フジファブリック・山内総一郎が、ソロ名義のファーストアルバムの制作エピソードや、最近ハマっていることについて語った。
山内が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。4月13日(水)のオンエア内容をテキストで紹介する。
サッシャ:リリースおめでとうございます! 3月に開催した「J-WAVE トーキョーギタージャンボリー 2022 supported by 奥村組」でも大変お世話になりました。
山内:こちらこそ! 本当に楽しかったです。
サッシャ:千秋楽のトリを拝見させていただきました。素晴らしかったです!
山内:毎回ギタージャンボリーでは気合いが入るんですけども、今回はトリということもあり、めちゃくちゃ緊張しました(笑)。
【関連記事】山内総一郎(フジファブリック)が弾き語りライブ【「ギタージャンボリー2022」フォトレポート】
サッシャ:そんな山内さんが、初のソロアルバムをリリースされました。フジファブリックとソロでの活動では、変化ってあるのでしょうか?
山内:フジファブリックは2024年に活動20周年を迎えるんですね。今まで5周年、10周年、15周年と、大きなライブをやってこれたので「20周年も盛大にやりたいな」と考えているんです。僕も40歳になりまして、20周年に向けてバンドの力になれることは何かないかなと考えたときに、「やっぱり音楽だな」と思ったので、ソロ活動をスタートしました。
ノイハウス:バンドのためを思って、ソロ活動を始められたのですね。
山内:そうですね。僕一人で言うとおこがましいとは思うんですけども。自分はバンドでボーカルとギターをやらせてもらっているので、(ソロ活動は)レベルアップのための経験値になると思っています。歌も、いわゆるソロというものではなくて「バンドのことを歌うアルバムを作ってみよう」みたいなところから始めました。
サッシャ:なんという“バンド愛”!
山内:ありがとうございます(笑)。
サッシャ:ここまで結びつきが強いバンドって、なかなかないと思いますよ。
山内:手前味噌ですけど、(フジファブリックは)好きだしいいバンドだと思っております。
サッシャ:それを堂々と言えることは素敵です。そういうことを言い合える仲間がいるのは、人生の宝物ですよ。
山内:そうですね。バンドメンバーにも伝えておきます。
『歌者 -utamono-』では山内と親交の深いさまざまなアレンジャーが参加している。
サッシャ:音楽の幅を広げるためにアレンジャーが参加されたのでしょうか?
山内:それももちろんあるんですけども、山内総一郎として最初に出すアルバムなので、バンドのことを歌うにしてもすごくパーソナルな内容になるなと思ったんですね。なので、学生の頃から知ってくださっている方や、自分に近い人にアレンジをお願いしました。
サッシャ:なるほど。アルバムはイントロダクションから始まってインタールードが入り、A面B面のような構成になっていますよね。レコード感のようなものを意識されたのでしょうか?
山内:僕、レコードが大好きで毎日絶対1枚は聴くんですよ。
サッシャ:へええ! アナログで?
山内:そうです。サッシャさんのおっしゃるとおり、A面B面を意識しました。今回は歌ものということで、歌が強調される、いわゆるバラード的な曲が増えたのもあって、それに物語を付ける意味合いも含めて今回の構成となっております。
『歌者 -utamono-』の収録曲である『白』は、フジファブリックのボーカリストだった、故・志村正彦さんを偲んで制作されたものだという。
サッシャ:どんな思いが楽曲に込められているのでしょうか?
山内:「今の気持ちをちゃんと音楽にしないとな」という、自分のなかでの使命感もありながら、“届ける”という気持ちを一番大事にして、それを楽曲に込めました。
山内:年齢のせいなのか、どんどん溢れてくるというか。アウトプットすることが楽しくなってきたんですよ。
ノイハウス:いいですね! 溢れてくるっていうのはアイデアですか?
山内:アイデアもありますし、たとえば絵具を出して何かの形になったら、それはそれで楽しいんですよね。そういったことって楽しいじゃないですか(笑)。
サッシャ:わかります。一枚、絵の写真をいただいているので拝見いたします。こちらは水彩画ですか?
山内:アクリルですね。
サッシャ:こちらはクラゲの絵ですか?
山内:そうです。CD屋さんに一日前に最新CDが並ぶことを、みなさん「フラゲ」って言うじゃないですか。それで「クラゲ」を描いてみたってだけです(笑)。
サッシャ:あはは(笑)! フラゲからクラゲ!
山内:フラゲのことを考えて筆を動かしていたら、クラゲの絵になった感じです(笑)。
ノイハウス:日常的なところに絵のヒントがあるんですね。
サッシャ:面白い。どのぐらいのペースで絵は描かれているんですか?
山内:一日一枚は何かしら描いていますね。いつでも絵を描ける準備をしています。
ノイハウス:キャンバスが置いてあれば描きたくなってきますもんね。
山内:そうなんです。
フジファブリック は5月22日(日)から全国ツアー「フジファブリック LIVE TOUR 2022 ~From here~」を開催予定。詳細は公式サイトをチェック。
フジファブリックの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
山内が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。4月13日(水)のオンエア内容をテキストで紹介する。
ソロ名義でファーストアルバムをリリース
山内フジファブリックでリードギター・メインボーカルを担当。2022年3月16日には、ソロ名義でのファーストアルバム『歌者 -utamono-』をリリースした。サッシャ:リリースおめでとうございます! 3月に開催した「J-WAVE トーキョーギタージャンボリー 2022 supported by 奥村組」でも大変お世話になりました。
山内:こちらこそ! 本当に楽しかったです。
サッシャ:千秋楽のトリを拝見させていただきました。素晴らしかったです!
