんですけど、学校から帰るときに「今日も行くでしょ?」みたいに言って、家に1回帰って集合して。
サッシャ:愛知県出身ですよね。どんなところでやってたんですか?
SHUNTO:若宮公園のスケートパークとか庄内緑地公園のスケートパークとか。主にそこに行ってました。
サッシャ:毎日?
SHUNTO:ほぼ毎日ですね。レッスン前とかの数時間だけでも行って。
サッシャ:そもそもスケボーをやり始めたきっかけは?
SHUNTO:高校の友だちが先に始めてて、その頃、歌とかダンスに悩みが多かった時期で、気分転換にできることはないかなって探していたときに、ちょうどスケボーと出会って「これめっちゃいい」ってなったのが最初ですね。
サッシャ:最初、どんな印象だったんですか。
SHUNTO:(見ていると)簡単そうにやるからできそうって思ってたんですけど、怖いくらい難しくてビックリして(笑)。普通に滑るのでさえもスルッといっちゃうので、やり込みできる感じを発見できたのがハマったきっかけでしたね。
SHUNTOは「きれいにメイク(技を成功させること)したときの足裏に伝わる感覚が心地よい」とスケートボードの楽しさを語る。
SHUNTO:スケボーって空中で板を足裏でキャッチして着地するのがいいって言われていて、それができたときの音も最高ですし、高揚感もすごくてやめられなくなる1つの理由でしたね。
サッシャ:自分でやり始めると、(人のスケボーを大会や動画などで)観たりもするんですか。
SHUNTO:めちゃくちゃ観ますね。主に、スケボーを配信するYouTuberの方の講座とかを観てましたね。もともと、大会とかを観てスケボーを始めたわけではなく、自分もストリートでやっていった感じなので、技の講座動画を特に観てましたね。大会は1回、お仕事で生で観させていただいたのが初めてでした。
SHUNTO:服装に関してはめちゃくちゃ変わった気がします。当時からめっちゃオーバーサイズの服を着るようになったりとかが増えましたね。実際にパークで観た人たちのストリートファッションに結構くらっていて、「こういう着こなしでこういうスタイルの滑り方をするんだ。カッコいい」って思ったりしてましたね。
サッシャ:取り入れたものとかありますか?
SHUNTO:ハンチング帽とか。「ハンチング帽かぶりながらスケボーやる!?」と思って。(ハンチング帽をかぶっていた)その人は、めちゃくちゃカッコよくて技もバンバン決めていくから、憧れて買っちゃいましたね。
サッシャ:ハンチング帽をかぶってスケボーやりました?
SHUNTO:やってないです。かぶったら、その人に言われそうだなって思って(笑)。それこそ、スケボーを始めてから、ビーニーはかぶり始めましたね。スケボー始めてなかったらかぶってなかったかもしれないレベルですね。
サッシャ:音楽も影響を受けました?
SHUNTO:その時期は、日本語のヒップホップをめちゃくちゃ聴いてました。自分のなかでしっくりきて、滑ってるときも日本語だから意味がわかるし、意識して聴いても意味が理解できるから、いいリリックとかに胸打たれて熱くなったりしてスケボーもはかどるみたいなことはめちゃくちゃありましたね。
サッシャは「ストリートカルチャーから学んだことや、今も大切にしていることはありますか」と質問。SHUNTOは「自分を信じること」と答える。
SHUNTO:ストリートカルチャーって、毛嫌いされてる部分もあるじゃないですか。日本だと、スケボーは街中でやっちゃダメだと規制されていたりする。危ないから、というのは、もちろんそうなんですけど……兼ね合いがすごく難しいと感じます。スケボーに乗っているということは、カルチャーを維持する一員になっていることでもあるじゃないですか。カルチャーをのちに繋いでいくっていうところが、すごく難しいなって思います。
サッシャ:海外では、(安全面で)いいかどうかはおいといて、手すりとかで滑るようなところからカルチャーが始まっているわけだもんね。チャレンジした人がいるから、最終的に競技になっていったわけだから。
SHUNTO:そうです、そうです。そこらへんは難しいなと感じました。
サッシャ:でも、自分を信じることはそこから学んだ?
