J-WAVEの番組『STEP ONE』には、気になる海外ニュースをお伝えする「CHINTAI GLOBAL BEATS」というコーナーがある。ここでは2023年2月にオンエアされた同コーナーから、イチオシトピックを紹介する。
【オンエア:2023年2月13日(月)/ナビゲート:サッシャ、中田花奈】
サッシャ:外国人家族として住みやすい国を聞いたものでして、「子どもを育てるのにいい国はどこですか」「子どもとして育ってよかった国は?」などのアンケートを取ったそうです。将来移住をするとか駐在をするといったときにヒントになると思います。
1:日本
・子どもたちの健康度がもっとも高く、子どもの死亡率と肥満率が低い。
・都市の緑地割合が多く、交通事故の発生率が低い。
・大気汚染、水質汚染のレベルが低い。
・全体的な殺人発生率が低い。
サッシャ:日本は100万人あたり2人の殺人発生率です。これは圧倒的に低くて、アメリカの場合は53人、カナダは18人。安全と言われているオーストラリアでも8人です。
中田:そんなに多いんですか!?
サッシャ:日本では小学校1年生が1人でバスに乗って学校に行く子どもがいますよね。外国人はこれに驚くそうです。それだけ安全ということですよね。
2:エストニア
・大気汚染、騒音公害、農薬による健康被害が少ない。
・都市の緑地割合が多く、公園などの施設充実度が高い。
・世界で2番目に未熟児が生まれる割合が低い。
・教育水準が高く、アジア以外のどの国よりも優れた数学、科学、識字能力を持つ。
サッシャ:幼稚園からタブレット学習をしているそうです。そして、エストニアは育児休暇がすごい! 妊娠中は100日、お父さんは30日、子どもが3歳になるまでわけて使える有給育児休暇があります。そのうち60日までは、両親が同時に取得できます。さらには、子どもが14歳になるまでは両親ともに年10日の有給育児休暇が取れるそうです。
中田:国が動いて、いい環境を作っているんですね。
3:スペイン
・ユニセフの子どもを取り巻く環境のランキングでトップ評価。
・大気汚染、水質汚染による子どもの罹患率が低い。
・子どもの精神的幸福度が世界3位。
・「簡単に友達を作ることができる」と言う子どもの数が1位。
・思春期の自殺が低い。
サッシャ:育児休暇はフリーランスも含めて16週間取れます。母親は3歳まで育児で仕事を離れたり労働時間を減らしたりが自由にできます。ただ、その代わりに待機児童が増えているのが問題にはなっているそうです。
4:フィンランド
・子どもの生活環境が世界1位、子どもの周囲環境が世界2位。
・子どもの学力(読み書き能力と数学能力)がトップクラス。
サッシャ:有給育児休暇が14ヵ月です。子どもが3歳になるまでは特別休暇も認められます。
5:オランダ
・ユニセフによる子どもに関する総合リストトップ。
・子どものメンタルヘルスが1位。
・15歳の子どもを対象とした人生の満足度調査では9割が「満足」と回答。
・「簡単に友達を作ることができる」と言う子どもの数が1位(スペインと同順)。
サッシャ:「特別になりなさい」と言われることがあまりなくて、「普通でいいんだよ。それだけで素晴らしいことだから」というマインドなんですって。ですから、子どもがプレッシャーを感じにくい。そして、親は16週間の全額支給の育児休暇があり、一部支給の育児休暇も6週間追加で取れます。さらに、8歳までは無給であればいつでも育児休暇が取れる制度になっています。
中田:すごい。国が保障してくれるのはいいですよね。日本でも課題になっているものがありますからね。
サッシャ:そうですね。(育児休暇は)フリーランスってないじゃないですか。スペインは有給で取れますからね。日本も1位を目指しましょう!
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「CHINTAI GLOBAL BEATS」では、グローバルな視点から、とれたての最新情報と話題の新曲をお届け。放送は毎週月曜日から木曜日の12時5分ごろから。
【オンエア:2023年2月13日(月)/ナビゲート:サッシャ、中田花奈】
外国人が子育てに適していると感じた国は?