山内:毎回ギタージャンボリーでは気合いが入るんですけども、今回はトリということもあり、めちゃくちゃ緊張しました(笑)。
【関連記事】山内総一郎(フジファブリック)が弾き語りライブ【「ギタージャンボリー2022」フォトレポート】
サッシャ:そんな山内さんが、初のソロアルバムをリリースされました。フジファブリックとソロでの活動では、変化ってあるのでしょうか?
山内:フジファブリックは2024年に活動20周年を迎えるんですね。今まで5周年、10周年、15周年と、大きなライブをやってこれたので「20周年も盛大にやりたいな」と考えているんです。僕も40歳になりまして、20周年に向けてバンドの力になれることは何かないかなと考えたときに、「やっぱり音楽だな」と思ったので、ソロ活動をスタートしました。
ノイハウス:バンドのためを思って、ソロ活動を始められたのですね。
山内:そうですね。僕一人で言うとおこがましいとは思うんですけども。自分はバンドでボーカルとギターをやらせてもらっているので、(ソロ活動は)レベルアップのための経験値になると思っています。歌も、いわゆるソロというものではなくて「バンドのことを歌うアルバムを作ってみよう」みたいなところから始めました。
サッシャ:なんという“バンド愛”!
山内:ありがとうございます(笑)。
サッシャ:ここまで結びつきが強いバンドって、なかなかないと思いますよ。
山内:手前味噌ですけど、(フジファブリックは)好きだしいいバンドだと思っております。
サッシャ:それを堂々と言えることは素敵です。そういうことを言い合える仲間がいるのは、人生の宝物ですよ。
山内:そうですね。バンドメンバーにも伝えておきます。
『歌者 -utamono-』では山内と親交の深いさまざまなアレンジャーが参加している。
サッシャ:音楽の幅を広げるためにアレンジャーが参加されたのでしょうか?
山内:それももちろんあるんですけども、山内総一郎として最初に出すアルバムなので、バンドのことを歌うにしてもすごくパーソナルな内容になるなと思ったんですね。なので、学生の頃から知ってくださっている方や、自分に近い人にアレンジをお願いしました。
サッシャ:なるほど。アルバムはイントロダクションから始まってインタールードが入り、A面B面のような構成になっていますよね。レコード感のようなものを意識されたのでしょうか?
山内:僕、レコードが大好きで毎日絶対1枚は聴くんですよ。
サッシャ:へええ! アナログで?
山内:そうです。サッシャさんのおっしゃるとおり、A面B面を意識しました。今回は歌ものということで、歌が強調される、いわゆるバラード的な曲が増えたのもあって、それに物語を付ける意味合いも含めて今回の構成となっております。
『歌者 -utamono-』の収録曲である『白』は、フジファブリックのボーカリストだった、故・志村正彦さんを偲んで制作されたものだという。
サッシャ:どんな思いが楽曲に込められているのでしょうか?
山内:「今の気持ちをちゃんと音楽にしないとな」という、自分のなかでの使命感もありながら、“届ける”という気持ちを一番大事にして、それを楽曲に込めました。
一日一枚絵を描くことにハマる
山内は最近、絵画にハマっているという。山内:年齢のせいなのか、どんどん溢れてくるというか。アウトプットすることが楽しくなってきたんですよ。
ノイハウス:いいですね! 溢れてくるっていうのはアイデアですか?
山内:アイデアもありますし、たとえば絵具を出して何かの形になったら、それはそれで楽しいんですよね。そういったことって楽しいじゃないですか(笑)。
サッシャ:わかります。一枚、絵の写真をいただいているので拝見いたします。こちらは水彩画ですか?
山内:アクリルですね。
サッシャ:こちらはクラゲの絵ですか?
山内:そうです。CD屋さんに一日前に最新CDが並ぶことを、みなさん「フラゲ」って言うじゃないですか。それで「クラゲ」を描いてみたってだけです(笑)。
サッシャ:あはは(笑)! フラゲからクラゲ!
山内:フラゲのことを考えて筆を動かしていたら、クラゲの絵になった感じです(笑)。
ノイハウス:日常的なところに絵のヒントがあるんですね。
サッシャ:面白い。どのぐらいのペースで絵は描かれているんですか?
山内:一日一枚は何かしら描いていますね。いつでも絵を描ける準備をしています。
ノイハウス:キャンバスが置いてあれば描きたくなってきますもんね。
山内:そうなんです。
フジファブリック は5月22日(日)から全国ツアー「フジファブリック LIVE TOUR 2022 ~From here~」を開催予定。詳細は公式サイトをチェック。
フジファブリックの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
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2022年4月20日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00
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サッシャ、ノイハウス萌菜