SHUNTO:そうですね。結局、人の気持ち(の問題)じゃないですか。だから、そこのせめぎ合いじゃないですけど、いいところを突いて、どっちも嫌な思いをしないような。そこで自分が折れるわけではなく、そういうところでしっかりと意思を見せていくのは大事なのかなって思います。
サッシャ:自分を信じることがアーティスト活動につながっていることはあるんですか。
SHUNTO:相当ありますね。デビューしたときに「実感があんまりわかない」といろんなところで言ってたんですけど、自分に自信を持つことで、プロとして働いている者として責任感をちゃんと持てるようになりましたね。
サッシャ:そういう自分を信じることがスケボーとかパークとかで学んだことでもあると。めちゃくちゃスケボーが今に役立ってますね。
SHUNTO:めちゃくちゃ活きてると思います。
サッシャ:X Gamesは当然、スケボーはあるわけですが、他の競技もありますよね。まずはなんといってもBMXですよね。乗ったことあります?
SHUNTO:乗ったことはないですけど、一緒に滑ってることはありましたね。
アリー:スケートボードをやったら隣でBMXに乗ってる人も多いし、一緒にセッションすることもあると思いますからね。
サッシャ:あらためてBMXはどんな競技ですか?
アリー:20インチのタイヤで今回はストリート、パーク、さらにパークベストトリックがあります。自転車でそもそもあのコースを走り回ってトリックを入れまくるわけですよね。
サッシャ:もう1つがMoto Xですよね。
アリー:バイクで宙を舞うわけですから。
サッシャ:去年、僕は声出しちゃいけないから心の声が枯れました。
アリー:そもそもモトクロスバイクって100キロくらいする車重なんですよ。それと体が一緒になって飛んで、単に飛ぶだけじゃなくてひねったりして。今年はベストトリックになるので、選手の持っている最高難易度のトリックを出してくるわけです。
アリー:あと言い忘れたんですけど、BMXは今年もフラットランドもあります。
サッシャ:去年久しぶりにX Gamesで復活したんですよね。
アリー:19年ぶりに復活して、日本人選手の早川起生が優勝したという感動的な瞬間でした。
サッシャ:フラットランドは体操で言う床競技みたいなものをBMXでやるみたいな。
アリー:かつフィギュアスケートのBMX版っていう言い方をするライダーもいますね。
ここでアリーが注目選手として、スケートボード界のレジェンド、トニー・ホークの名を挙げた。
アリー:御年、54歳で5月12日が誕生日なんです。X Gamesの期間中なんです。
サッシャ:誕生日祝いですごいパフォーマンスを見せてくれるんですかね。
アリー:ベストトリックで出場しますからね。54歳、55歳でベストトリックに出場するんですよ。いぶし銀のトリックを1本1本みせてくれるっていう。
サッシャ:野球で言えば長嶋茂雄さんの現役のプレーが観れるとかそういうレベルですか?
アリー:本当にそうですね。それでホームラン打っちゃうみたいな。
サッシャ:日本勢でも去年はメダル独占の競技もありましたけど、対向する日本勢としては?
アリー:スケートボードのバートに関しては芝田モトが昨年もメダル獲ってますし、BMXのフラットランドで言うと地元の佐々木 元もいますし、さらにはストリート女子スケートボードは西矢 椛が昨年体調不良で出場できなかったので(今年は注目ですね)。本国でも金メダルを獲ってるんですよね。あとは「X Games Chiba」での金メダルを獲れるかどうかですが、そうは簡単に勝てない招待選手たちがズラッと揃っていますから、すごいセッションになると思います。
SHUNTO:行きたいです。観たいです!
アリー:スケジュールをどうにかしてください(笑)。
アリー:それぞれでいいと思うんです。できる人は事前に選手の情報とかトリックの情報をちょっとでも調べてもらうと「あのトリックでた!」とかなるんですけど、もちろん予習がなくても楽しめるし、いろんなものがミックスされていくんです。あっちでスケートボードをやっていて、こっちでBMXをやって、Moto Xは飛んでるし、ライブパフォーマンスもあるし。
サッシャ:あと野球場なのでいろんな場所で観られますよね。
アリー:今回のチケットは自由席の方は自由席内で一塁側、三塁側と自由に移動してもらえるんですけど、規定のボックス席を取っているみなさんはグラウンドレベルに降りることができるんです。
SHUNTO:ええ、すご!
