西洋占星術研究家・鏡リュウジが、ゴールデンウィーク以降の運勢を占った。
鏡が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」。ここでは、5月9日(月)のオンエアをテキストで紹介。
鏡:あれって、シェヘラザードが王様に毎晩いろんなお話をしたって物語じゃないですか。そういう意味では、クリスさんもシェヘラザードなわけです。
クリス:いい風に言ってもらえてる(笑)。
鏡:毎日お話を続けてくれていますからね。
クリス:幸せだな。
鏡:「千夜一夜物語」のタイトルの理由を調べてみたんですけど、「1,000+1」ぐらいの意味なんですって。1,000っていうのは“たくさん”って意味で、+1は“終わらない”って意味らしいんですよ。
クリス:へええ!
鏡:このラジオは今回で1,000回ですけども、まだまだ終わらないってことですよ。+1がずっと続いていくんだなって思っています。そうなるとリスナーも嬉しいですからね。
クリス:知っているような言葉でも、読み解くと知らなかったことがあるんですね。ありがとうございます。
クリス:太い本ですね。
鏡:なぜ分厚いかというと、いい紙を使っていてフルカラーだからです。
クリス:どうしてなんですか?
鏡:この本は、ある種タロットの画像集なんです。15世紀ぐらいから21世紀までのいろんなタロットの画像と、それに関連するビジュアルを集めているんですよ。
クリス:そもそも美術本という扱い?
鏡:そうなんです。
クリス:これまで鏡さんはタロットの本を出されてきましたけども、タロットについて学べることがたくさん書いてありますよね。この本に関しては、イラストや写真を見ていて面白いし、今までのものとはちょっとテイストが違いますよね?
鏡:そうですね。海外にはこういうタイプの本っていくつかあるんですけども、ある方からは「今まで日本で出たタロット本のなかで一番美しいんじゃないか」と言っていただきました。
クリス:本当に綺麗。
著者のレティシア・バルビエは、ソルボンヌ大学で芸術史学士号取得しており、タロットの鑑定とリーディングを教えているタロット・リーダーだ。
鏡:普通、この手の本は中世の絵ばかり入っていると思うんですけど、ファッションの写真が掲載されていたりするんですよ。写真のセレクト眼がすごい本だと思います。
クリス:彼女(レティシア)はタロットをされる方なんですよね?
鏡:そうです。タロットの実践に加えて美術誌も書かれています。美術館のキュレーターもやられていた方んですよ。
クリス:へえ!
鏡:そういう視点で作られているので、タロットに興味がない方が読んでも面白いんじゃないかなと思いますね。
クリス:中学か高校生時代にタロットにハマったんですけど、タロットカードのアート的な絵に惹かれた部分も大きかったと思います。タロットは占いのなかでもアートの要素が強いなと感じます。
鏡:そうですね。元々タロットって占いを目的に使われていたものではなくて、18世紀終わりぐらいから占いに転用されるようになってきたものなんですよ。アーティストの心をくすぐるものがあると思います。タロットの発祥はルネッサンス時代の絵画との繋がりが深いですし。
鏡:5月11日に木星が牡羊座に入ります。これは1年に1回ぐらい起こる“切り替え”のポイントなんですね。しかも牡羊座は、12星座のなかでトップなんですよ。12年ぶりのリスタートと言えます。
クリス:(リスタートは)みんなにとってですか?
鏡:そうです。今ってゴールデンウィークが明けて、ちょっと気が緩んでいるタイミングですよね。5月11日からもう一度ダッシュというか、スタートできる星回りなんですね。
クリス:リスタートのモードは1年ぐらい続くってことなんでしょうか?
鏡:そうですね。年末ぐらいに1度振り返りの時期はあるんですけども、基本的には1年間続きます。
クリス:「何か新しいことを始めようかな」と思っている人は、今のタイミングでやってみるのがいいってことなんでしょうか?
鏡:もちろん。新規まき直しというか、リスタートにいいと思います。牡羊座はトップでもあり、一番最初の星座なんですね。なので、フレッシュな気持ちというか、子どもみたいな気持ちを持つといいですね。子どもってやりたいことがあれば夢中になって取り組むじゃないですか。その感覚をちょっと思い出していただいて、「いいな」と思うものにパッと手を出すのがいいかもしれないです。
J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」では、さまざまなゲストから「とっておきの話」を訊く。放送は月曜~木曜の14時10分頃から。
鏡が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」。ここでは、5月9日(月)のオンエアをテキストで紹介。
放送1,000回に突入した番組に鏡がエールを送る
放送1,000回に突入した『GOOD NEIGHBORS』では、鏡リュウジが“1,000”という数字が「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」を想起させるとコメントした。鏡:あれって、シェヘラザードが王様に毎晩いろんなお話をしたって物語じゃないですか。そういう意味では、クリスさんもシェヘラザードなわけです。
クリス:いい風に言ってもらえてる(笑)。
鏡:毎日お話を続けてくれていますからね。
クリス:幸せだな。
鏡:「千夜一夜物語」のタイトルの理由を調べてみたんですけど、「1,000+1」ぐらいの意味なんですって。1,000っていうのは“たくさん”って意味で、+1は“終わらない”って意味らしいんですよ。
クリス:へええ!
