THE ORAL CIGARETTESの山中拓也(Vo./Gt.)と中西雅哉(Dr.)が、新曲『BUG』や、最近ハマっていることを語った。
2人がリモートで登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは8月10日(水)。この日は夏休み中のピストン西沢に代わり、稲葉 友がナビゲーターを担当した。
稲葉:『BUG』は世の中のゆがみをテーマにしたと伺いましたが、それはどういう理由でそうなったんですか。
山中:コロナ禍でどんどんあぶり出されてきたなってところにフォーカスを当てている楽曲で、人って当然黒い部分だったり、そういう部分があって当然だと思いますし、それこそ人間っぽくていいと思うんですけど、あまりにもそれが過剰に出てきすぎてるなっていうのを自分たちの中でロックに昇華して、メッセージとして伝えられたらなっていう気持ちで作りました。
稲葉:この曲は山中さんが作詞・作曲をされてるのですが、最初に曲を聴いたときの、中西さんはどんな印象をうけましたか。
中西:正直、最初はイントロを聴いたときも、(山中)拓也っていろんな音楽の仕事をしてるので、どこの曲を作ってるかあんまりわかってなくて。
稲葉:なるほど。
中西:これが次のオーラル(THE ORAL CIGARETTES)の曲になるって聞いて、こんな攻める曲に行くんだねっていう気持ちもあったんですけど、でもやっぱりサビの部分のキャッチーさとか、その辺はさすがだなって思ったし。この曲はイントロが2段階で結構長いんですけど、それも長く感じないロックバンド感というか、そういうのもあってさすがですねって。
稲葉:メンバー間で、さすがって感想が出るのって素敵ですね。確かにガッと一気に引きこむようなイントロですよね。
山中:うれしい。
ここで稲葉は「台本に書いてあるから」と言い訳をしつつ「メンバーでゆがんでいるのは誰ですか?」と質問した。
山中:ギターのシゲ(鈴木重伸)ですね。
中西:そうですね。
稲葉:そこは満場一致なんですね。
山中:ひとりだけ笑いのツボが違うので、僕ら3人は全く笑ってないのに。
中西:ひとりですごい笑ってるので、かわいいなと思って(笑)。
稲葉:よかった。ポップなゆがみで(笑)。
山中:JOGOは僕のおじいちゃんの苗字なんですけど。
稲葉:ええ!
山中:トラックメイクグループみたいな、クリエイターズグループみたいなものを作っていて、そこに辻村有記と板井直樹というトラックメーカーを入れて、僕と3人でトラックメイクしてるグループになりますね。オーラル以外の楽曲提供だったりでJOGOを結構動かしていて、『BUG』はJOGOのメンバーに手伝ってもらって楽曲を作っていったって感じですね。
稲葉:『BUG』は今までのオーラルの楽曲からどういう進化がありましたか。
山中:今までは比較的僕の声はメロディーっていうか、ちゃんと歌のメロディーって感じだったんですけど、今回は楽器として自分の声を使うみたいなことをたくさんやりました。だから歌のトラック数が多かったですね。
稲葉:今までの制作過程とは変化した部分もありましたか。
山中:デモを作って、いったんJOGOのメンバーに投げて、より研ぎ澄ませてもらうって作業は、今までとはちょっと違って。そういう部分を挟みましたね。
稲葉:野球ってプロ野球ですか、高校野球ですか?
山中:今、高校野球も観てます。でも野球観戦はプロ野球のほうですね。
稲葉:ちなみに野球観戦のきっかけは?
山中:小学生のときに僕は野球をやっていて、そのときに近鉄バファローズというチームがあったんです。そのときはファンクラブに入って観に行くくらい野球観戦が好きで、久しぶりに友だちに誘われて2年前くらいにヤクルトスワローズの試合を神宮球場に観に行ってから、「やっぱり野球を観に行くのは面白いな」と思って、今年は全12球団中、10球団のホーム球場に行きました。
稲葉:このペースだと間違いなく12球団行きますね。
山中:行きますね(笑)。
稲葉:主に神宮球場に行かれるんですか。
山中:そうですね。
稲葉:ちなみに内野席派か外野席派かどっちですか。
山中:神宮球場に行くときは結構内野席で観ることが多いですね。外野席はガチ中のガチの人たちがたくさんいるので、ちょっと俺なんて新人だからあと3年くらいはそこに行けないですね(笑)。
一方、中西は幼児用スニーカー集めにハマってると言う。
稲葉:これ中西さんが履くんですか。
中西:いやいや、僕は全然入らないです。
稲葉:ですよね、よかった(笑)。これは一体どういう目的なんですか。それこそ近くに友だちのお子さんがいるからたくさん買ってあげてるとか。
中西:子どもいないし結婚もしてないけど、小さい靴ってめっちゃかわいいなと思って。
稲葉:それはわかります。
山中:えっ、わかるの?
