シンガーソングライターの須田景凪が、自身の音楽のルーツや、楽曲『雲を恋う』に込めた想いを明かした。
須田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは10月10日(月)、11日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
須田:新曲『雲を恋う』は映画『僕が愛したすべての君へ』のために書かせていただいた楽曲です。人間として、まだ青く未熟な様というか、そんな心模様を丁寧に描いた曲になっています。
この曲に込めた想いは、歌詞を読んでいただければわかると思うんですが、友人関係であっても、恋人関係であっても、例えどんな関係であっても、深い関係になればなるほど、人間同士はきれいごとだけでは済まないと思っていて。そういうものを分かり合いながら、生きていくのが美しいと僕は思っていて。そういった気持ちにフォーカスして書きました。
この楽曲に込めた自分らしさですが、最近特に強く思っているのは、いろんなサウンドへのこだわりはあるんですけど、それよりも僕はメロディと言葉の優先度が高いんじゃないかなと。自分が1番こだわりたい部分はそこに尽きると思っていて、メロディと言葉がいわゆる自分らしさなのではと思っています。
今回の楽曲では、あえて今まで使ったことがないくらい、ストレートな言葉を歌詞に使ったんですけど、特にサビの歌詞はストレートだと思います。そんな中でも、自分なりの言葉選びができたかなって。
自分は昔から大きい会場でライブしてみたいという欲望は正直なくて、それよりも音楽を作るのが1番好きなんです。自分の中のベストなものを作り続けたいと思うのと同時に、自分が作っているJ-POPは、広がりが生まれることに意味があると思っていて。自分のベストを更新しつつ、曲が広がっていったらうれしいですね。
今回の曲も、もちろん気に入っているんですけど、僕の曲を以前から聴いてくださっている方は“今までと違うな”と感じると思います。一方で“はじめまして”の方はすごく飲み込みやすい楽曲だと思っているので、ぜひぜひそういった部分も楽しんでもらえたらと思います。
須田:僕のルーツの楽曲は、ポルノグラフィティの『ジョバイロ』です。小学生の低学年の時に、友だちにポルノグラフィティの存在を教えてもらって、それが初めての音楽との出会いでした。そこで音楽を好きになって、ある日『ジョバイロ』を聴いて、今までに体験したことのない高揚感を得ました。この曲がきっかけで、まず自分はドラムを始めました。人生を変えてくれた1曲だなって思っています。
この曲が今に繋がる部分ですけど、僕の曲はいろんな方に「ドラムが変わっていて好き」と言ってもらえて。それこそ『ジョバイロ』は、J-POPのエイトビートという感じよりも、ラテンとか民族音楽のリズムが多く使われている。自分もそういうリズムを多用する曲が多いので、そういうビートの部分は強く影響を受けているんじゃないかなと思います。
同級生のススメでポルノグラフィティと出会い、音楽を好きになった須田。「ラテンとか民族音楽のリズムを使うことが多い」と語る彼は、今でもどこかでポルノグラフィティの背中を追っているようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【須田景凪 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
須田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは10月10日(月)、11日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
1番こだわりたいのは「メロディと言葉」
2013年より「バルーン」名義でニコニコ動画にてボカロPとしての活動を開始。数々のヒット曲を生み出し、2017年からはシンガーソングライター・須田景凪として活動をスタートさせた。現在は両名義で活動を行なっている。「J-WAVE SONAR TRAX」には、2019年に『パレイドリア』が初選出された。そんな須田は、10月7日に両A面シングル『雲を恋う / 落花流水』をリリース。それぞれ映画『僕が愛したすべての君へ』の主題歌、そして挿入歌となっている。今回は『雲を恋う』で表現した自分らしさについて聞いた。須田:新曲『雲を恋う』は映画『僕が愛したすべての君へ』のために書かせていただいた楽曲です。人間として、まだ青く未熟な様というか、そんな心模様を丁寧に描いた曲になっています。
この曲に込めた想いは、歌詞を読んでいただければわかると思うんですが、友人関係であっても、恋人関係であっても、例えどんな関係であっても、深い関係になればなるほど、人間同士はきれいごとだけでは済まないと思っていて。そういうものを分かり合いながら、生きていくのが美しいと僕は思っていて。そういった気持ちにフォーカスして書きました。
この楽曲に込めた自分らしさですが、最近特に強く思っているのは、いろんなサウンドへのこだわりはあるんですけど、それよりも僕はメロディと言葉の優先度が高いんじゃないかなと。自分が1番こだわりたい部分はそこに尽きると思っていて、メロディと言葉がいわゆる自分らしさなのではと思っています。
今回の楽曲では、あえて今まで使ったことがないくらい、ストレートな言葉を歌詞に使ったんですけど、特にサビの歌詞はストレートだと思います。そんな中でも、自分なりの言葉選びができたかなって。
自分は昔から大きい会場でライブしてみたいという欲望は正直なくて、それよりも音楽を作るのが1番好きなんです。自分の中のベストなものを作り続けたいと思うのと同時に、自分が作っているJ-POPは、広がりが生まれることに意味があると思っていて。自分のベストを更新しつつ、曲が広がっていったらうれしいですね。
今回の曲も、もちろん気に入っているんですけど、僕の曲を以前から聴いてくださっている方は“今までと違うな”と感じると思います。一方で“はじめまして”の方はすごく飲み込みやすい楽曲だと思っているので、ぜひぜひそういった部分も楽しんでもらえたらと思います。
ポルノグラフィティとの出会いが、人生を変えるきっかけに
2013年より「バルーン」名義でニコニコ動画にてボカロPとしての活動を開始した須田景凪は、どんな音楽がルーツとなっているのだろうか?須田:僕のルーツの楽曲は、ポルノグラフィティの『ジョバイロ』です。小学生の低学年の時に、友だちにポルノグラフィティの存在を教えてもらって、それが初めての音楽との出会いでした。そこで音楽を好きになって、ある日『ジョバイロ』を聴いて、今までに体験したことのない高揚感を得ました。この曲がきっかけで、まず自分はドラムを始めました。人生を変えてくれた1曲だなって思っています。
この曲が今に繋がる部分ですけど、僕の曲はいろんな方に「ドラムが変わっていて好き」と言ってもらえて。それこそ『ジョバイロ』は、J-POPのエイトビートという感じよりも、ラテンとか民族音楽のリズムが多く使われている。自分もそういうリズムを多用する曲が多いので、そういうビートの部分は強く影響を受けているんじゃないかなと思います。
同級生のススメでポルノグラフィティと出会い、音楽を好きになった須田。「ラテンとか民族音楽のリズムを使うことが多い」と語る彼は、今でもどこかでポルノグラフィティの背中を追っているようだ。
【須田景凪 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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