鏡:このラジオは今回で1,000回ですけども、まだまだ終わらないってことですよ。+1がずっと続いていくんだなって思っています。そうなるとリスナーも嬉しいですからね。
クリス:知っているような言葉でも、読み解くと知らなかったことがあるんですね。ありがとうございます。
美麗なイラストをふんだんに盛り込んだタロット本を翻訳
3月に鏡は『[ヴィジュアル版]タロットと占術カードの世界:起源から21世紀まで』(原書房)の監訳者を務めた。クリス:太い本ですね。
鏡:なぜ分厚いかというと、いい紙を使っていてフルカラーだからです。
クリス:どうしてなんですか?
鏡:この本は、ある種タロットの画像集なんです。15世紀ぐらいから21世紀までのいろんなタロットの画像と、それに関連するビジュアルを集めているんですよ。
クリス:そもそも美術本という扱い?
鏡:そうなんです。
クリス:これまで鏡さんはタロットの本を出されてきましたけども、タロットについて学べることがたくさん書いてありますよね。この本に関しては、イラストや写真を見ていて面白いし、今までのものとはちょっとテイストが違いますよね?
鏡:そうですね。海外にはこういうタイプの本っていくつかあるんですけども、ある方からは「今まで日本で出たタロット本のなかで一番美しいんじゃないか」と言っていただきました。
クリス:本当に綺麗。
著者のレティシア・バルビエは、ソルボンヌ大学で芸術史学士号取得しており、タロットの鑑定とリーディングを教えているタロット・リーダーだ。
鏡:普通、この手の本は中世の絵ばかり入っていると思うんですけど、ファッションの写真が掲載されていたりするんですよ。写真のセレクト眼がすごい本だと思います。
クリス:彼女(レティシア)はタロットをされる方なんですよね?
鏡:そうです。タロットの実践に加えて美術誌も書かれています。美術館のキュレーターもやられていた方んですよ。
クリス:へえ!
鏡:そういう視点で作られているので、タロットに興味がない方が読んでも面白いんじゃないかなと思いますね。
クリス:中学か高校生時代にタロットにハマったんですけど、タロットカードのアート的な絵に惹かれた部分も大きかったと思います。タロットは占いのなかでもアートの要素が強いなと感じます。
鏡:そうですね。元々タロットって占いを目的に使われていたものではなくて、18世紀終わりぐらいから占いに転用されるようになってきたものなんですよ。アーティストの心をくすぐるものがあると思います。タロットの発祥はルネッサンス時代の絵画との繋がりが深いですし。
ゴールデンウィーク後の星の動きをチェック!
鏡は、ゴールデンウィーク以降の運勢について占った。鏡:5月11日に木星が牡羊座に入ります。これは1年に1回ぐらい起こる“切り替え”のポイントなんですね。しかも牡羊座は、12星座のなかでトップなんですよ。12年ぶりのリスタートと言えます。
クリス:(リスタートは)みんなにとってですか?
鏡:そうです。今ってゴールデンウィークが明けて、ちょっと気が緩んでいるタイミングですよね。5月11日からもう一度ダッシュというか、スタートできる星回りなんですね。
クリス:リスタートのモードは1年ぐらい続くってことなんでしょうか?
鏡:そうですね。年末ぐらいに1度振り返りの時期はあるんですけども、基本的には1年間続きます。
クリス:「何か新しいことを始めようかな」と思っている人は、今のタイミングでやってみるのがいいってことなんでしょうか?
鏡:もちろん。新規まき直しというか、リスタートにいいと思います。牡羊座はトップでもあり、一番最初の星座なんですね。なので、フレッシュな気持ちというか、子どもみたいな気持ちを持つといいですね。子どもってやりたいことがあれば夢中になって取り組むじゃないですか。その感覚をちょっと思い出していただいて、「いいな」と思うものにパッと手を出すのがいいかもしれないです。
J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」では、さまざまなゲストから「とっておきの話」を訊く。放送は月曜~木曜の14時10分頃から。
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2022年5月16日28時59分まで
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番組情報
- GOOD NEIGHBORS
-
月・火・水・木曜13:00-16:00