Da-iCEの花村想太とs**t kingzのOguriが、ジャスティン・ビーバーのパフォーマンスや彼が音楽シーンに与える影響について語り合った。
トークが繰り広げられたのは、J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。毎週、1組の「レジェンド・ミュージシャン」を語り合う番組だ。ジャスティン・ビーバー特集は3月5日と12日にオンエア。ここでは12日(土)のオンエアをテキストで紹介する。
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花村:ヴィクトリアズシークレットのファッションショーでは、いろいろなアーティストがパフォーマンスをしてきたんですけど、そのなかでもジャスティン(・ビーバー)のチャラさが光ってるんです(笑)。真っ白な服でモデルさんを追いかけながら歌っていて。「自分のことを好きになってほしいと思ってるだろうな」という歌い方をするので、すごく欲が見えるというか、人間らしくてすごく好きなんですよね。
グローバー:アーティストの目線で見てどうですか?
花村:僕もあの状況になったら同じことをやると思います(笑)。歌いながら一緒に歩きたくなっちゃうだろうなと。
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一方のOguriは、NPRの「Tiny Desk Concert」でライブ演奏した『Peaches』をあげた(下記動画3分20秒~)。ヴィクトリアズシークレットのパフォーマンスとは対照的に「だいぶ大人になった最近のパフォーマンス」と語る。
Oguri:ちゃんと自分でピアノ演奏して、元の曲よりもだいぶアコースティックの落ち着いたアレンジになっていて、それがすごく素敵だし色気があるし、グッとくる感じになっています。
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3位:『What Do You Mean?』
花村:この楽曲は休符やスタッカートがすごく多いんです。そのリズム感がジャスティン・ビーバーは飛び抜けています。リズムをしっかりはめ込んでいるんですけど、あまりはめ込みすぎると実は色気がなくなっていまうんです。でもジャスティン・ビーバーは、はめ込みつつ、余韻を残すことで、すごくリズム感があって色気が出る。そういうテクニックがすごく光っている楽曲です。
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2位:『Changes』
花村:Aメロあたりで同じ歌い出しを3、4フレーズぐらいやってから次に進んでいくんですけど、そのときのバリエーションがすごいです。もちろんメロディーラインも違うんですけど、歌詞によって、譜割のメロディーラインのなかで、しっかり緩急があったり、エッジボイスを使っていたりします。セクシーなエッジボイスをポイントで差し込んでくるので、そういうのを見つけるとすごく楽しいです。
グローバー:リリックの文字だけ追いかけると同じものが半分ほど並んでいるけど、全部違う表現をしてくれるんだ。
花村:歌い出しは同じなんですけど、そのあとの言葉によってその手前がちょっと違うとかがあるんです。すごく聴きごたえのある曲だなと思ったので、超有名曲ではないんですが、ランキングに入れてみました。
1位:『Love Yourself』
花村:この曲はとにかくキーがめちゃくちゃ低い。僕がカラオケで歌うときは4つ上げて歌うんですけど、それでも気持ちいいかって言われたらそうじゃない。もっと低いって考えると、これを音楽で聴ける状況にもっていけるのがすごいと思うんですよね。このキーのまま他の誰かが歌ったとしても、きっとそこに気だるさは見えても色気は出ないと思います。終始ずっとため息をついているように歌っていて、その息遣いとか、そういうところを見ると、この曲は全体的に歌唱力がないと表現できないんだって感じました。
Oguri:ひとりの人間としての可能性を存分に見せてくれている気がします。キラキラした感じでデビューしたところから、いろいろな道を経て、今こういう音楽を作って、たぶんこれからもいろんな経験をしてすごくなっていくんだろうなっていう、人間の移り変わりを見せてくれている気がして、そこがいろいろな世代に影響を与えてくれる理由なのかなって感じます。
花村:常に最先端を走っているところがあるので、冗談やお世辞ではなく、流行りを作っているなって思います。トレンドを作り上げている人だなと思うので、彼自身が「影響」と言っても過言ではないぐらい。「ジャスティン・ビーバーがコレをしたから、こういう曲を作っていこうよ」って日本の音楽シーンが作られていたりするので。
グローバー:彼のアンテナやセンスは、ミュージックシーンのなかでそれぐらい信頼されてるんだ。
花村:「絶対次にくる」って言われているので、日本は特に影響されているのかなと思います。
Oguri:彼がデビューしたときに思わされた「チクショー」みたいなところから、常に最先端を走り続けて、今も素直に「カッコいい」と思えるって、いろいろな要素をこの人が持ってるし積み上げてきたものがちゃんとあるからで、誰も文句を言えないなって思います。
花村はジャスティン・ビーバーを「自由の象徴」と表現。その理由とは?
