ギタリストのMIYAVIが、自身のギター奏法やアーティストとして伝えたいことなどについて語った。
MIYAVIが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」の3月28日(月)の回だ。
西沢:僕も昔ギター弾いてたんですけど、ギターがまず面白いですね。
MIYAVI:ありがとうございます。
西沢:指痛くないんですか、これ?
MIYAVI:痛いですね。
西沢:(笑)。
MIYAVI:ちょいちょい流血してます。
西沢:やっぱりね。本当はこうやって弾くものじゃないんです。
MIYAVI:そうなんです。間違ってるんですよね。
西沢:最初からこうなんですか?
MIYAVI:最初は普通にピックで7弦ギターとか弾いてました。
西沢:やっぱり自分らしいことを編み出そうという姿勢が全面的にいろいろなところにありますが、それの一環ですか?
MIYAVI:そうですね。特に海外に行くようになって、なかなか西洋のギタリストのように弾いててもなかなか聴いてもらえないというか。なので日本人として気合の入ったことがないかなと思って。三味線の「ベン!」ていうバチで弾くようなのをギターでやれたら面白いなと思って。
西沢:これを築き上げるのにまず何年もかかってますよね。
MIYAVI:何気に10代のころからずっとやっていて。ステージでやるまで“コソ練”していたんです。それこそベーシストのマーカス・ミラーとかラリー・グラハム、ルイス・ジョンソンとかの教則ビデオ、ベーシストのチョッパーのビデオを観てテクニックを盗みつつ。
西沢:なるほど、あの辺のベーシスト、初期のスラップベースの人っていまの人よりも全然振りが大きいじゃないですか。それがMIYAVIさんと似てますよね、ストロークがデカい。
MIYAVI:あんまり細かい三連符というよりかは「ドンスペ、ドンスペ」という大振りで刀を振り回すような感じで。
西沢:だから痛そうに見えるんだ。
MIYAVI:いや、痛いんです。
西沢:(笑)。
MIYAVI:メッチャ痛いんです。
西沢:素人さんにはオススメできないですよね。
西沢:インスタグラムを見るとご家族で「同じ人?」って思うぐらいの笑顔で。
MIYAVI:それもチャレンジなんです。ロックスターとパパ業ってなかなか結びつきにくかったりするじゃないですか。自分は国連難民高等弁務官事務所の親善大使もやらせてもらっていて難民支援をしていて、それこそいまウクライナ危機もありますけれども、このあいだはセルビアとブルガリアに行っていて、ウクライナ危機の現状というか、難民支援の現場の状況を見てきたんです。ロックスターだからそういうのをしないとか、俺はそれはどっちでもいいなと思っていて。逆に俺はやれると思っているし、どちらも両立させることが逆に格好いいのかな? と思いながらやらせてもらってます。
西沢:やれること、やりたいことを集めて、どういう風に見えようが俺なんだぞ、という姿勢はすばらしいです。
MIYAVI:なので器用貧乏なんですけどね。よく「マーケティングがしにくい」と言われるんですけど。
西沢:そうなんだ(笑)。いろいろなことをやっていると、なんの人だかわからないって言われちゃうかもしれないけど。
MIYAVI:まあでもいいかなと。
西沢:ステージでライティングをぎょうさん浴びながら歌っているMIYAVIさんが見えました。下からなめていくカメラがかっこいいぞ的な。
MIYAVI:ありがとうございます(笑)。でもひとつツッコんでほしいんですけど、あんまりこの曲ギター弾いてないんです。
西沢:そうでしたね。このあとの『Dumb』が弾いてましたね。
MIYAVI:そうなんです。いろいろバランスとりながらやっているので。
西沢:サービス精神が。もう大人ですからね。
MIYAVI:バランスのとれるギタリストなので。
西沢:すばらしいですね。ギタリストって結局、需要を出すためにギターパートをどんどん増やしていくという。
MIYAVI:けっこう僕もやってます。ただこれはいままでと違う作り方というか、アニメがあってこの曲ももともあって、そこに僕が乗っかった感じなんです。いままでゼロイチに自分が関わってない作品は初めてですね。
西沢:なるほど。
MIYAVI:なのでどちらかというとボーカルにフォーカスした楽曲です。
西沢:専念したという。
MIYAVI:親善大使としての活動もそうですし声優もそうなんですけど、最近は自分の歌でメッセージを伝えたい気持ちもあるんです。
西沢:いろいろなことをやっていて楽しそうですね。
MIYAVI:楽しいです。
西沢:1個のことでずっとやっていくというタイプじゃないんですか?
MIYAVI:飽き性ですね。
西沢:わかります、そういう感じがする。
MIYAVI:でもギターはずっとやってますね、やっぱりギターに戻ってくるというか。
西沢:いまだに練習というか探しているんですか?
MIYAVI:今日もセッションロサンゼルスとリモートでやっているんですけど、新しいギターミュージックのあり方、どちらかというとギターの音像ですね。どういう音像でオリジナリティを持った、そしてポピュラリティもある楽曲が作れるか? というのをいつもやってます。
MIYAVIの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
MIYAVIが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」の3月28日(月)の回だ。
「指痛くないんですか?」本人の回答は
リモートとなったが、今回初めての対談となった2人。西沢はまずMIYAVIのギター奏法について話題を振った。西沢:僕も昔ギター弾いてたんですけど、ギターがまず面白いですね。
MIYAVI:ありがとうございます。
西沢:指痛くないんですか、これ?
