生活者一人ひとりのアクションで温室効果ガスの排出量を削減し、脱炭素社会実現を推進することを目的として、博報堂と三井物産が手掛ける共創型プラットフォーム「Earth hacks」。
サッシャと日替わりパートナーがナビゲーターを務めるJ-WAVE『STEP ONE』のコーナー「CHEER UP WORKERS」では毎週木曜日、この「Earth hacks」の理念に賛同した企業の担当者が電話出演し、エシカルな商品やサービスをPRするコラボレーション企画を展開している。
ここでは、木曜日のパートナー・世良マリカを迎えた1月12日(木)のオンエアの模様を紹介していく。タオルで有名な愛媛県今治の企業が展開する「残糸を使ったハンカチタオル」とは?
サッシャ:今回は「残糸を使ったハンカチタオル」をスタジオに届けていただきました! すごくカラフルな製品ですけど、これが工場などで余って廃棄される予定の残糸、つまり残った糸で作られているということですか?
丹後:はい。本製品は、今治タオルを織る工場で生産しているのですが、タオルを織る時というのは、途中で糸が不足してしまわぬよう、少し余分に糸を用意するものなんです。その残った糸を捨ててしまうのは勿体ないですし、環境にも良くない。そこで、再利用していくために開発したのが、この「残糸を使ったハンカチタオル」になります。
サッシャ:なるほど。見たところ、様々な色の縞模様のハンカチタオルですが、残った糸の色次第でデザインが変わるということでしょうか?
丹後:おっしゃる通りです。残糸によって色も違いますし、デザインも、縞模様の太さが変わるなど一つひとつ微妙に異なります。
サッシャ:素敵ですね。このハンカチタオルを展開することによって、どれくらいのCO2が削減されていることになるのでしょうか?
丹後:CO2削減率を表す「デカボスコア」で示すと、79%OFFになります。このCO2削減率は、CO2e(二酸化炭素換算)が、通常のハンカチタオルが0.29kgCO2eなのに対し、私たちが展開している残糸を使ったエコなハンカチタオルが0.06kgCO2eで、差し引いた削減率が-0.23kgCO2eであることから算出された数値です。
丹後:タオル生産時には糸を織る前に毛羽立たないよう「糊付け」を行います。その糊を除去してから市場へ供給するのが一般的ですが、糊は家庭で何度か洗えば取れるものです。ということで当社では、環境のことを考えてあえて糊を落とさずに出荷しています。その工程を省略した分、環境的にもお値段的にもエコなタオルとなっているんです。
サッシャ:じゃあ、スタジオに届けていただいたタオルは糊が付いた状態なんですね。
丹後:そうです。なので、ちょっと触り心地としては固めなんですよ。
世良:これからフワフワになっていくということですね。
丹後:その通りです。
サッシャ:使っていくほどに手に馴染んでいくというのは、うれしいですね。世良マリ、デザイン的にはどうですか?
世良:カラフルで元気が出るような色合いで、かわいいですね。いっぱい持っていても楽しそう。月曜日はこの色、火曜日はこの色……っていう感じで。
株式会社丹後の残糸タオルは、公式オンラインショップなどで購入できるという。気になる方はチェックしてみては?
Earth hacksの詳細は、公式サイトやInstagramまで。
・Earth hacks公式サイト
https://earthhacks.jp/
・Earth hacks公式Instagram
https://www.instagram.com/earthhacks.jp
J-WAVEの番組『STEP ONE』のワンコーナー「CHEER UP WORKERS」は、月曜~木曜の11時45分~11時50分にオンエア。
(構成=小島浩平)
サッシャと日替わりパートナーがナビゲーターを務めるJ-WAVE『STEP ONE』のコーナー「CHEER UP WORKERS」では毎週木曜日、この「Earth hacks」の理念に賛同した企業の担当者が電話出演し、エシカルな商品やサービスをPRするコラボレーション企画を展開している。
ここでは、木曜日のパートナー・世良マリカを迎えた1月12日(木)のオンエアの模様を紹介していく。タオルで有名な愛媛県今治の企業が展開する「残糸を使ったハンカチタオル」とは?
