ジェニーハイの川谷絵音と小籔千豊が、コラボしたいアーティストや、コロナ禍での活動について語った。
ふたりが登場したのは、J-WAVEで毎週月曜から木曜に放送中の番組『THE KINGS PLACE』。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、9月の月曜はジェニーハイが担当している。ここでは9月6日(月)オンエアの内容をテキストで紹介する。
番組ではリスナーからのこんなメッセージを紹介した。
「ジェニーハイの、ちゃんみなさんとやられている曲『華奢なリップ feat.ちゃんみな』が大好きです。今後こんな人とやってみたいなど、頭に浮かぶアーティストはいますか?」
小籔:僕がP(プロデューサー)なら、『不便な可愛げ feat アイナ・ジ・エンド』でコラボしたBiSHのアイナちゃんとあと2曲。ちゃんみなちゃんとあと2曲。これが今の僕のいちばんの望みですね。
小籔:ライブに来ていただいたときに、3曲ずつやってもらえる。
川谷:そうですよね。1曲だけで帰ってもらうのも申し訳ないですもんね。
小籔:1曲でもいいんですけど、ちゃんみなちゃん、アイナちゃんと2曲くらいできたら。次は(中嶋)イッキュウさんと3人で歌うってなったら、めっちゃいいと思うんです。
川谷:それいいっすね。それは思い浮かばなかったです。
小籔:僕は音楽的なことは全然わからないけど、ライブに若い子を招いたときに、1曲だけで帰ってもらうのはものすごく心苦しいので。あと、ちゃんみなちゃんとアイナちゃんのコラボも玄武と白虎みたいな、強力な武器をバチッて出てくる感じがして(笑)。
川谷:確かに。イッキュウとアイナちゃんでメロディー歌って、ちゃんみながずっとラップをしてるみたいな。それはカッコいいですよね。
小籔:大人の事情とかもあると思いますけど、諸々クリアされたら。音楽関係なく、イッキュウさんとちゃんみなちゃんとアイナちゃんで仲良くなってほしいなって思うんですよね。
川谷:なるほど(笑)。
小籔:ストイックで暗そうなアイナちゃん、ちゃんみなちゃんもオラオラっぽい感じだけど、中身はあの3人は似てるとこあると思うんですよ。普通にええ子たちだから、3人でキャンプとか行ってほしいなって思いますね。
川谷:キャンプね(笑)。
小籔:あの3人が「キャンプ行こうと思うんです」って言ったら10万円くらいのテント買ってあげようかなって思いますけどね(笑)。
一方、川谷が今後一緒にやってみたいアーティストとして、意外な芸人の名前をあげた。
川谷:ジェニーハイって難しいじゃないですか。アイナちゃん、ちゃんみなってきて、今までが絶妙だったんですよ。
小籔:ど正解を2回引いてますからね。
川谷:男の子を連れてくるとなったら、俺がいるし、俺が歌うのもありだなってなるから、渡辺直美さんとかじゃないですか。
小籔:なるほど。直美ちゃんはアメリカの活動事情さえクリアできたら。直美ちゃんはジェニーハイのアルバムを買って、僕と仕事場で会ったときに「ちょっと恥ずかしんですけど、サインしてもらってもいですか?」って言ってきて。
川谷:ええ。
小籔:「俺?」って言って。「はい」みたいな。「ええ!?」ってなって。それくらいジェニーハイが好きなんですよ。めっちゃ曲いいですよね。メンバー5人集まるとすごい面白いですって。興味を持ってくれてるので、日本に帰ってきたときにレコーディングなんてことになればいけるかもですね。
川谷:それか歌を決めてニューヨークで録ってもらってもいいですよね。
小籔:あっちはあっちでね。なるほど。今の時代できますからね。直美ちゃんだったらLINEとかもできるし、会社も同じなので。今後そういうことがあるかもしれないですね。
川谷:ジェニーハイもフェス出れなかったですね。
小籔:出たかったですね。
川谷:去年もロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)がなくなって。
小籔:ロッキン出れるってなったら、まあ一流ですから、「どうだ」って思ってたんですけど、中止になりまして。またコロナが明けたらやらせていただけるかと思いますけど。
