LUCKY TAPESの高橋 海(Vo./Key.)がお気に入りのアナログレコードを紹介。自身の音楽ルーツや憧れのアーティストとのエピソードなどを語った。
高橋が登場したのは、J-WAVEで放送中の『WOWOW MUSIC // POOL』(ナビゲーター:中田クルミ)。オンエアは12月17日(金)。
中田:寄り添って溶け込んでくるような甘い声をされていますよね。
高橋:聴いた方から「すごく眠くなる」って言われます(笑)。「気づいたら寝ちゃってる」みたいな。
中田:それは素敵。子守歌ですね。
高橋:どんなにライブ映えするダンスナンバーを作ろうとしても、どうしても自分の声が乗るとちょっとゆるっとした感じのテイストになってしまうのが悩みだったりもして。
中田:悩みでもあるんですね。
高橋:バキっとしたサウンドはなかなか作りにくいというか。そこは難しいんですよね。
高橋:実家にプレイヤーがあって、両親がレコードを集めていたので、それを昔聴いたことがあって。プレイヤーで聴くのはひさびさかもしれないです。
中田:思い出しながら針を落としていただけたらうれしいです。この番組がきっかけで、レコードで再会するとか初めて触れ合うのもありですよね。
高橋が選んだのは、Nat King Cole『The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire) (Duet with John Legend)』だった。
中田:全身で季節を感じました。クリスマスソングはいいですね。
高橋:もう好きすぎてシーズン関係なく年中聴いています。夏でも春でも。
中田:わかるかも。この気持ちになりたいときありますよね。
高橋:魔法にかけられたような幸せな気持ちになるじゃないですか。そういう感じになりたいときには、ひとりでも聴いています。
中田:幸せな気持ちになりますね。
高橋:『The Christmas Song』は1946年にリリースしたアルバムに入っていて、なんとプレミアがついて入手困難ということで、今回ちょうど2021年10月29日にリリースされたNat King Coleの75周年を記念したアルバム『A Sentimental Christmas with Nat “King” Cole and Friends:Cole Classics Reimagined』から、John Legendと一緒にやっているこちらのバージョンを選びました。
中田:ジャケットには若かりしNat King Coleが赤いジャケットを着てグランドピアノの前に座っている姿。シンプルでかっこいいですね。高橋さんもピアノを弾かれるから、というのもありますか?
高橋:それもありますし、クリスマスソング全般が好きです。毎年SNSでクリスマスソングのカバーを載せていて、ちょうど2020年の冬にこの曲のカバーを投稿しました。
中田:今年もアップするんですか?
高橋:今年はJoni Mitchell『River』を。
中田:みなさんSNSを要チェックです。
続いて高橋がJhené Aiko『Lotus(intro)』を紹介した。
高橋:「(intro)」とついているように、アルバムのオープニングを飾っている約1分の短い曲です。好きすぎて長風呂しているときに2、3時間この曲だけを延々とリピートして流したり(笑)。
中田:えー! サブスクで「あなたが今年一番聴いた曲はこれです」って出てくるやつね。
高橋:2020年はこの曲が出ました。
中田:どういうところがお好きなんですか?
高橋:これもピアノと歌だけの構成で、引き込まれるようなコード感や世界観がすごく好きです。
中田:砂糖が溶けていくような歌声ですね。
高橋:サブスク系が流行る前はレコードショップですね。「タワーレコード」さんとか、あとは「TSUTAYA」で働いていたので社割を使って。毎回マックスの数を借りていました。
中田:そのときに得た情報で貴重なものもありそうですね。
高橋:自分のなかでルーツになってますね。
高橋は「LUCKY TAPESのルーツとしては、よくMichael Jacksonの死後にリリースされた『Love Never Felt So Good』について話す」という。個人的なルーツは、「いろいろな音楽を聴いてきたのでひとつにしぼるのは難しい」としつつ、Diane Birch『Nothing But A Miracle』をあげた。
高橋:Diane BirchがCarole Kingの歌い方をルーツに持っているのもあるし、自分と同じように鍵盤を弾きながら歌うスタイルなので、そこにも惹かれています。あとはビジュアルもすごくタイプで(笑)。日本に来るたびに公演を観に行きました。
高橋によると、Diane Birch がBillboard Liveで公演をした際に、世話になっていた雑誌編集長とのつながりで、Diane Birchと会うことができ、それをきっかけにSNSでやり取りをするようにもなったそうだ。そこで「次の来日のタイミングで何かセッションしよう」と約束し、そのときを振り返った。
高橋:Billboard公演当日のリハーサルと本番のあいだぐらいの時間にホテルに呼び出されて、彼女が泊っている東京の豪華なホテルに行ったら、ほかのスタッフやチームの人がいなくて、Dianeひとりでした。しかもスーツケースに下着が置いてあるような状況の部屋で……。そのなかで一緒にセッションして曲の欠片みたいなのを作って。それはまだ形にはなってないんですけど、いつか出せたらいいなと、ソロのほうとかでできたらいいなと、いま動いています。
中田:曲の欠片、いい言葉です。すごい経験ですね。心臓が止まりそうです。
高橋:止まりそうでした。
LUCKY TAPESの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
POOL、それは誰もが音楽を自由に楽しめる場所。『WOWOW MUSIC // POOL』では毎週、音楽好きがとっておきのアナログを持って登場。放送は毎週金曜日22時から。
高橋が登場したのは、J-WAVEで放送中の『WOWOW MUSIC // POOL』(ナビゲーター:中田クルミ)。オンエアは12月17日(金)。
実は甘い歌声が悩み?