アリー:一塁側の指定を取っておいて、三塁側の競技はグラウンドに降りて観れば真下・真横から観ることができる。昨年はいろんな制限があったのでそれが1部しかできなかったんですが、今年はセクションのまわりでうわっとファンがいるなかでライダーたち、選手たちはトリックを決めるわけです。
サッシャ:歓声もあがるでしょうね。
アリー:ミスって痛い思いをして、また立ち上がって二度三度やって、最後メイクしたらうわって歓声が上がる。その瞬間を共有できます。
SHUNTOは今回のX Gamesは歓声も楽しみの1つだと話す。
SHUNTO:コロナがあったっていうことで他の大会とか静かだったけど、やっと歓声が上がるってなったときの選手たちの緊張もちょっとありそうだなって。
アリー:それはあると思います。
SHUNTO:そこもめっちゃ楽しみですね。そのなかでめちゃくちゃ逆境に強い選手とかがバシバシ技を決めたりするのも気になるなって。
アリー:その緊張をたぶん彼らはパワーに変えるんですよね。選手たちも「3年ぶりの歓声ヤバいな、でもこれだ」って徐々に思い出してくると思うんですよね。それでトリックをバシッと決めてくれる。
サッシャ:来てくれるみなさんが、選手たちのパフォーマンスを上げるわけですね。
アリー:一緒に会場を作っていくという感覚になれると思います。
サッシャ:いつも以上の技にチャレンジしてくれそうですよね。
アリー:X Gamesはそういう舞台なので、選手たちもこの日のためにベストトリックとか今まで見せていなかったようなトリックを絶対今練習してると思うんですよ。その披露の舞台ですから、自然と声が出ちゃうと思います。
その他にも、今年もフードやグッズも充実するとアリーは語った。
最後に、X Gamesの魅力を知ったSHUNTOは「自分はスケートボードしかやってこなかったので、他の競技のよさもすごく伝わってきたし、めちゃくちゃ一緒に盛り上がっていきたい」と語った。
「X Games Chiba 2023」の詳細は、公式サイトまで。
・「X Games Chiba 2023」公式サイト
https://xgamesjapan.com/
2人が登場したのは、J-WAVEで4月9日(日)に放送された番組『J-WAVE SELECTION WHAT IS X GAMES?』(ナビゲーター:サッシャ)。
SHUNTO、スケボーの楽しさを語る「音も最高」
世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会「X Games Chiba 2023」は、5月12日(金)、13日(土)、14日(日)に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催。スケートボード、BMX、Moto Xなどの人気アクションスポーツ競技が3日間にわたって繰り広げられる。・「X Games Chiba 2023」公式サイト
https://xgamesjapan.com/
まずはスケートボード大好きなSHUNTOが登場。その出会いや魅力について語った。現在は、アーティスト活動に支障が出るような怪我を防ぐために控えているものの、一時期はすごくハマっていたのだという。
SHUNTO:高校時代の友だちとやってたんですけど、学校から帰るときに「今日も行くでしょ?」みたいに言って、家に1回帰って集合して。
サッシャ:愛知県出身ですよね。どんなところでやってたんですか?
SHUNTO:若宮公園のスケートパークとか庄内緑地公園のスケートパークとか。主にそこに行ってました。
サッシャ:毎日?
SHUNTO:ほぼ毎日ですね。レッスン前とかの数時間だけでも行って。
サッシャ:そもそもスケボーをやり始めたきっかけは?
SHUNTO:高校の友だちが先に始めてて、その頃、歌とかダンスに悩みが多かった時期で、気分転換にできることはないかなって探していたときに、ちょうどスケボーと出会って「これめっちゃいい」ってなったのが最初ですね。
サッシャ:最初、どんな印象だったんですか。
SHUNTO:(見ていると)簡単そうにやるからできそうって思ってたんですけど、怖いくらい難しくてビックリして(笑)。普通に滑るのでさえもスルッといっちゃうので、やり込みできる感じを発見できたのがハマったきっかけでしたね。
SHUNTOは「きれいにメイク(技を成功させること)したときの足裏に伝わる感覚が心地よい」とスケートボードの楽しさを語る。
SHUNTO:スケボーって空中で板を足裏でキャッチして着地するのがいいって言われていて、それができたときの音も最高ですし、高揚感もすごくてやめられなくなる1つの理由でしたね。
サッシャ:自分でやり始めると、(人のスケボーを大会や動画などで)観たりもするんですか。
SHUNTO:めちゃくちゃ観ますね。主に、スケボーを配信するYouTuberの方の講座とかを観てましたね。もともと、大会とかを観てスケボーを始めたわけではなく、自分もストリートでやっていった感じなので、技の講座動画を特に観てましたね。大会は1回、お仕事で生で観させていただいたのが初めてでした。
「自分を信じること」をストリートカルチャーから学んだ
ストリートカルチャーの代名詞の1つでもあるスケートボードを楽しむことで、SHUNTOは競技だけではなくそのカルチャーにも影響を受けたという。SHUNTO:服装に関してはめちゃくちゃ変わった気がします。当時からめっちゃオーバーサイズの服を着るようになったりとかが増えましたね。実際にパークで観た人たちのストリートファッションに結構くらっていて、「こういう着こなしでこういうスタイルの滑り方をするんだ。カッコいい」って思ったりしてましたね。
サッシャ:取り入れたものとかありますか?