花村:楽曲のなかで、いろいろなところにアプローチできる自由自在なところがある。それはやっぱり私生活もそうですし、ライブ会場でもそうですし、自分自身が自由に楽しくやっているからこそ出てくるグルーヴなのかなと思います。
J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を展開。放送時間は土曜の17時から。
トークが繰り広げられたのは、J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。毎週、1組の「レジェンド・ミュージシャン」を語り合う番組だ。ジャスティン・ビーバー特集は3月5日と12日にオンエア。ここでは12日(土)のオンエアをテキストで紹介する。
【前週の記事】ジャスティン・ビーバーの「思わず踊りたくなる曲 TOP 3」は? s**t kingz・Oguriが熱弁
ジャスティン・ビーバーの印象的なパフォーマンス
花村は、ヴィクトリアズシークレットのショーでモデルがランウェイを歩いているときにジャスティン・ビーバーが『Beauty and a Beat』を歌ったときのパフォーマンスが印象的だったと語る。花村:ヴィクトリアズシークレットのファッションショーでは、いろいろなアーティストがパフォーマンスをしてきたんですけど、そのなかでもジャスティン(・ビーバー)のチャラさが光ってるんです(笑)。真っ白な服でモデルさんを追いかけながら歌っていて。「自分のことを好きになってほしいと思ってるだろうな」という歌い方をするので、すごく欲が見えるというか、人間らしくてすごく好きなんですよね。
グローバー:アーティストの目線で見てどうですか?
花村:僕もあの状況になったら同じことをやると思います(笑)。歌いながら一緒に歩きたくなっちゃうだろうなと。
【関連記事】Da-iCE・工藤大輝が探す「絶妙な厚み」のモノとは
一方のOguriは、NPRの「Tiny Desk Concert」でライブ演奏した『Peaches』をあげた(下記動画3分20秒~)。ヴィクトリアズシークレットのパフォーマンスとは対照的に「だいぶ大人になった最近のパフォーマンス」と語る。
Justin Bieber: Tiny Desk (Home) Concert
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ジャスティン・ビーバーのボーカル力が光るTOP3
花村が「ジャスティンのボーカル力が光る曲」をテーマに、3曲セレクトした。3位:『What Do You Mean?』
Justin Bieber - What Do You Mean? (Official Music Video)
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2位:『Changes』
Justin Bieber - Changes (Audio)
グローバー:リリックの文字だけ追いかけると同じものが半分ほど並んでいるけど、全部違う表現をしてくれるんだ。
花村:歌い出しは同じなんですけど、そのあとの言葉によってその手前がちょっと違うとかがあるんです。すごく聴きごたえのある曲だなと思ったので、超有名曲ではないんですが、ランキングに入れてみました。
1位:『Love Yourself』
Justin Bieber - Love Yourself (Official Music Video)
存在自体が与える影響力
ふたりが、ジャスティン・ビーバーが音楽シーンに与えた影響について語った。Oguri:ひとりの人間としての可能性を存分に見せてくれている気がします。キラキラした感じでデビューしたところから、いろいろな道を経て、今こういう音楽を作って、たぶんこれからもいろんな経験をしてすごくなっていくんだろうなっていう、人間の移り変わりを見せてくれている気がして、そこがいろいろな世代に影響を与えてくれる理由なのかなって感じます。
花村:常に最先端を走っているところがあるので、冗談やお世辞ではなく、流行りを作っているなって思います。トレンドを作り上げている人だなと思うので、彼自身が「影響」と言っても過言ではないぐらい。「ジャスティン・ビーバーがコレをしたから、こういう曲を作っていこうよ」って日本の音楽シーンが作られていたりするので。
グローバー:彼のアンテナやセンスは、ミュージックシーンのなかでそれぐらい信頼されてるんだ。
花村:「絶対次にくる」って言われているので、日本は特に影響されているのかなと思います。
「説得力の塊」「自由の象徴」
最後にふたりが、ジャスティン・ビーバーのキャッチコピーを発表。Oguriはジャスティン・ビーバーを「説得力の塊」と表現した。Oguri:彼がデビューしたときに思わされた「チクショー」みたいなところから、常に最先端を走り続けて、今も素直に「カッコいい」と思えるって、いろいろな要素をこの人が持ってるし積み上げてきたものがちゃんとあるからで、誰も文句を言えないなって思います。
花村はジャスティン・ビーバーを「自由の象徴」と表現。その理由とは?
花村:楽曲のなかで、いろいろなところにアプローチできる自由自在なところがある。それはやっぱり私生活もそうですし、ライブ会場でもそうですし、自分自身が自由に楽しくやっているからこそ出てくるグルーヴなのかなと思います。
J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を展開。放送時間は土曜の17時から。
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2022年3月19日28時59分まで
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番組情報
- MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY
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毎週土曜17:00-17:54
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グローバー