神木隆之介が、主人公・ワニの声を担当したアニメ映画『100日間生きたワニ』の収録エピソードを語った。また、2021年上半期を自己採点した。
神木が出演したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のワンコーナー「TOKYO SAVVY」。オンエアは7月9日(金)。
LiLiCo:ワニ役のオファーをいただいたとき、どんなお気持ちでしたか?
神木:話題になっていたので、お話をいただいたときは「えっ、あのワニ!?」と思いました。
しかし神木は当初、アニメではなく実写映画のオファーだと思ったそうだ。
神木:漫画『荒川アンダー ザ ブリッジ』の実写化のように、ワニの特殊メイクをするのかなと思いました。だけどアニメーションと聞いて、原作はSNSの4コマ漫画だから動いている姿がなかったので。彼らの動きがどういうふうに表現されるのか、すごく楽しみでしたね。
ワニ役を演じるにあたり、神木は「プレッシャーはあまりないほうでした」とコメントする。
神木:なぜかと言うと、みなさん「キャラクターの声」のイメージがそこまでなかったと思うんですよ。僕もあまり想像できてなかったですし。「ワニってこういう声なんだ」と最初に思ってもらえる機会だと思えたので、遊べるところは遊べましたし、けっこう自由にやらせてもらいました。中村倫也くん(ネズミ役)や木村 昴くん(モグラ役)、新木優子さん(センパイ役)といった、すごく優しくて楽しい方々とご一緒だったので、収録現場も楽しかったです。
LiLiCo:一緒に収録できたんですか?
神木:一緒にできました!
LiLiCo:そうなんだ! (キャラクターを)想像してスタジオに入ったときって緊張しない? 私すごく緊張するの。「神木くん、そんな感じじゃないんだよね」って言われるかもしれないじゃん(笑)。
神木:今回はそんなに(調整は)なかったですよ。もちろん、声の若干のトーンの調整はありましたけど。
神木は収録時、幼馴染であるワニとネズミとモグラのあいだに存在する“幼馴染ならではの気だるさ”を表現するのに苦戦したという。
神木:アニメーションだから元気よく声を出したいんですけど、「幼馴染間の気だるさを録りたい」と言われて、そこがすごく難しかったですね。「どれぐらい表現をリアルにしていいのだろうか」と、監督と話しながら収録を進めました。
LiLiCo:声優さんって声を作り込むのもやりがいがあるって聞いたことがあるんだけど、神木くんはわりと普段の自分に近い声で?
神木:これまで僕はありがたいことに地声に近い役でした。僕は本当の声優さんじゃないですから技術も持っていないですし、表現力もまだまだ乏しいので。声優さんはすごい技術を持った職人さんですから。だけどアニメがすごく好きなので、「このアニメだったらこうだったな」「この声優さんはこう演じていたな」と思いながら収録しました。あと、今回は隣にプロである昴くんがいてくれたので、安心していろいろと訊きました。
【関連記事】木村 昴の「人生を変えたアルバム」は? ラップにハマった原点
神木:「ちょっと立ち止まりたい」「(過去を)振り返りたい」方の背中をさすれるような映画になっていけたらいいなと思います。あとはキャラクターたちがすごくかわいいので、子どもたちにも観てもらいたいなという気持ちもありますね。
LiLiCo:4コマ漫画だと1日ずつワニの余命が短くなっていくから切なさがあったけど、そのあともみんなで頑張らないといけないからね。
神木:SNSで余命がカウントされていった日々があって、漫画を読んでいた当時のみなさんは焦りや切なさを感じていたと思うんですよ。そのときの気持ちを大事に思っている映画だなと感じました。
稲葉:神木さんは何点をつけますか?
神木:100点中、1万点!
LiLiCo:おお! なぜ?
神木:ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)で、同世代の菅田将暉や仲野太賀たちと上半期を走り抜けられたのが気持ちよかったです。ドラマのなかで3人はマクベスというコント芸人をやっていたのですが、作中と同じぐらい3人の絆を深めることもできて。僕にとって「人生で一番大事な出会いだったな」と思えましたし、これからも大事にしていきたいです。
LiLiCo:これまでいろんな役をやってきたじゃない? やってみたい役って何かある?
神木:ガッツリ会社務めしている役は、まだそんなにないかもしれないですね。
稲葉:オフィス的な神木くんか。
神木:あとはコメディ。真面目というか、真に迫った作品が多かったので、ピンポイントですけど「会社のコメディ」とかやりたいです。
LiLiCo:このラジオで言っちゃったし叶うんじゃない?
