板垣李光人が買う「着られる美術品」 ファッションへの想いを語る

俳優の板垣李光人が、自身のフォトブックやファッションへの想いについて語った。

板垣が登場したのは、J-WAVEで12月16日（金）に放送された番組『ALL GOOD FRIDAY』（ナビゲーター：LiLiCo、稲葉 友）のゲストコーナー。

板垣は現在テレビドラマ『silent』（フジテレビ系）に出演している。

LiLiCoからのプレゼントを着用して登場

板垣の同番組の登場は2021年2月の「HAPPY DATE」のコーナーへの出演以来。

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以前会った際に、LiLiCoの誕生日が近かったこともあり、板垣からプレゼントをもらったことにLiLiCoが触れた。

LiLiCo：ネイルオイルをもらったのよ。それが一番好きな香りだったから、チビチビ1年間使って、まだ3分の1かな？　本当に大事なときしか使わない。そのお礼にプレゼントを送ったら、今日それを着てくれてる！

板垣：首元に赤いステッチがあってかわいいです。

LiLiCo：白黒のニットで袖を長くしようと思って。最初「どうしよう」と思って、サイズとかいろいろ考えて。ブランドは純烈の白川（裕二郎）さんに教えてもらったの。

稲葉：プレゼント交換をするような仲になって。

LiLiCo：着ていただいてありがとうございます、すみません。

板垣：ありがとうございます。

LiLiCo：かわいいよね、またなんかあげたくなっちゃう。

印象的だった2022年の出来事とは？

ドラマ『silent』に出演するなど、多忙だったという板垣に、2022年の印象的な出来事について問いかけた。

板垣：板垣、親知らずを抜くという。

LiLiCo：痛そう！

板垣：抜くときは静脈麻酔で、もう寝ている感じで、起きたら終わってるみたいな感じだったんです。

稲葉：でも、そこからしばらくするとね。

板垣：そうなんです。そのあとがめちゃくちゃ腫れるし痛いしで、ごはんとかもけっこう大変で。

稲葉：親知らずが腫れちゃったときに自撮りした？

板垣：撮りました（笑）。

稲葉：いいね。あれはみんなやらなきゃいけないって決まってるんじゃないかっていうぐらいやるからね。

LiLiCo：そうなんだ。それでも絶対かわいいよね。

板垣：（笑）。

稲葉：忙しいスケジュールのなかで及ぼす影響ってでかいじゃない。セリフ言うにしてもなんにしたって。顔が腫れちゃうのもあるし。

板垣：1週間ぐらいそうでしたね。

20歳という節目にフォトブックを発売

板垣は12月18日（日）に20歳を記念したアニバーサリーフォトブック『板垣李光人 20th Anniversary Photobook　Interlude』（SDP）を出版する。

稲葉：こちらはどういう意味合いを込めて？

板垣：「幕間（まくあい）」という意味です。ちょうど20歳ということで10代を第1章としてこれから第2章、そのあいだということで幕間という意味にしました。

稲葉：わかりやすい節目ですしね。

LiLiCo：まだ20年しか生きてないのね（笑）。写真は撮りためていたの？

板垣：19歳のころから撮って、今年の夏ぐらいまで撮影を、3回に分けました。

稲葉：オシャレな写真も、世界観がしっかりある写真も、「大人だな」という写真もあったりしてね。

LiLiCo：本当にいろいろな顔を持っているから。コーヒーカップに唇を乗せて、かわいい。熱くなかった？

板垣：ちょっと熱かったです（笑）。

LiLiCo：（笑）。

稲葉：僕、李光人くんのおでこが好きなんですよね。おでこメチャメチャきれいじゃない？

LiLiCo：でもこのなかではけっこう隠してるよね。前髪おろしているところもあって、どっちもいいな。

板垣：1回目の写真はわりとおろしてます。

LiLiCo：誕生日当日に撮影したものがあるんだって？

板垣：2回目のモードな感じのシューティングは誕生日当日に撮影させてもらって。

LiLiCo：誕生日にいいお仕事ができるのは、すごくラッキーなことなのよ。

板垣：うれしいです。

LiLiCo：そこから運勢が変わるからね。カメラマンは3人なの？

板垣：3回の撮影それぞれ別の方に撮影していただいて。

LiLiCo：全然違うでしょ？　タフなのを撮りたい人とかね。

板垣：全部違う表情を引き出していただきました。

LiLiCo：途中で髪の毛も染めてるもんね。モノクロがまた似合うねえ。

稲葉：自分で気に入っているカットはある？

板垣：2回目の撮影で、限定版の表紙にもなっている写真は、ヘアメイクとか衣装とか、ライティングとか全部「こういう感じでお願いします」というのを自分で作ってお願いしたので。

LiLiCo：すごい。

ファッションへの想い

稲葉はスタッフから得た情報として、板垣の自宅には洋服を飾るためのトルソーがあることに触れた。

板垣：着ない服を買っちゃうんですよね。

稲葉：はなから着ないけど、いいから買うってこと？

板垣：着るつもりはないんですけど、作品として。

稲葉：絵を飾っているのと感覚的には一緒なんだ。

板垣：そうですね。

LiLiCo：その分、自分がアガればいいってことだもんね。

稲葉：感銘を受けました。そういう感覚があるんだなと勉強になりました。

LiLiCo：プロデュースというか、なにかを作り上げたいというのが李光人くんのなかにすごくあって、それは初めて会ったときから思う。どういう洋服がトルソーにかかってるの？

板垣：ドレス系ですね。普段着ないけど、家のなかでちょっと着てみたりとかはできるから、着られる美術品みたいな。絵とかは着られないけど。

稲葉：確かに。身にまとえるからね。

LiLiCo：ジュエリーとかカバンとか靴を合わせたりもする？

板垣：そうですね。ヘッドピースとかは合わせたりしますね。

LiLiCo：絶対それがなにかをやるときに宝になるからね。2023年はどういうことをしたい？

板垣：もちろんお芝居をいろいろやらせていただきながらも、やっぱり本当にファッションが好きなので、海外とかにも行けるようになってきたので、コレクションとかランウェイとかを観に行けたらいいなと。

LiLiCo：日本も本場と言えば本場だけど、ヨーロッパとかのファッションを観たときに違うものがね。

稲葉：日本から観に行ったときの刺激は確実にあるから。

LiLiCo：絵を描いて完全にデザインするとかってやらないの？

板垣：デザイン画はメチャクチャ描きためているんですけど、なかなかそれを形にする力がまだないので、そういう勉強もしたいなとは思っていたりします。

LiLiCo：描いた絵がドラマのなかで使われているんだよね。

板垣：『silent』で。（青羽）光も服を作ったりするので、光の部屋に僕が描いたデザイン画とかを貼らせてもらってます。

LiLiCo：それは自分から言ったの？

板垣：そうです。そういう似ているところがあったので、自分から出たものがあるとより説得力というか、そのセットにいるときの光としていやすいというか。

LiLiCoと稲葉がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は毎週金曜の11時30分から。