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ポルカ・雫×ブルエン・田邊「人と円滑なコミュニケーションをとるコツ」を語る

ポルカ・雫×ブルエン・田邊「人と円滑なコミュニケーションをとるコツ」を語る

BLUE ENCOUNTの田邊駿一(Vo/Gt)が、ポルカドットスティングレイ・雫と「人と円滑なコミュニケーションをとるコツ」を語り合った。

田邊が登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『SPARK』(火曜担当ナビゲーター:ポルカドットスティングレイ 雫)。オンエアは10月19日(火)。BLUE ENCOUNTは9月7日にニューシングル『囮囚(ばけもの)』をリリースした。

2人はマブダチ?

田邊は2021年3月から4月まで、火曜『SPARK』の後番組である『THE KINGS PLACE』の火曜ナビゲーターを担当。雫とは約2ヵ月間、番組の「振り」と「受け」のやり取りをしていたことがきっかけで、今では「マブダチ」と呼び合うほど仲良しになったと話す。

雫:番組(の放送時間)が隣同士だったので“振り”と“受け”の応酬が始まり、私がけっこうするどい振りをやっていたんです(笑)。
田邊:そうなんですよ。雫さんがIQ高めの振りをするんですよ。
雫:そんなことないですけどね(笑)。
田邊:いやいや! だからそれをいつもかみ砕いて、番組の前枠でレスをするわけですよ。
雫:私は「どこまでいけるのかな?」と思っていて。なんでも受け止めてくれるから。
田邊:もちろん。
雫:鋭角な振りをしていたんですけど、田邊さんが親切で丁寧な受け方をしてくれて、ボケの解説されているみたいな感じになって(笑)。
田邊:(笑)。一番恥ずいやつな。

田邊が番組を卒業した後、他局の番組で共演する機会があったという。

雫:その後J-WAVEで会うことはなかったじゃないですか。お互い呼びたかったけどそういうのはなく。その代わり他局の田邊さんの番組に先日私がお邪魔させていただいて。サウナの番組でしたけど。すごくしゃべりましたよね。ディレクターさんも「もう充分です」って言って(笑)。
田邊:でも楽しかったですよね。
雫:楽しかった。そういう絡みがありつつ、ふんわり仲よくなったんですけど。
田邊:なに言ってるんですか! マブですよ。
雫:マブです、我々。

キーワードは「共通項」

この日は田邊のコミュニケーション力の高さについてトークを繰り広げることに。キーワードは「共通項」だった。

雫:私たちはバンドの作詞作曲を担当するボーカリストという共通点があります。九州生まれなんですよね?
田邊:そうです、だから九州人はみんな友だちですから(編注:田邊は熊本県出身)。
雫:これはコミュニケーション能力の高い人の発言よ(笑)。
田邊:突破口はこれで全然いけますから。雫ちゃんは小倉だよね?
雫:小倉です。
田邊:小倉だったら「あそこの駅の裏の商業施設に俺行きますよ」みたいに言ったりね。
雫:いやすごい(笑)。伝授されてしまいました。
田邊:ランドマークで共通項探すのは大事です。
雫:それがいつも私はできてない。

リスナーからは「田邊さんと言えばコミュ力が高いことで有名ですが、そのコミュ力はいつどこで培われたものなのでしょうか。それとも先天的なものなんでしょうか。やはり口から生まれてきたんですか?」といった質問が寄せられた。

