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鈴木 福、今年は大学受験。仕事と学校を両立する意義は?

鈴木 福、今年は大学受験。仕事と学校を両立する意義は?

俳優の鈴木 福がJ-WAVEでトーク。学校と仕事の両立について、またSDGsについて自らの考えを語った。

J-WAVEで放送中の番組『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-」(ナビゲーター:堀田 茜)。ゲストと、持続可能な開発目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」について語るコーナーだ。1月29日(土)のオンエア。

このトークはポッドキャストでも楽しめる。

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「成人」になる心境は?

鈴木は現在高校2年生で、春から3年生。6月には18歳の誕生日を迎える。4月1日から成人年齢が引き下げられるため、誕生日とともに成人となる。そんな鈴木に心境を尋ねた。

堀田:当人としてはどう思いますか?

鈴木:これが決まったときに、楽しみな部分と「あ、そうなんだ」ぐらいの部分と(笑)。いろいろです。

堀田:「早く大人になりたい」というのはない?

鈴木:小さいときはありました、でも最近は別に。成人といってもお酒が飲めるわけではないですし。ただ、(成人年齢引き下げによって)クレジットカードだったり携帯電話、あと賃貸の契約とかが親の同意なしで1人でできるようになったりします。あとは選挙権もですね。

堀田:改めて、芸能界歴はどのくらいになるんですか?

鈴木:1歳でデビューということになっているので、16年、17年目という感じです。

堀田:きっかけは?

鈴木:NHKの教育番組の『いないいないばあっ!』ってあるじゃないですか。あれをテレビの前で僕がすごく楽しそうに踊っているのを見て、父と母が「出られたらいいな、記念になるな」という感じで、事務所のオーディションを受けました。

堀田:大ベテランですね。

鈴木:いやいや、まだまだです(笑)。

仕事の学びが学校の授業で活きることも

1歳のときから勉学と芸能活動を両立してきた鈴木。その大変さはもちろん、メリットについても語った。

堀田:学校と仕事の両立ってかなり大変だと思うんですが、実際はどうですか?

鈴木:幼稚園に入る前からやっていたし、小学校も中学校も高校も経験している側としては、大変な部分もあるし、逆に学校がなかったらもっとつらくなっちゃってた部分もあるのかな、というのがあります。

堀田:仕事をしながらも学校が心の支えになっていた部分もあるんですね。

鈴木:やっぱり友だちと会う時間とか、先生たち。あとは新しい知識が入ってきて、その学校で習ったことが俳優としてのお仕事の、歴史なら時代劇だったりとか。あとは番組とかで出てきた言葉とかも知っていたりすると面白いです。やっぱり学校があって、お仕事もあるからうまくバランスがとれているんだろうな、というのはすごく感じます。ただ、キツいときもありますけどね、テストのときとか(笑)。

「自分で調べて物事を知る勉強が好き」と話す鈴木。仕事のロケで学んだ知識が学校の勉強に活きることもあるのだとか。

鈴木:教科書で出てくるところに(実際に)行っていたりすると、そこの範囲についてメチャクチャ詳しくなるというのはありますね。ロケとかでその現場に行っていろいろ学んでから学校の授業を受けると「この範囲めっちゃ知ってる」みたいな。逆に言うと「これしか教えてくれないんだ」みたいなところもあって、面白いです。
堀田:今年の4月から高校3年生ということで、ますますお忙しくなりそうですが、これからの目標や夢はありますか?
鈴木:忙しくなることも、もっともっと頑張らなきゃなというのもそうですし、俳優としての活動もこうやっていろいろな番組に、ラジオだったりとかテレビだったりとか、いろいろな番組に呼んでいただけることもそうですし。あとは受験の年なので、ちゃんと大学生になれるかというところがね(笑)。

堀田:どこでも入れそうなぐらい。

鈴木:いやいや……。

堀田:頭もいいし、しっかりしているし。

鈴木:でも本当に、今年1年は大切にしないとな、と感じています。

堀田:大学入学への魅力も感じるんですか。

鈴木:すごく思っていて。ただ、学校に行きたいという部分……学校との両立が自分の支えになっているという部分もそうですけど、それ以外にもいろいろな番組に出る上で「物事を知っていること」というのが大事だと思います。あとはクイズ番組とかでも活躍できたりとか、あとは学校に行かなくなっちゃったら勉強、知らない分野について学ぼうとしなくなっちゃうじゃないですか。

堀田:確かに。

鈴木:そこは広範囲にいろいろ学びたいなと思います。

堀田:知識への欲求というか「知りたい欲求」がいいですね。自分が好きなものを知るというよりは、大学とかに入るといろいろな人との出会いもありますし。

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SDGsは「勉強というイメージが薄れていってほしい」

続いてSDGsの活動について話を訊くことに。鈴木は大阪で開催されたSDGs関連のイベントでアンバサダーを務めたことがきっかけで、SDGsに興味を持つようになったという。

堀田:学び始める前と後でSDGsに対する印象で変わったことはありますか?

鈴木:「勉強」的なイメージがすごく強いと思いますが、何事にも関連してくるというか。生きていくうえで関係のないことがない目標たちが揃っているんです。すべてに関連づけられるなというのもそうですし、最近SDGsという言葉がみなさんの耳にすごく入るようになったと思いますが、そういうのもあってより勉強というイメージが薄れていってほしいなというのはありますね。

堀田:幅広いからこそ、普段生きていく上ですべてのことに関連してきますしね。普段SDGsで気を付けていることとか、気にしていることとかありますか?

鈴木:学校の授業のほかにSDGsを学べる機会というのがあって、そこで学んだりとか、ラベルを剥がして捨てて分別したりとか、水筒を使ったりとか。ペットボトルも全然使いますけどね。あとはエコバッグを持ったり、あと僕がいま履いている靴もそうなんですけど、サステナブル製品なんです。

堀田:知ってる! それはナイキの。

鈴木:ゴミから出来ているんです。

堀田:かっこいいですね。

鈴木:これすごくかっこいいですよね。

堀田:オシャレ、デザイン性も高いし。

鈴木:そういうのとかにすごく注目して見ていたり。あと最近の僕の持論として「活動している」という風になっちゃうと「してるじゃん」「してないじゃん」という風になるじゃないですか。だから「学ぶこと」としてとらえているというのがあって、それを知っておくことによってすべてに関係して、物事を変える仕組みをパッて考えられたりするときが来るかもしれないと思って。「これをこうしてます」ということだけじゃなくて、どこかでこのことを活かせるように、いろいろなものを関連づけて勉強しているというのもSDGsの活動のひとつなのかな? と思ってやっています。

堀田:知ることから始まるというか。それをすることによって、普段の行動が変わっていくというのはすごく私も感じるので、その考えステキだなと思いました。

地球のより良い未来の実現に向けたSDGsについて毎回ゲストをお招きし、堀田が視聴者と一緒に学んでいくコーナー「ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-」。放送は毎週土曜日の15時から。

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2022年2月5日28時59分まで

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番組情報
ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-
毎週土曜
15:00-15:30