SHUNTO:ハンチング帽とか。「ハンチング帽かぶりながらスケボーやる!?」と思って。(ハンチング帽をかぶっていた)その人は、めちゃくちゃカッコよくて技もバンバン決めていくから、憧れて買っちゃいましたね。
サッシャ:ハンチング帽をかぶってスケボーやりました?
SHUNTO:やってないです。かぶったら、その人に言われそうだなって思って(笑)。それこそ、スケボーを始めてから、ビーニーはかぶり始めましたね。スケボー始めてなかったらかぶってなかったかもしれないレベルですね。
サッシャ:音楽も影響を受けました?
SHUNTO:その時期は、日本語のヒップホップをめちゃくちゃ聴いてました。自分のなかでしっくりきて、滑ってるときも日本語だから意味がわかるし、意識して聴いても意味が理解できるから、いいリリックとかに胸打たれて熱くなったりしてスケボーもはかどるみたいなことはめちゃくちゃありましたね。
サッシャは「ストリートカルチャーから学んだことや、今も大切にしていることはありますか」と質問。SHUNTOは「自分を信じること」と答える。
SHUNTO:ストリートカルチャーって、毛嫌いされてる部分もあるじゃないですか。日本だと、スケボーは街中でやっちゃダメだと規制されていたりする。危ないから、というのは、もちろんそうなんですけど……兼ね合いがすごく難しいと感じます。スケボーに乗っているということは、カルチャーを維持する一員になっていることでもあるじゃないですか。カルチャーをのちに繋いでいくっていうところが、すごく難しいなって思います。
サッシャ:海外では、(安全面で)いいかどうかはおいといて、手すりとかで滑るようなところからカルチャーが始まっているわけだもんね。チャレンジした人がいるから、最終的に競技になっていったわけだから。
SHUNTO:そうです、そうです。そこらへんは難しいなと感じました。
サッシャ:でも、自分を信じることはそこから学んだ?
SHUNTO:そうですね。結局、人の気持ち(の問題)じゃないですか。だから、そこのせめぎ合いじゃないですけど、いいところを突いて、どっちも嫌な思いをしないような。そこで自分が折れるわけではなく、そういうところでしっかりと意思を見せていくのは大事なのかなって思います。
サッシャ:自分を信じることがアーティスト活動につながっていることはあるんですか。
SHUNTO:相当ありますね。デビューしたときに「実感があんまりわかない」といろんなところで言ってたんですけど、自分に自信を持つことで、プロとして働いている者として責任感をちゃんと持てるようになりましたね。
サッシャ:そういう自分を信じることがスケボーとかパークとかで学んだことでもあると。めちゃくちゃスケボーが今に役立ってますね。
SHUNTO:めちゃくちゃ活きてると思います。
スケートボード界のレジェンドも来日「X Games Chiba 2023」
ここからはスポーツMC・アリーも登場し、X Gamesの魅力に迫った。サッシャ:X Gamesは当然、スケボーはあるわけですが、他の競技もありますよね。まずはなんといってもBMXですよね。乗ったことあります?
SHUNTO:乗ったことはないですけど、一緒に滑ってることはありましたね。
アリー:スケートボードをやったら隣でBMXに乗ってる人も多いし、一緒にセッションすることもあると思いますからね。
サッシャ:あらためてBMXはどんな競技ですか?
アリー:20インチのタイヤで今回はストリート、パーク、さらにパークベストトリックがあります。自転車でそもそもあのコースを走り回ってトリックを入れまくるわけですよね。
サッシャ:もう1つがMoto Xですよね。
アリー:バイクで宙を舞うわけですから。
サッシャ:去年、僕は声出しちゃいけないから心の声が枯れました。
アリー:そもそもモトクロスバイクって100キロくらいする車重なんですよ。それと体が一緒になって飛んで、単に飛ぶだけじゃなくてひねったりして。今年はベストトリックになるので、選手の持っている最高難易度のトリックを出してくるわけです。
アリー:あと言い忘れたんですけど、BMXは今年もフラットランドもあります。
サッシャ:去年久しぶりにX Gamesで復活したんですよね。
アリー:19年ぶりに復活して、日本人選手の早川起生が優勝したという感動的な瞬間でした。
サッシャ:フラットランドは体操で言う床競技みたいなものをBMXでやるみたいな。
アリー:かつフィギュアスケートのBMX版っていう言い方をするライダーもいますね。
ここでアリーが注目選手として、スケートボード界のレジェンド、トニー・ホークの名を挙げた。
アリー:御年、54歳で5月12日が誕生日なんです。X Gamesの期間中なんです。
サッシャ:誕生日祝いですごいパフォーマンスを見せてくれるんですかね。
アリー:ベストトリックで出場しますからね。54歳、55歳でベストトリックに出場するんですよ。いぶし銀のトリックを1本1本みせてくれるっていう。
サッシャ:野球で言えば長嶋茂雄さんの現役のプレーが観れるとかそういうレベルですか?