田邊:それなりに普通に生まれたと思います(笑)。私には7つ上の姉がいるんです。
雫:けっこう離れてますね。
田邊:7つ上となると、僕が小学校のときは中学生のわけです。そうしたらバリバリ思春期。うちの姉は本当に熊本で言うと「わさもん好き」といって新しいものが大好きな人だったんです。テレビもはやりのバラエティとかドラマとかを押さえていました。
雫:わりとミーハーさんなわけだ。
田邊:そうそう。そうやって友だちと話して盛り上がってる。ヒットチャートの10位以内に入ったやつとかを毎週CD屋さんで買ってくるみたいな。
雫:それはすごい。
田邊:だから姉の部屋に入ればカルチャーが全部見えたみたいなのがあって。僕はそれでバラエティ番組が大好きになりまして、当時で言うと『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)とか。
雫:観てた。
田邊:ね。あとはメチャクチャバブリーな時代のトーク番組を観て育ったので、多分人と話すというか「テレビみたいにしたい」っていう感じがずっとあって。カメラが回ってなくても初めての人と話すとき、僕は「トーク番組をまずやってみよう」と思うんです。だから初めての人とお会いしたときに「よろしくお願いします」って言って、「ちなみにご実家どこですか?」とMCみたいに振るんです。そうしたらそこから共通項って出てくるでしょ? もちろん嘘っぽい話はしないよ。ちゃんと自分から振るんです。それでその人とラリーを続けていって、どんどん引き出していくみたいな。
雫:それは初めて聞いたシステムですね(笑)。
田邊:バラエティ番組が好きだったので、中学校のときから先生とかともそういう話をしたりしていました。単純に人に興味があるというのも1個の要因だとは思うんですけどね。

視聴者のお悩みに回答!

番組ではTwitterのアンケート機能を使いリスナーにリサーチ。先週のアンケートのお題は「コミュニケーション能力に自信がある?」というもので「ある」が20パーセント、「ない」が80パーセントという結果となった。

田邊:『SPARK』リスナーはシャイな方が多いということで。
雫:ちょっと私に似てるんじゃないですかね(笑)。
田邊:雫ちゃんのファンの方ですから。むしろリスナーの方のシャイな部分を雫ちゃんが代弁してくれているみたいなもんですから。
雫:すごくいい言い方をしてくれました。

Twitterではコミュニケーション能力が「ない」派からは「変にジェスチャーでごまかしてしまい、高校時代の呼び名は『宇宙人』でした。人と話すのは自信ないです」という声が寄せられた。

雫:ジェスチャーをしているだけ伝えようとはしている。英語とかをしゃべっている人はムチャクチャ手を使うしね。
田邊:確かにね。ネイティブな人ってボディランゲージ多いですよね。
雫:日本人がしゃべるときに「気をつけ」ってなってるから「え、手がついてない」みたいなことを現地で言われたりするじゃないですか。
田邊:それはあるのかも。じゃあ意外にコミュ力が高くなる素質を持っているのかもしれない。
雫:礎(いしずえ)は築かれているかもしれない。
田邊:そうそう、体が覚えているみたいなことだから。
雫:あとは口がついてくれば大丈夫。
田邊:ちょっと勉強すればすぐいけると思うよ。

さらに「ない」派から、「高校生活始まって半年、クラスの男子とほとんど話したことないです。そもそも友だちいない」というお悩みが寄せられた。

田邊:大事なのは共通項なんですよ。まず人との話の糸口と共通項。授業のクセが強い先生って必ずいるじゃないですか。
雫:いる(笑)。
田邊:まずその人の話をするんですよ。
雫:なるほどね! 先生の話ならみんな知ってるから。
田邊:知らないわけないから。入学当初ってみんながその先生に違和感があるんだけど、まだ誰も言えない。それをまず軽めにプリントを回しながら言ったりとか。あとは高校になったときにメッチャ数学ムズくなるじゃないですか。その「数学ムズい話」で盛り上がれるんですよ。
雫:共通の話題が。
田邊:みんなやっているところなので、授業や先生の話でまずはみんなで盛り上がると。
雫:ヤバい、コミュニケーションモンスターじゃん(笑)。
田邊:(笑)。俺高校のとき、1日目でそれやりましたよ。
雫:クラスの人気者だったでしょ?
田邊:いやいや、全然そんなことない。結局みんなしゃべりたいのよ。みんながそこに対して思っているからそれをただつつくだけなので。俺は別にみんなでワーッてなりたくない、みんなの1位になりたいとかじゃなくて、みんなで楽しくやるためにね。
雫:きっかけをね。
田邊:そう。そうしたら次の日から数学が楽しくなったりとかね。

BLUE ENCOUNTの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

J-WAVE『SPARK』では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがナビゲーターを務める。放送は月曜~木曜の24時00分から25時00分まで。

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2021年10月26日28時59分まで

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