2023年2月、 BBCは「世界で子育てがしやすい国」を5つ紹介した。記事はユニセフによる調査結果をまとめたものであり、国外から移住してきた家族の声を集めた結果が記されている。サッシャ:外国人家族として住みやすい国を聞いたものでして、「子どもを育てるのにいい国はどこですか」「子どもとして育ってよかった国は?」などのアンケートを取ったそうです。将来移住をするとか駐在をするといったときにヒントになると思います。
1:日本
・子どもたちの健康度がもっとも高く、子どもの死亡率と肥満率が低い。
・都市の緑地割合が多く、交通事故の発生率が低い。
・大気汚染、水質汚染のレベルが低い。
・全体的な殺人発生率が低い。
サッシャ:日本は100万人あたり2人の殺人発生率です。これは圧倒的に低くて、アメリカの場合は53人、カナダは18人。安全と言われているオーストラリアでも8人です。
中田:そんなに多いんですか!?
サッシャ:日本では小学校1年生が1人でバスに乗って学校に行く子どもがいますよね。外国人はこれに驚くそうです。それだけ安全ということですよね。
2:エストニア
・大気汚染、騒音公害、農薬による健康被害が少ない。
・都市の緑地割合が多く、公園などの施設充実度が高い。
・世界で2番目に未熟児が生まれる割合が低い。
・教育水準が高く、アジア以外のどの国よりも優れた数学、科学、識字能力を持つ。
サッシャ:幼稚園からタブレット学習をしているそうです。そして、エストニアは育児休暇がすごい! 妊娠中は100日、お父さんは30日、子どもが3歳になるまでわけて使える有給育児休暇があります。そのうち60日までは、両親が同時に取得できます。さらには、子どもが14歳になるまでは両親ともに年10日の有給育児休暇が取れるそうです。
中田:国が動いて、いい環境を作っているんですね。
3:スペイン
・ユニセフの子どもを取り巻く環境のランキングでトップ評価。
・大気汚染、水質汚染による子どもの罹患率が低い。
・子どもの精神的幸福度が世界3位。
・「簡単に友達を作ることができる」と言う子どもの数が1位。
・思春期の自殺が低い。
サッシャ:育児休暇はフリーランスも含めて16週間取れます。母親は3歳まで育児で仕事を離れたり労働時間を減らしたりが自由にできます。ただ、その代わりに待機児童が増えているのが問題にはなっているそうです。
4:フィンランド
・子どもの生活環境が世界1位、子どもの周囲環境が世界2位。
・子どもの学力(読み書き能力と数学能力)がトップクラス。
サッシャ:有給育児休暇が14ヵ月です。子どもが3歳になるまでは特別休暇も認められます。
5:オランダ
・ユニセフによる子どもに関する総合リストトップ。
・子どものメンタルヘルスが1位。
・15歳の子どもを対象とした人生の満足度調査では9割が「満足」と回答。
・「簡単に友達を作ることができる」と言う子どもの数が1位(スペインと同順)。
サッシャ:「特別になりなさい」と言われることがあまりなくて、「普通でいいんだよ。それだけで素晴らしいことだから」というマインドなんですって。ですから、子どもがプレッシャーを感じにくい。そして、親は16週間の全額支給の育児休暇があり、一部支給の育児休暇も6週間追加で取れます。さらに、8歳までは無給であればいつでも育児休暇が取れる制度になっています。
中田:すごい。国が保障してくれるのはいいですよね。日本でも課題になっているものがありますからね。
サッシャ:そうですね。(育児休暇は)フリーランスってないじゃないですか。スペインは有給で取れますからね。日本も1位を目指しましょう!
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「CHINTAI GLOBAL BEATS」では、グローバルな視点から、とれたての最新情報と話題の新曲をお届け。放送は毎週月曜日から木曜日の12時5分ごろから。
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