稲葉:わかりません?
山中:こわっ。
稲葉:玄関に小さい靴が置いてあったらかわいいってなりません?
山中:そういうことか。
稲葉:たぶんトミカとかと同じ楽しみ方ですよね。
中西:そういうのに近いですね。昔からミニチュアが好きな人はそいうのがきっかけで。
稲葉:山中さん鼻でわらってるじゃない(笑)。
山中:帰ろうかな(笑)。
稲葉:中西さんはお気に入りの一足とか出会いました?
中西:バレンシアガっていうブランドの靴が好きで、それの「スピードトレーナー」の子ども用があって。僕は自分用を持っていたので、それを見た瞬間に気付いたら買っちゃってて。それを玄関に飾ってます。
THE ORAL CIGARETTESは10月に「THE ORAL CIGARETTES「PARASITE DEJAVU 2022 ~2DAYS ARENA SHOW in SAITAMA~」をさいたまスーパーアリーナで開催。1日目となる10月22日(土)はTHE ORAL CIGARETTESのワンマン公演を、10月23日(日)はマキシマム ザ ホルモン、MY FIRST STORY、KEYTALKを迎えたライブを行う。また、夏は多くの音楽フェスにも出演。
THE ORAL CIGARETTESの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
2人がリモートで登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは8月10日(水)。この日は夏休み中のピストン西沢に代わり、稲葉 友がナビゲーターを担当した。
世の中のゆがみをテーマにした新曲
THE ORAL CIGARETTESは8月10日に、新曲『BUG』を配信リリースした。この曲はキャッチーなイントロとサビで繰り返されるフレーズが特徴的なパンク、ヒップホップを通過した今のTHE ORAL CIGARETTESが打ち出す“ロック・アヴァンギャルド”と銘打った1曲。山中:コロナ禍でどんどんあぶり出されてきたなってところにフォーカスを当てている楽曲で、人って当然黒い部分だったり、そういう部分があって当然だと思いますし、それこそ人間っぽくていいと思うんですけど、あまりにもそれが過剰に出てきすぎてるなっていうのを自分たちの中でロックに昇華して、メッセージとして伝えられたらなっていう気持ちで作りました。
稲葉:この曲は山中さんが作詞・作曲をされてるのですが、最初に曲を聴いたときの、中西さんはどんな印象をうけましたか。
中西:正直、最初はイントロを聴いたときも、(山中)拓也っていろんな音楽の仕事をしてるので、どこの曲を作ってるかあんまりわかってなくて。
稲葉:なるほど。
中西:これが次のオーラル(THE ORAL CIGARETTES)の曲になるって聞いて、こんな攻める曲に行くんだねっていう気持ちもあったんですけど、でもやっぱりサビの部分のキャッチーさとか、その辺はさすがだなって思ったし。この曲はイントロが2段階で結構長いんですけど、それも長く感じないロックバンド感というか、そういうのもあってさすがですねって。
稲葉:メンバー間で、さすがって感想が出るのって素敵ですね。確かにガッと一気に引きこむようなイントロですよね。
山中:うれしい。
ここで稲葉は「台本に書いてあるから」と言い訳をしつつ「メンバーでゆがんでいるのは誰ですか?」と質問した。
山中:ギターのシゲ(鈴木重伸)ですね。
中西:そうですね。
稲葉:そこは満場一致なんですね。
山中:ひとりだけ笑いのツボが違うので、僕ら3人は全く笑ってないのに。
中西:ひとりですごい笑ってるので、かわいいなと思って(笑)。
稲葉:よかった。ポップなゆがみで(笑)。
『BUG』でさらに進化したこと
新曲『BUG』の作詞・作曲は山中と共に「JOGO」という名前があり、それについて稲葉が質問する。山中:JOGOは僕のおじいちゃんの苗字なんですけど。
稲葉:ええ!
