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佐藤千亜妃、漫画家・いくえみ綾の作品の魅力を語る

佐藤千亜妃、漫画家・いくえみ綾の作品の魅力を語る

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。4月26日(月)のオンエアでは、新曲『カタワレ』をリリースしたミュージシャン・佐藤千亜妃がリモート出演。学生時代の恋愛を振り返った。

哲学者・プラトンから着想を得た楽曲

佐藤千亜妃は4月8日、新曲『カタワレ』を配信リリースした。この曲はドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ)のために書き下ろしたもの。

もともと原作漫画を読んでいた佐藤は、楽曲制作オファーが来たときに驚いたという。佐藤は漫画、脚本、キャスト名から映像を思い浮かべながら楽曲の制作を進めたとコメントした。

恋愛に不器用な男女をハートフルに描いた『レンアイ漫画家』にちなんで、サッシャは佐藤に「恋愛は不器用なタイプですか?」と質問を投げかけた。

佐藤:恋愛はすごく不器用なほうだと思います。
サッシャ:どんなところが不器用なんでしょうか。
佐藤:小学校中学校時代は、ずっと同じ人を好きだったんですね。だけど素直になれなくて、嫌いな態度を相手に取っていました。照れちゃって、「うるさい」とか「話しかけないで」みたいな対応(笑)。
サッシャ:本当は好きなのに(笑)! そういうことを言っているときって、女心としてはどう思っているんですか?
佐藤:「話しかけてほしい」ですね(笑)。
サッシャ:まさに「女心と秋の空」。わからないものですね(笑)。

『カタワレ』は、「かけがえのない誰かに出会って、世界の見え方が変わる」というテーマで書き下ろされた楽曲。楽曲制作のヒントは、哲学者・プラトンが提唱した説から得たそうだ。

佐藤:「人間球体説」という、プラトンが提唱しているものがありまして。もともと、2人の人間は1つの球体で、あるきっかけで割れて別々になってしまったと。そして、割れた半身を探す旅をしているのが“愛”の起源だと言われているんですね。「人は愛を求めて、欠けたものを探しているんだな」と思って、今回の楽曲に反映してみました。
サッシャ:カタワレを探す旅。素敵なお話ですね。

いくえみ綾の漫画が大好き

この日の「MUSIC+1」では、漫画が好きな佐藤に「おすすめの恋愛漫画」を紹介してもらった。

佐藤:私、漫画家のいくえみ綾さんの作品が大好きなんですよ。『太陽が見ている(かもしれないから)』(集英社)、『潔く柔く』(集英社)、『あなたのことはそれほど』(祥伝社)など、いい作品がたくさんあります。

佐藤は、いくえみ綾が描く恋愛観に共感することが多いと語る。

佐藤:(いくえみ綾の漫画は)わかりやすく男女の恋愛というよりかは、人間くさいところ、ある種ポエティックな部分が描かれているんですね。一回読むだけだと出てくる登場人物の感情が100パーセントわかるわけではないので、繰り返し読むことで「このセリフはこんな気持ちで言ったのかな」とか「この行動がラストに繋がるのか」みたいな見方ができます。

アルバムを年内にリリース予定

佐藤はTikTokで弾き語り動画などを公開している。「弾き語りライブをやっていたので、初心に返る気持ちでやっています」と話す佐藤に、今後の予定を訊いた。

サッシャ:(弾き語り動画は)これからもきのこ帝国の楽曲を含め、継続される予定ですか?
佐藤:そうですね。カバーなどもいろいろやっていきたいです。コロナ禍でお家時間が増えていますし、tiktokで自分の動画を観て楽しんでもらえたらうれしいですね。
サッシャ:楽しみにしています。今後の活動をお聞かせいただけますか?
佐藤:ちょうど、アルバムがそろそろできあがるかなってタイミングなんですよ。
サッシャ:おお!
佐藤:去年から1年ぐらいずっと作っていました。2021年の秋ごろをイメージしているんですけど、年内にはみなさんにお届けできるかなと思っています。
サッシャ:コロナ禍だからこそ生まれた楽曲もあるんですか?
佐藤:すごくあります。
サッシャ:アルバムができるんなら、ライブもやりたいよね。
佐藤:やりたいですね! コロナが収束したら、ツアーで全国をまわりたいです。

佐藤千亜妃の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。

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