4人組バンド・DENIMSの釜中健伍(Vo, G)が、自身の音楽のルーツや、楽曲『Life Is Good』に込めた想いを明かした。
釜中が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは1月23日(月)、24日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
釜中:ニューアルバム『ugly beauty』はソウルやロック、ファンク、ジャズなど、さまざまな音楽性に挑戦しながらもDENIMSらしさが詰まったバラエティ豊富な1枚になっているかなと思います。
そのアルバムの1曲目が『Life Is Good』です。こちらはちょっとソウルっぽいオケに、いつものDENIMSらしい歌を乗せているんですが、人生ってあまりうまくいかなかったり、そういうことがたくさんあると思うんです。でもそんな中でも「人生捨てたもんじゃない」ということを歌いたくて、そういう気持ちで『Life Is Good』を作りました。
DENIMSらしさについてですけど、DENIMSはけっこう「爽やかでおしゃれっぽい音楽」と言われることがあります。でも、どう頑張っても人間臭さというか、泥臭い部分がDENIMSの音楽にはあると思っていて。それと、普段あまり着ない服とかもカジュアルに着こなすような、そういった感覚がDENIMSらしいところなのかなって感じます。
『Life Is Good』で注目してほしい点は、いつも通り十六分音符でラップっぽい歌の乗せ方なんですけど、やっぱりBメロ〜サビにおいて転調があるので、きらびやかなサビになっているかなと思います。それとドラムとベースの細かいアンサンブルが気持ちいいので、首を振りながらダンスするような気持ちで聴いてもらえたらって思います。
今後の曲作りについてですけど、アルバム制作以降も既にたくさんの曲が生まれています。今まで挑戦していなかった音楽性だったり、言っていなかった言葉だったりを使って歌詞を仕上げている曲がすでにできてきているので、またリリースして、どんどん躍進していきたいなと思います。
普段、生活していてうまくいかないこともたくさんあると思いますが、この楽曲を聴いて前向きになってもらえたらって思います。すべては『Life Is Good』ということで!
釜中:その頃の僕は……バンドもやってなかったのかな。でも周りにはラップをしている友だちがいて、HIPHOPグループがたくさんある中で、僕もそういうイベントに出たいな、なんて漠然と思っていました。すでにギターは弾いていたので。
もともとソウルとかブルースとかが好きで、でもそういったジャンルのルーツミュージックだけを聴いていたわけじゃなくて、HIPHOPも好きでした。そんな中で、G. Love & Special Sauceと出会って、ブルースとラップを混ぜたようなミクスチャーの感じに惹かれて。古き良きものを知りながら、新しいことをしているそんな雰囲気にビビッときたのを覚えています。
G. Love & Special Sauceは3ピースバンドでドラム、ウッドベース、そしてギターボーカルで構成させているんですけど、ボーカルはエレキを弾きながら首にハーモニカをぶら下げて、ブルージーなフレーズを吹いたり、ウッドベースもすごく生々しいジャジーな音を大切にしています。
そんなブラックミュージック的な楽曲に惹かれました。出会ったときに「僕はこういう雰囲気のバンドがやりたいんだ」って思って、ただただ新しいものを求めるのではなく、温故知新と言いますか、ルーツを掘り下げて、ブルースだったりソウルだったりを新しいものとミックスさせていくという姿勢。それが今の僕たちの楽曲作りの根底にもなっています。
G. Love & Special Sauceの“新しいものと古き良きものをミックスさせる姿勢”に惹かれたという釜中。そんなサウンドに刺激されたことが、今の釜中のミュージシャンとしての姿勢を作り上げたようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【DENIMS 釜中健伍 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
釜中が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは1月23日(月)、24日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
おしゃれだけど人間臭さのある音楽
2012年に大阪で結成されたDENIMS。1月18日におよそ3年ぶりとなるフルアルバム『ugly beauty』をリリースした。その中の収録曲『Life Is Good』は「J-WAVE SONAR TRAX」にも選出されている。今回は釜中に同曲で表現した、DENIMSらしさについて語ってもらった。そのアルバムの1曲目が『Life Is Good』です。こちらはちょっとソウルっぽいオケに、いつものDENIMSらしい歌を乗せているんですが、人生ってあまりうまくいかなかったり、そういうことがたくさんあると思うんです。でもそんな中でも「人生捨てたもんじゃない」ということを歌いたくて、そういう気持ちで『Life Is Good』を作りました。
DENIMSらしさについてですけど、DENIMSはけっこう「爽やかでおしゃれっぽい音楽」と言われることがあります。でも、どう頑張っても人間臭さというか、泥臭い部分がDENIMSの音楽にはあると思っていて。それと、普段あまり着ない服とかもカジュアルに着こなすような、そういった感覚がDENIMSらしいところなのかなって感じます。
『Life Is Good』で注目してほしい点は、いつも通り十六分音符でラップっぽい歌の乗せ方なんですけど、やっぱりBメロ〜サビにおいて転調があるので、きらびやかなサビになっているかなと思います。それとドラムとベースの細かいアンサンブルが気持ちいいので、首を振りながらダンスするような気持ちで聴いてもらえたらって思います。
今後の曲作りについてですけど、アルバム制作以降も既にたくさんの曲が生まれています。今まで挑戦していなかった音楽性だったり、言っていなかった言葉だったりを使って歌詞を仕上げている曲がすでにできてきているので、またリリースして、どんどん躍進していきたいなと思います。
普段、生活していてうまくいかないこともたくさんあると思いますが、この楽曲を聴いて前向きになってもらえたらって思います。すべては『Life Is Good』ということで!
自分がやりたいバンドの雰囲気に、G. Love & Special Sauceと出会って気づいた
ニューアルバム『ugly beauty』でソウルやロック、ファンク、ジャズなど、さまざまな音楽性に挑戦したというDENIMSの釜中。そんな釜中のルーツミュージックは、G. Love & Special Sauceの『Garbage Man』。20歳前後という、子どもから大人へとステージが変わる年齢で出会ったという。釜中:その頃の僕は……バンドもやってなかったのかな。でも周りにはラップをしている友だちがいて、HIPHOPグループがたくさんある中で、僕もそういうイベントに出たいな、なんて漠然と思っていました。すでにギターは弾いていたので。
もともとソウルとかブルースとかが好きで、でもそういったジャンルのルーツミュージックだけを聴いていたわけじゃなくて、HIPHOPも好きでした。そんな中で、G. Love & Special Sauceと出会って、ブルースとラップを混ぜたようなミクスチャーの感じに惹かれて。古き良きものを知りながら、新しいことをしているそんな雰囲気にビビッときたのを覚えています。
そんなブラックミュージック的な楽曲に惹かれました。出会ったときに「僕はこういう雰囲気のバンドがやりたいんだ」って思って、ただただ新しいものを求めるのではなく、温故知新と言いますか、ルーツを掘り下げて、ブルースだったりソウルだったりを新しいものとミックスさせていくという姿勢。それが今の僕たちの楽曲作りの根底にもなっています。
G. Love & Special Sauceの“新しいものと古き良きものをミックスさせる姿勢”に惹かれたという釜中。そんなサウンドに刺激されたことが、今の釜中のミュージシャンとしての姿勢を作り上げたようだ。
【DENIMS 釜中健伍 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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