山中:トラックメイクグループみたいな、クリエイターズグループみたいなものを作っていて、そこに辻村有記と板井直樹というトラックメーカーを入れて、僕と3人でトラックメイクしてるグループになりますね。オーラル以外の楽曲提供だったりでJOGOを結構動かしていて、『BUG』はJOGOのメンバーに手伝ってもらって楽曲を作っていったって感じですね。
稲葉:『BUG』は今までのオーラルの楽曲からどういう進化がありましたか。
山中:今までは比較的僕の声はメロディーっていうか、ちゃんと歌のメロディーって感じだったんですけど、今回は楽器として自分の声を使うみたいなことをたくさんやりました。だから歌のトラック数が多かったですね。
稲葉:今までの制作過程とは変化した部分もありましたか。
山中:デモを作って、いったんJOGOのメンバーに投げて、より研ぎ澄ませてもらうって作業は、今までとはちょっと違って。そういう部分を挟みましたね。
山中&中西がハマっていること
2人に近況を訊くと、山中は野球観戦にハマってると答えた。稲葉:野球ってプロ野球ですか、高校野球ですか?
山中:今、高校野球も観てます。でも野球観戦はプロ野球のほうですね。
稲葉:ちなみに野球観戦のきっかけは?
山中:小学生のときに僕は野球をやっていて、そのときに近鉄バファローズというチームがあったんです。そのときはファンクラブに入って観に行くくらい野球観戦が好きで、久しぶりに友だちに誘われて2年前くらいにヤクルトスワローズの試合を神宮球場に観に行ってから、「やっぱり野球を観に行くのは面白いな」と思って、今年は全12球団中、10球団のホーム球場に行きました。
稲葉:このペースだと間違いなく12球団行きますね。
山中:行きますね(笑)。
稲葉:主に神宮球場に行かれるんですか。
山中:そうですね。
稲葉:ちなみに内野席派か外野席派かどっちですか。
山中:神宮球場に行くときは結構内野席で観ることが多いですね。外野席はガチ中のガチの人たちがたくさんいるので、ちょっと俺なんて新人だからあと3年くらいはそこに行けないですね(笑)。
一方、中西は幼児用スニーカー集めにハマってると言う。
稲葉:これ中西さんが履くんですか。
中西:いやいや、僕は全然入らないです。
稲葉:ですよね、よかった(笑)。これは一体どういう目的なんですか。それこそ近くに友だちのお子さんがいるからたくさん買ってあげてるとか。
中西:子どもいないし結婚もしてないけど、小さい靴ってめっちゃかわいいなと思って。
稲葉:それはわかります。
山中:えっ、わかるの?
稲葉:わかりません?
山中:こわっ。
稲葉:玄関に小さい靴が置いてあったらかわいいってなりません?
山中:そういうことか。
稲葉:たぶんトミカとかと同じ楽しみ方ですよね。
中西:そういうのに近いですね。昔からミニチュアが好きな人はそいうのがきっかけで。
稲葉:山中さん鼻でわらってるじゃない(笑)。
山中:帰ろうかな(笑)。
稲葉:中西さんはお気に入りの一足とか出会いました?
中西:バレンシアガっていうブランドの靴が好きで、それの「スピードトレーナー」の子ども用があって。僕は自分用を持っていたので、それを見た瞬間に気付いたら買っちゃってて。それを玄関に飾ってます。
THE ORAL CIGARETTESは10月に「THE ORAL CIGARETTES「PARASITE DEJAVU 2022 ~2DAYS ARENA SHOW in SAITAMA~」をさいたまスーパーアリーナで開催。1日目となる10月22日(土)はTHE ORAL CIGARETTESのワンマン公演を、10月23日(日)はマキシマム ザ ホルモン、MY FIRST STORY、KEYTALKを迎えたライブを行う。また、夏は多くの音楽フェスにも出演。
THE ORAL CIGARETTESの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
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2022年8月17日28時59分まで
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番組情報
- GROOVE LINE
-
月・火・水・木曜16:30-19:00
-
稲葉 友<代演>