残糸を使っているからデザインが多種多様に
今回電話を繋いだのは、愛媛県今治市でタオルの製造・販売を行う株式会社丹後の代表取締役・丹後博文さん。同社は、7年前に90年続いた老舗タオル工場を事業継承して設立。その工場が廃業を予定していたこともあって、売上・取引先ともにゼロからの厳しい船出となったが、「タオルでしあわせを届けたい」という理念のもと、商品開発に邁進してきたという。素材選びにも独自のこだわりを持ち、オーガニックのほか、SDGsを目的とした残糸タオルやフェアトレード商品、ペット由来の再生糸などを取り扱っているそうだ。サッシャ:今回は「残糸を使ったハンカチタオル」をスタジオに届けていただきました! すごくカラフルな製品ですけど、これが工場などで余って廃棄される予定の残糸、つまり残った糸で作られているということですか?
丹後:はい。本製品は、今治タオルを織る工場で生産しているのですが、タオルを織る時というのは、途中で糸が不足してしまわぬよう、少し余分に糸を用意するものなんです。その残った糸を捨ててしまうのは勿体ないですし、環境にも良くない。そこで、再利用していくために開発したのが、この「残糸を使ったハンカチタオル」になります。
サッシャ:なるほど。見たところ、様々な色の縞模様のハンカチタオルですが、残った糸の色次第でデザインが変わるということでしょうか?
丹後:おっしゃる通りです。残糸によって色も違いますし、デザインも、縞模様の太さが変わるなど一つひとつ微妙に異なります。
サッシャ:素敵ですね。このハンカチタオルを展開することによって、どれくらいのCO2が削減されていることになるのでしょうか?
丹後:CO2削減率を表す「デカボスコア」で示すと、79%OFFになります。このCO2削減率は、CO2e(二酸化炭素換算)が、通常のハンカチタオルが0.29kgCO2eなのに対し、私たちが展開している残糸を使ったエコなハンカチタオルが0.06kgCO2eで、差し引いた削減率が-0.23kgCO2eであることから算出された数値です。
「Earth hacks」では、CO2e(CO2 相当量に換算した値のこと)排出削減率を「デカボスコア」として算出。この画像は、デカボスコアが一目でわかるように提供されているもの。
洗うほど手に馴染む!
「残糸を使ったハンカチタオル」の製造・販売がCO2削減の一助になっている理由は何なのだろうか?丹後さんに聞くと、タオル出荷時に欠かせない、ある工程をカットしているからだと説明してくれた。丹後:タオル生産時には糸を織る前に毛羽立たないよう「糊付け」を行います。その糊を除去してから市場へ供給するのが一般的ですが、糊は家庭で何度か洗えば取れるものです。ということで当社では、環境のことを考えてあえて糊を落とさずに出荷しています。その工程を省略した分、環境的にもお値段的にもエコなタオルとなっているんです。
サッシャ:じゃあ、スタジオに届けていただいたタオルは糊が付いた状態なんですね。
丹後:そうです。なので、ちょっと触り心地としては固めなんですよ。
世良:これからフワフワになっていくということですね。
丹後:その通りです。
サッシャ:使っていくほどに手に馴染んでいくというのは、うれしいですね。世良マリ、デザイン的にはどうですか?
世良:カラフルで元気が出るような色合いで、かわいいですね。いっぱい持っていても楽しそう。月曜日はこの色、火曜日はこの色……っていう感じで。
株式会社丹後の残糸タオルは、公式オンラインショップなどで購入できるという。気になる方はチェックしてみては?
Earth hacksの詳細は、公式サイトやInstagramまで。
・Earth hacks公式サイト
https://earthhacks.jp/
・Earth hacks公式Instagram
https://www.instagram.com/earthhacks.jp
J-WAVEの番組『STEP ONE』のワンコーナー「CHEER UP WORKERS」は、月曜~木曜の11時45分~11時50分にオンエア。
(構成=小島浩平)
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