川谷:僕らもなかなかライブができないですからね。フェスもないですし、あっても問題になっちゃったりとかもして。僕らとかもずっとフェスに出てきて、小籔さんも「コヤブソニック」をやってきたけど、今年はもう中止を決めて。
小籔:早々にね。
川谷:そういうのもあって、主催者の気持ちも見てるし、フェスをやるなって言ってる人の気持ちもわかるしっていう板挟みというか。フジロックの配信でKing Gnuの井口くんが「どっちが正しいのか結局わからない」みたいなことを言ってたけど、それも本当だなと思って。どうしていいかわからないよなって思いながら僕らもやってますけどね。
小籔:そうですね。でも、いつかはコロナがどういうかたちで明けるのか、ゼロになるのかウィズになるのかわかりませんけど、社会生活が普通に近づくようになったときには、またフェスはできるでしょうから。そのときはどこかおじゃまできたらなって思いますね。
小籔:川谷Pから見ると、やっぱりそういうところにも胸を痛めるということですよね。
川谷:どうしたらいいんだろうって感じですよね。
小籔:スポーツ業界とかも、きっちり平等じゃないところがおかしくなってるんじゃないかなって。いちばんの偉いさんが批判覚悟でできるだけ平等にバチッと「どうすんねん!」ってね。ふらふらして「これはOK、これはダメ」って、いわばタレントのバッシングとかでも平等じゃなかったりすることがあるから、罪を憎んで人を憎まずっていう言葉があるけど、今の世の中は人を憎んで罪を憎まずですから。同じ罪であっても人によって叩かれ方が違ったり、報道の仕方が違ったりする部分でおかしくなっているところがあるのかなって。できるだけ平等に我々ジェニーハイはいきたいと思っています。
川谷:ジェニーハイは傷ものがたくさんいますからね(笑)。
小籔:傷ものではないですよ(笑)。僕はそれがあったから(ジェニーハイの活動を)思いついたし、基本的に奇跡のバランスで成り立っているバンドだと思っているので、僕はすべてプラスになっていることだと思います。
小籔は「傷というか筋肉痛だと思う」と続ける。
川谷:なるほどね(笑)。痛くなっても筋肉はつくと。それめちゃくちゃいいですね。歌詞にしたいくらい。
小籔:あれを筋肉痛だって言うとまた炎上になるかもしれないから、あくまでアホな芸人の個人的な感想でございます。
川谷:あはは(笑)。
小籔:ライブハウスの方々も本当にご苦労なさっておられるので、コロナが明けたらライブを観に行ったり、ご協力させていただけたらと思っています。
川谷:取材をいろいろ受けましたけど、「名作だよ」ってめちゃくちゃいろんな人に言われました。
小籔:それは重みありますね。ありがたい。
川谷:ふざけてる曲もあるけど、バランスがすごくいいので、全曲を通して本当に何回も聴けるアルバムになってるから、CDはハードルが高い人はサブスクなんかで聴いていただけたらと思います。
小籔:ふざけてるって言うけど、僕らとしては多少ふざけないと。ジェニーハイの本業は音楽とおふざけみたいな部分があるから、ジェニーハイの本文から外れる意味のふざけではないというか、真面目にふざけているという。
川谷:ここ数日、頭のなかでジェニーハイの「これ次出したら絶対に売れる」みたいな曲ができかけてるんです。
小籔:おお、すごい。『ジェニースター』出たところなのに。
川谷:出るってなったところで次をつくり始めるんですけど、いい感じになりそうなイメージです。
小籔:じゃあ、しばらくは『ジェニースター』をバリバリ聴いて、また新曲を楽しみにしてもらえたらと思います。
ジェニーハイは9月25日(土)にアリーナ単独公演「アリーナジェニー」を神奈川・ぴあアリーナMMで開催する。ジェニーハイの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時より。
ふたりが登場したのは、J-WAVEで毎週月曜から木曜に放送中の番組『THE KINGS PLACE』。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、9月の月曜はジェニーハイが担当している。ここでは9月6日(月)オンエアの内容をテキストで紹介する。
小籔がアーティスト3人のキャンプを提案?