LUCKY TAPESはデビュー直後から評判を呼び、2016年には「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演。2018年にEP『22』でメジャーデビューを果たす。2020年11月には高橋が作詞・作曲だけではなく、ミックスからマスタリングまですべてを手がけた2ndアルバム『Blend』をリリース。オシャレなサウンドと高橋の甘い歌声が多くのファンを魅了している。中田:寄り添って溶け込んでくるような甘い声をされていますよね。
高橋:聴いた方から「すごく眠くなる」って言われます(笑)。「気づいたら寝ちゃってる」みたいな。
中田:それは素敵。子守歌ですね。
高橋:どんなにライブ映えするダンスナンバーを作ろうとしても、どうしても自分の声が乗るとちょっとゆるっとした感じのテイストになってしまうのが悩みだったりもして。
中田:悩みでもあるんですね。
高橋:バキっとしたサウンドはなかなか作りにくいというか。そこは難しいんですよね。
魔法にかけられたような幸せな気持ちになる曲
『WOWOW MUSIC // POOL』では、ゲストが毎回とっておきのアナログレコードを持参する。しかし高橋はアナログレコードをあまり所持していないということで、今回は番組が持つレコードの中からセレクトした。高橋:実家にプレイヤーがあって、両親がレコードを集めていたので、それを昔聴いたことがあって。プレイヤーで聴くのはひさびさかもしれないです。
中田:思い出しながら針を落としていただけたらうれしいです。この番組がきっかけで、レコードで再会するとか初めて触れ合うのもありですよね。
高橋が選んだのは、Nat King Cole『The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire) (Duet with John Legend)』だった。
The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire) (Duet with John Legend)
高橋:もう好きすぎてシーズン関係なく年中聴いています。夏でも春でも。
中田:わかるかも。この気持ちになりたいときありますよね。
高橋:魔法にかけられたような幸せな気持ちになるじゃないですか。そういう感じになりたいときには、ひとりでも聴いています。
中田:幸せな気持ちになりますね。
高橋:『The Christmas Song』は1946年にリリースしたアルバムに入っていて、なんとプレミアがついて入手困難ということで、今回ちょうど2021年10月29日にリリースされたNat King Coleの75周年を記念したアルバム『A Sentimental Christmas with Nat “King” Cole and Friends:Cole Classics Reimagined』から、John Legendと一緒にやっているこちらのバージョンを選びました。
中田:ジャケットには若かりしNat King Coleが赤いジャケットを着てグランドピアノの前に座っている姿。シンプルでかっこいいですね。高橋さんもピアノを弾かれるから、というのもありますか?
高橋:それもありますし、クリスマスソング全般が好きです。毎年SNSでクリスマスソングのカバーを載せていて、ちょうど2020年の冬にこの曲のカバーを投稿しました。
中田:今年もアップするんですか?
高橋:今年はJoni Mitchell『River』を。
中田:みなさんSNSを要チェックです。
続いて高橋がJhené Aiko『Lotus(intro)』を紹介した。
Jhené Aiko - Lotus (intro / Official Audio)
中田:えー! サブスクで「あなたが今年一番聴いた曲はこれです」って出てくるやつね。
高橋:2020年はこの曲が出ました。
中田:どういうところがお好きなんですか?
高橋:これもピアノと歌だけの構成で、引き込まれるようなコード感や世界観がすごく好きです。
中田:砂糖が溶けていくような歌声ですね。
Diane Birchとのセッションで生まれた「曲の欠片」
高橋が新しい音楽に出会うのは「最近はSpotifyのプレイリストやYouTubeが主」と話す。高橋:サブスク系が流行る前はレコードショップですね。「タワーレコード」さんとか、あとは「TSUTAYA」で働いていたので社割を使って。毎回マックスの数を借りていました。
中田:そのときに得た情報で貴重なものもありそうですね。
高橋:自分のなかでルーツになってますね。
高橋は「LUCKY TAPESのルーツとしては、よくMichael Jacksonの死後にリリースされた『Love Never Felt So Good』について話す」という。個人的なルーツは、「いろいろな音楽を聴いてきたのでひとつにしぼるのは難しい」としつつ、Diane Birch『Nothing But A Miracle』をあげた。
Michael Jackson - Love Never Felt So Good (Official Video)
Diane Birch - Nothing But A Miracle
高橋によると、Diane Birch がBillboard Liveで公演をした際に、世話になっていた雑誌編集長とのつながりで、Diane Birchと会うことができ、それをきっかけにSNSでやり取りをするようにもなったそうだ。そこで「次の来日のタイミングで何かセッションしよう」と約束し、そのときを振り返った。
高橋:Billboard公演当日のリハーサルと本番のあいだぐらいの時間にホテルに呼び出されて、彼女が泊っている東京の豪華なホテルに行ったら、ほかのスタッフやチームの人がいなくて、Dianeひとりでした。しかもスーツケースに下着が置いてあるような状況の部屋で……。そのなかで一緒にセッションして曲の欠片みたいなのを作って。それはまだ形にはなってないんですけど、いつか出せたらいいなと、ソロのほうとかでできたらいいなと、いま動いています。
中田:曲の欠片、いい言葉です。すごい経験ですね。心臓が止まりそうです。
高橋:止まりそうでした。
LUCKY TAPESの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
POOL、それは誰もが音楽を自由に楽しめる場所。『WOWOW MUSIC // POOL』では毎週、音楽好きがとっておきのアナログを持って登場。放送は毎週金曜日22時から。
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2021年12月24日28時59分まで
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番組情報
- WOWOW MUSIC // POOL
-
毎週金曜22:00-22:30
-
中田クルミ