アリー:本当にそうですね。それでホームラン打っちゃうみたいな。
サッシャ:日本勢でも去年はメダル独占の競技もありましたけど、対向する日本勢としては?
アリー:スケートボードのバートに関しては芝田モトが昨年もメダル獲ってますし、BMXのフラットランドで言うと地元の佐々木 元もいますし、さらにはストリート女子スケートボードは西矢 椛が昨年体調不良で出場できなかったので(今年は注目ですね)。本国でも金メダルを獲ってるんですよね。あとは「X Games Chiba」での金メダルを獲れるかどうかですが、そうは簡単に勝てない招待選手たちがズラッと揃っていますから、すごいセッションになると思います。
SHUNTO:行きたいです。観たいです!
アリー:スケジュールをどうにかしてください(笑)。
グラウンドレベルで観戦できる席も
X Gamesの楽しみ方について訊かれたアリーは、「楽しみ方は自由自在」と語る。アリー:それぞれでいいと思うんです。できる人は事前に選手の情報とかトリックの情報をちょっとでも調べてもらうと「あのトリックでた!」とかなるんですけど、もちろん予習がなくても楽しめるし、いろんなものがミックスされていくんです。あっちでスケートボードをやっていて、こっちでBMXをやって、Moto Xは飛んでるし、ライブパフォーマンスもあるし。
サッシャ:あと野球場なのでいろんな場所で観られますよね。
アリー:今回のチケットは自由席の方は自由席内で一塁側、三塁側と自由に移動してもらえるんですけど、規定のボックス席を取っているみなさんはグラウンドレベルに降りることができるんです。
SHUNTO:ええ、すご!
アリー:一塁側の指定を取っておいて、三塁側の競技はグラウンドに降りて観れば真下・真横から観ることができる。昨年はいろんな制限があったのでそれが1部しかできなかったんですが、今年はセクションのまわりでうわっとファンがいるなかでライダーたち、選手たちはトリックを決めるわけです。
サッシャ:歓声もあがるでしょうね。
アリー:ミスって痛い思いをして、また立ち上がって二度三度やって、最後メイクしたらうわって歓声が上がる。その瞬間を共有できます。
SHUNTOは今回のX Gamesは歓声も楽しみの1つだと話す。
SHUNTO:コロナがあったっていうことで他の大会とか静かだったけど、やっと歓声が上がるってなったときの選手たちの緊張もちょっとありそうだなって。
アリー:それはあると思います。
SHUNTO:そこもめっちゃ楽しみですね。そのなかでめちゃくちゃ逆境に強い選手とかがバシバシ技を決めたりするのも気になるなって。
アリー:その緊張をたぶん彼らはパワーに変えるんですよね。選手たちも「3年ぶりの歓声ヤバいな、でもこれだ」って徐々に思い出してくると思うんですよね。それでトリックをバシッと決めてくれる。
サッシャ:来てくれるみなさんが、選手たちのパフォーマンスを上げるわけですね。
アリー:一緒に会場を作っていくという感覚になれると思います。
サッシャ:いつも以上の技にチャレンジしてくれそうですよね。
アリー:X Gamesはそういう舞台なので、選手たちもこの日のためにベストトリックとか今まで見せていなかったようなトリックを絶対今練習してると思うんですよ。その披露の舞台ですから、自然と声が出ちゃうと思います。
その他にも、今年もフードやグッズも充実するとアリーは語った。
最後に、X Gamesの魅力を知ったSHUNTOは「自分はスケートボードしかやってこなかったので、他の競技のよさもすごく伝わってきたし、めちゃくちゃ一緒に盛り上がっていきたい」と語った。
「X Games Chiba 2023」の詳細は、公式サイトまで。
・「X Games Chiba 2023」公式サイト
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番組情報
- J-WAVE SELECTION WHAT IS X GAMES?
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2023年4月9日(日)22:00-22:54
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サッシャ