ジェニーハイは、音楽番組『BAZOOKA !!!』(BSスカパー!)の知名度アップを目的に始動したプロジェクト。音楽番組や音楽フェスなどへの出演を目標に、ドラム担当の小籔千豊、ベース担当のくっきー(野性爆弾)、ボーカル担当の中嶋イッキュウ(tricot)の 3 人で結成。その後、3人からのアプローチにより川谷絵音がプロデューサー&ギターに就任。さらに小籔が「俺の知り合いで一番えげつないキーボード」として推薦した新垣 隆をキーボードとしてメンバーに迎え、さまざまな天才が集まった超個性的バンドが誕生した。番組ではリスナーからのこんなメッセージを紹介した。
「ジェニーハイの、ちゃんみなさんとやられている曲『華奢なリップ feat.ちゃんみな』が大好きです。今後こんな人とやってみたいなど、頭に浮かぶアーティストはいますか?」
川谷:そうですよね。1曲だけで帰ってもらうのも申し訳ないですもんね。
小籔:1曲でもいいんですけど、ちゃんみなちゃん、アイナちゃんと2曲くらいできたら。次は(中嶋)イッキュウさんと3人で歌うってなったら、めっちゃいいと思うんです。
川谷:それいいっすね。それは思い浮かばなかったです。
小籔:僕は音楽的なことは全然わからないけど、ライブに若い子を招いたときに、1曲だけで帰ってもらうのはものすごく心苦しいので。あと、ちゃんみなちゃんとアイナちゃんのコラボも玄武と白虎みたいな、強力な武器をバチッて出てくる感じがして(笑)。
川谷:確かに。イッキュウとアイナちゃんでメロディー歌って、ちゃんみながずっとラップをしてるみたいな。それはカッコいいですよね。
小籔:大人の事情とかもあると思いますけど、諸々クリアされたら。音楽関係なく、イッキュウさんとちゃんみなちゃんとアイナちゃんで仲良くなってほしいなって思うんですよね。
川谷:なるほど(笑)。
小籔:ストイックで暗そうなアイナちゃん、ちゃんみなちゃんもオラオラっぽい感じだけど、中身はあの3人は似てるとこあると思うんですよ。普通にええ子たちだから、3人でキャンプとか行ってほしいなって思いますね。
川谷:キャンプね(笑)。
小籔:あの3人が「キャンプ行こうと思うんです」って言ったら10万円くらいのテント買ってあげようかなって思いますけどね(笑)。
一方、川谷が今後一緒にやってみたいアーティストとして、意外な芸人の名前をあげた。
川谷:ジェニーハイって難しいじゃないですか。アイナちゃん、ちゃんみなってきて、今までが絶妙だったんですよ。
小籔:ど正解を2回引いてますからね。
川谷:男の子を連れてくるとなったら、俺がいるし、俺が歌うのもありだなってなるから、渡辺直美さんとかじゃないですか。
小籔:なるほど。直美ちゃんはアメリカの活動事情さえクリアできたら。直美ちゃんはジェニーハイのアルバムを買って、僕と仕事場で会ったときに「ちょっと恥ずかしんですけど、サインしてもらってもいですか?」って言ってきて。
川谷:ええ。
小籔:「俺?」って言って。「はい」みたいな。「ええ!?」ってなって。それくらいジェニーハイが好きなんですよ。めっちゃ曲いいですよね。メンバー5人集まるとすごい面白いですって。興味を持ってくれてるので、日本に帰ってきたときにレコーディングなんてことになればいけるかもですね。
川谷:それか歌を決めてニューヨークで録ってもらってもいいですよね。
小籔:あっちはあっちでね。なるほど。今の時代できますからね。直美ちゃんだったらLINEとかもできるし、会社も同じなので。今後そういうことがあるかもしれないですね。
フェスも中止 コロナ禍の活動を振り返る
「KINGS MEETING」のコーナーでは、ジェニーハイのコロナ禍での活動を語り合った。川谷:ジェニーハイもフェス出れなかったですね。
小籔:出たかったですね。
川谷:去年もロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)がなくなって。
小籔:ロッキン出れるってなったら、まあ一流ですから、「どうだ」って思ってたんですけど、中止になりまして。またコロナが明けたらやらせていただけるかと思いますけど。
川谷:僕らもなかなかライブができないですからね。フェスもないですし、あっても問題になっちゃったりとかもして。僕らとかもずっとフェスに出てきて、小籔さんも「コヤブソニック」をやってきたけど、今年はもう中止を決めて。
小籔:早々にね。
