スカパラ・谷中 敦が「スティーブン・ホーキング博士の言葉」から得た学びは

東京スカパラダイスオーケストラの谷中 敦が、言葉からの学びついて語り、テーマにちなんだ楽曲を紹介した。

谷中が登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」（ナビゲーター：サッシャ、ノイハウス萌菜）。ここでは10月31日（月）～3日（水）の3日間出演した。ここでは、31日のオンエア内容をテキストで紹介する。

【radikoで聴く】
31日（月）OA分：https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20221031093416
1日（火）OA分：https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20221101093145
2日（水）OA分：https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20221102093547
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。

どこにいても中心点がぶれないことが大事

東京スカパラダイスオーケストラは11月7日（月）、Saucy Dogのギターボーカル、石原慎也をゲストボーカル、チューバ奏者として迎えた新曲『紋白蝶』をリリース。谷中はグループ内で、バリトンサックスやフルート、ボーカルのほか作詞も担当している。俳優としても活躍する谷中が学びを得たのは理論物理学者であるスティーブン・ホーキング博士の、ある言葉だという。

谷中：「無限の宇宙ではすべての『点』を中心とみなすことができる。なぜなら、すべての点の周りには無限の星があるからだ」という言葉なんですけど、無限に空間が広がっているとすると、どこにいても中心だっていえることができるっていうのはすごく夢のある発想だし、実際にそうなんだなと思うと、エゴで自分中心で生きていくのはどうかと思いますが、自分を中心に考えていくっていうことができるとすごく生きやすいんじゃないかなと。昨今は「自分を大事にしなさい」いわれていますけど、人の言葉は信じるのに自分のことは意外と信じていないみたいなところがあったりするので、自分を信じて突き進んでいくのはすごく大事だと思います。

サッシャ：深いなぁ。エゴになるわけじゃないけど、自分が中心になって考える、もしくは自分の中心の軸をしっかり持つってことですよね。

ノイハウス：そうですね。軸を持ちつつも、もちろんほかの人のことも考えて、そこだけで固まるわけじゃないですからね。

サッシャ：すべての点を中心とみなすことができるということは、自分が中心であると同時に、そこにいるもう1人の人も中心であるわけだし、すべての人が中心であるということですよね。その軸がしっかりぶれない人っていうのは、とっても周りをうまく回していくというかね。

ノイハウス：気遣いができるというのは、やっぱり自分の立ち位置がまずなきゃいけないですもんね。

サッシャ：自分がふらついている人は、なかなか人のことも考えられないということにもつながるかもしれませんね。

ハードサルサがたまらない、ロックな1曲

谷中には毎日、おすすめの楽曲も紹介してもらう。この日、選曲したのは、EDDIE PALMIERI『OYELO QUE TE CONVIENE』。1975年リリースの1曲だ。



谷中：EDDIE PALMIERIさんはサルサ界の異端というか、かなりアグレッシブなラテンを展開した人で、ハードサルサというジャンルを作った人らしいんですけど、ボーカリストもパーカッショニストも、管楽器奏者も一丸となって、マックスで演奏している感じが本当にたまんなくて、これは最高にロックしていますね。ヤバいです。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜～木曜の9時35分ごろから。