神木:本当ですか(笑)。絶対に面白いと思うんですよね。
『ALL GOOD FRIDAY』のワンコーナー「TOKYO SAVVY」では、新しい東京、まだ知らない東京をプレゼンテーションする。オンエアは15時30分頃から。
神木が出演したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のワンコーナー「TOKYO SAVVY」。オンエアは7月9日(金)。
オファー当初は「ワニの特殊メイクをするのかな」と勘違い
きくちゆうきによる4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』を映画化したアニメ映画『100日間生きたワニ』。同作で神木は主人公・ワニの声を務めている。映画『100日間生きたワニ』予告【7月9日(金)公開】
神木:話題になっていたので、お話をいただいたときは「えっ、あのワニ!?」と思いました。
しかし神木は当初、アニメではなく実写映画のオファーだと思ったそうだ。
神木:漫画『荒川アンダー ザ ブリッジ』の実写化のように、ワニの特殊メイクをするのかなと思いました。だけどアニメーションと聞いて、原作はSNSの4コマ漫画だから動いている姿がなかったので。彼らの動きがどういうふうに表現されるのか、すごく楽しみでしたね。
ワニ役を演じるにあたり、神木は「プレッシャーはあまりないほうでした」とコメントする。
神木:なぜかと言うと、みなさん「キャラクターの声」のイメージがそこまでなかったと思うんですよ。僕もあまり想像できてなかったですし。「ワニってこういう声なんだ」と最初に思ってもらえる機会だと思えたので、遊べるところは遊べましたし、けっこう自由にやらせてもらいました。中村倫也くん(ネズミ役)や木村 昴くん(モグラ役)、新木優子さん(センパイ役)といった、すごく優しくて楽しい方々とご一緒だったので、収録現場も楽しかったです。
LiLiCo:一緒に収録できたんですか?
神木:一緒にできました!
LiLiCo:そうなんだ! (キャラクターを)想像してスタジオに入ったときって緊張しない? 私すごく緊張するの。「神木くん、そんな感じじゃないんだよね」って言われるかもしれないじゃん(笑)。
神木:今回はそんなに(調整は)なかったですよ。もちろん、声の若干のトーンの調整はありましたけど。
神木は収録時、幼馴染であるワニとネズミとモグラのあいだに存在する“幼馴染ならではの気だるさ”を表現するのに苦戦したという。
神木:アニメーションだから元気よく声を出したいんですけど、「幼馴染間の気だるさを録りたい」と言われて、そこがすごく難しかったですね。「どれぐらい表現をリアルにしていいのだろうか」と、監督と話しながら収録を進めました。
LiLiCo:声優さんって声を作り込むのもやりがいがあるって聞いたことがあるんだけど、神木くんはわりと普段の自分に近い声で?
神木:これまで僕はありがたいことに地声に近い役でした。僕は本当の声優さんじゃないですから技術も持っていないですし、表現力もまだまだ乏しいので。声優さんはすごい技術を持った職人さんですから。だけどアニメがすごく好きなので、「このアニメだったらこうだったな」「この声優さんはこう演じていたな」と思いながら収録しました。あと、今回は隣にプロである昴くんがいてくれたので、安心していろいろと訊きました。
【関連記事】木村 昴の「人生を変えたアルバム」は? ラップにハマった原点
漫画の読者の“切なさ”を大事にした映画
LiLiCoは神木に「この映画をどんな人に観てほしいですか?」と問いかけた。神木:「ちょっと立ち止まりたい」「(過去を)振り返りたい」方の背中をさすれるような映画になっていけたらいいなと思います。あとはキャラクターたちがすごくかわいいので、子どもたちにも観てもらいたいなという気持ちもありますね。
LiLiCo:4コマ漫画だと1日ずつワニの余命が短くなっていくから切なさがあったけど、そのあともみんなで頑張らないといけないからね。
神木:SNSで余命がカウントされていった日々があって、漫画を読んでいた当時のみなさんは焦りや切なさを感じていたと思うんですよ。そのときの気持ちを大事に思っている映画だなと感じました。
2021年の上半期に「絆を深める」ことができた俳優は
この日の番組のメッセージテーマは「2021年上半期自己採点」。これにちなんで、神木も自身の「上半期自己採点」をおこなった。稲葉:神木さんは何点をつけますか?
神木:100点中、1万点!
LiLiCo:おお! なぜ?
神木:ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)で、同世代の菅田将暉や仲野太賀たちと上半期を走り抜けられたのが気持ちよかったです。ドラマのなかで3人はマクベスというコント芸人をやっていたのですが、作中と同じぐらい3人の絆を深めることもできて。僕にとって「人生で一番大事な出会いだったな」と思えましたし、これからも大事にしていきたいです。
LiLiCo:これまでいろんな役をやってきたじゃない? やってみたい役って何かある?
神木:ガッツリ会社務めしている役は、まだそんなにないかもしれないですね。
稲葉:オフィス的な神木くんか。
神木:あとはコメディ。真面目というか、真に迫った作品が多かったので、ピンポイントですけど「会社のコメディ」とかやりたいです。
LiLiCo:このラジオで言っちゃったし叶うんじゃない?
神木:本当ですか(笑)。絶対に面白いと思うんですよね。
『ALL GOOD FRIDAY』のワンコーナー「TOKYO SAVVY」では、新しい東京、まだ知らない東京をプレゼンテーションする。オンエアは15時30分頃から。
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