MIYAVI:痛いですね。
西沢:(笑)。
MIYAVI:ちょいちょい流血してます。
西沢:やっぱりね。本当はこうやって弾くものじゃないんです。
MIYAVI:そうなんです。間違ってるんですよね。
西沢:最初からこうなんですか?
MIYAVI:最初は普通にピックで7弦ギターとか弾いてました。
西沢:やっぱり自分らしいことを編み出そうという姿勢が全面的にいろいろなところにありますが、それの一環ですか?
MIYAVI:そうですね。特に海外に行くようになって、なかなか西洋のギタリストのように弾いててもなかなか聴いてもらえないというか。なので日本人として気合の入ったことがないかなと思って。三味線の「ベン!」ていうバチで弾くようなのをギターでやれたら面白いなと思って。
西沢:これを築き上げるのにまず何年もかかってますよね。
MIYAVI:何気に10代のころからずっとやっていて。ステージでやるまで“コソ練”していたんです。それこそベーシストのマーカス・ミラーとかラリー・グラハム、ルイス・ジョンソンとかの教則ビデオ、ベーシストのチョッパーのビデオを観てテクニックを盗みつつ。
西沢:なるほど、あの辺のベーシスト、初期のスラップベースの人っていまの人よりも全然振りが大きいじゃないですか。それがMIYAVIさんと似てますよね、ストロークがデカい。
MIYAVI:あんまり細かい三連符というよりかは「ドンスペ、ドンスペ」という大振りで刀を振り回すような感じで。
西沢:だから痛そうに見えるんだ。
MIYAVI:いや、痛いんです。
西沢:(笑)。
MIYAVI:メッチャ痛いんです。
西沢:素人さんにはオススメできないですよね。
「マーケティングしにくい」と言われる
西沢はMIYAVIを一言で表すなら「カッチョイイ」アーティストだと賞賛。一方でよき父の一面を見せるギャップに興味を抱いた。西沢:インスタグラムを見るとご家族で「同じ人?」って思うぐらいの笑顔で。
MIYAVI:それもチャレンジなんです。ロックスターとパパ業ってなかなか結びつきにくかったりするじゃないですか。自分は国連難民高等弁務官事務所の親善大使もやらせてもらっていて難民支援をしていて、それこそいまウクライナ危機もありますけれども、このあいだはセルビアとブルガリアに行っていて、ウクライナ危機の現状というか、難民支援の現場の状況を見てきたんです。ロックスターだからそういうのをしないとか、俺はそれはどっちでもいいなと思っていて。逆に俺はやれると思っているし、どちらも両立させることが逆に格好いいのかな? と思いながらやらせてもらってます。
西沢:やれること、やりたいことを集めて、どういう風に見えようが俺なんだぞ、という姿勢はすばらしいです。
MIYAVI:なので器用貧乏なんですけどね。よく「マーケティングがしにくい」と言われるんですけど。
西沢:そうなんだ(笑)。いろいろなことをやっていると、なんの人だかわからないって言われちゃうかもしれないけど。
MIYAVI:まあでもいいかなと。
自分の歌でメッセージを伝えたい
番組ではMIYAVIの『Strike It Out』をオンエアした。同曲はアニメ『トライブナイン』のオープニングテーマとなっている。西沢:ステージでライティングをぎょうさん浴びながら歌っているMIYAVIさんが見えました。下からなめていくカメラがかっこいいぞ的な。
MIYAVI:ありがとうございます(笑)。でもひとつツッコんでほしいんですけど、あんまりこの曲ギター弾いてないんです。
西沢:そうでしたね。このあとの『Dumb』が弾いてましたね。
MIYAVI:そうなんです。いろいろバランスとりながらやっているので。
西沢:サービス精神が。もう大人ですからね。
MIYAVI:バランスのとれるギタリストなので。
西沢:すばらしいですね。ギタリストって結局、需要を出すためにギターパートをどんどん増やしていくという。
MIYAVI:けっこう僕もやってます。ただこれはいままでと違う作り方というか、アニメがあってこの曲ももともあって、そこに僕が乗っかった感じなんです。いままでゼロイチに自分が関わってない作品は初めてですね。
西沢:なるほど。
MIYAVI:なのでどちらかというとボーカルにフォーカスした楽曲です。
西沢:専念したという。
MIYAVI:親善大使としての活動もそうですし声優もそうなんですけど、最近は自分の歌でメッセージを伝えたい気持ちもあるんです。
西沢:いろいろなことをやっていて楽しそうですね。
MIYAVI:楽しいです。
西沢:1個のことでずっとやっていくというタイプじゃないんですか?
MIYAVI:飽き性ですね。
西沢:わかります、そういう感じがする。
MIYAVI:でもギターはずっとやってますね、やっぱりギターに戻ってくるというか。
西沢:いまだに練習というか探しているんですか?
MIYAVI:今日もセッションロサンゼルスとリモートでやっているんですけど、新しいギターミュージックのあり方、どちらかというとギターの音像ですね。どういう音像でオリジナリティを持った、そしてポピュラリティもある楽曲が作れるか? というのをいつもやってます。
MIYAVIの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
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2022年4月4日28時59分まで
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- GROOVE LINE
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ピストン西沢