川谷:そういうのもあって、主催者の気持ちも見てるし、フェスをやるなって言ってる人の気持ちもわかるしっていう板挟みというか。フジロックの配信でKing Gnuの井口くんが「どっちが正しいのか結局わからない」みたいなことを言ってたけど、それも本当だなと思って。どうしていいかわからないよなって思いながら僕らもやってますけどね。
小籔:そうですね。でも、いつかはコロナがどういうかたちで明けるのか、ゼロになるのかウィズになるのかわかりませんけど、社会生活が普通に近づくようになったときには、またフェスはできるでしょうから。そのときはどこかおじゃまできたらなって思いますね。
ジェニーハイは奇跡のバランスで成り立っている
川谷はコロナ禍において、「若いバンドマンは特に僕らがたどってきたちゃんとした道がない人たちもいる」と言及する。小籔:川谷Pから見ると、やっぱりそういうところにも胸を痛めるということですよね。
川谷:どうしたらいいんだろうって感じですよね。
小籔:スポーツ業界とかも、きっちり平等じゃないところがおかしくなってるんじゃないかなって。いちばんの偉いさんが批判覚悟でできるだけ平等にバチッと「どうすんねん!」ってね。ふらふらして「これはOK、これはダメ」って、いわばタレントのバッシングとかでも平等じゃなかったりすることがあるから、罪を憎んで人を憎まずっていう言葉があるけど、今の世の中は人を憎んで罪を憎まずですから。同じ罪であっても人によって叩かれ方が違ったり、報道の仕方が違ったりする部分でおかしくなっているところがあるのかなって。できるだけ平等に我々ジェニーハイはいきたいと思っています。
川谷:ジェニーハイは傷ものがたくさんいますからね(笑)。
小籔:傷ものではないですよ(笑)。僕はそれがあったから(ジェニーハイの活動を)思いついたし、基本的に奇跡のバランスで成り立っているバンドだと思っているので、僕はすべてプラスになっていることだと思います。
小籔は「傷というか筋肉痛だと思う」と続ける。
川谷:なるほどね(笑)。痛くなっても筋肉はつくと。それめちゃくちゃいいですね。歌詞にしたいくらい。
小籔:あれを筋肉痛だって言うとまた炎上になるかもしれないから、あくまでアホな芸人の個人的な感想でございます。
川谷:あはは(笑)。
小籔:ライブハウスの方々も本当にご苦労なさっておられるので、コロナが明けたらライブを観に行ったり、ご協力させていただけたらと思っています。
「名作だよ」ってめちゃくちゃ言われた
ジェニーハイは9月1日にニューアルバム『ジェニースター』をリリースした。小籔:それは重みありますね。ありがたい。
川谷:ふざけてる曲もあるけど、バランスがすごくいいので、全曲を通して本当に何回も聴けるアルバムになってるから、CDはハードルが高い人はサブスクなんかで聴いていただけたらと思います。
小籔:ふざけてるって言うけど、僕らとしては多少ふざけないと。ジェニーハイの本業は音楽とおふざけみたいな部分があるから、ジェニーハイの本文から外れる意味のふざけではないというか、真面目にふざけているという。
川谷:ここ数日、頭のなかでジェニーハイの「これ次出したら絶対に売れる」みたいな曲ができかけてるんです。
小籔:おお、すごい。『ジェニースター』出たところなのに。
川谷:出るってなったところで次をつくり始めるんですけど、いい感じになりそうなイメージです。
小籔:じゃあ、しばらくは『ジェニースター』をバリバリ聴いて、また新曲を楽しみにしてもらえたらと思います。
ジェニーハイは9月25日(土)にアリーナ単独公演「アリーナジェニー」を神奈川・ぴあアリーナMMで開催する。ジェニーハイの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時より。
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2021年9月13日28時59分まで
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番組情報
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月・火・水・木曜25:00-26:00
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