ビッケブランカ、“ありえない距離”で見た俳優の芝居に感動

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』（ナビゲーター：サッシャ・増井なぎさ）。3月31日（水）のオンエアでは、シンガーソングライター・ビッケブランカがリモート出演。新曲『ポニーテイル』にまつわるエピソードを語った。

作曲とゲームは同じぐらいの熱量を持って取り組む！

『STEP ONE』では2020年の8月以来の出演となったビッケブランカ。前回の放送では、ゲームに夢中になっていることを明かしていた。ちなみにシンガーソングライター・岡崎体育とはゲーム仲間で、YouTubeでは実況動画もアップしている。2020年10月には、岡崎とコラボした楽曲『化かしHOUR NIGHT』をリリースした。

増井：今もゲームはやられていますか？
ビッケブランカ：新しいものに手を出したりしながら、日々やっていますね。
サッシャ：ちゃんと音楽は作ってる？
ビッケブランカ：作ってますよ（笑）。曲を作るエネルギーはちゃんと50パーセント残していますから。
サッシャ：逆に、ゲームに50パーセントも注いでいるの!?　最高ですね（笑）。
ビッケブランカ：（笑）。いい気分転換になります。

自宅で録る「デモ歌」の音質がアップ

ビッケブランカは3月17日、ニューシングル『ポニーテイル』をリリースした。メジャーファーストシングル『ウララ』に続く、“春”をテーマにした楽曲となっている。

増井：爽やかで温かく、切ない気持ちにもなる歌でした。まさに今の時期にピッタリの曲ですね。
サッシャ：『ポニーテイル』というタイトルを付けた理由は何ですか？
ビッケブランカ：頭のなかで春を想像したら、そこにポニーテイル姿の人がいたんですよね。なので、ストレートにタイトルにしました。
増井：その子はどんな状況の春を迎えているんですかね？
ビッケブランカ：えーっ！　後ろ姿だったからわかんないですね。晴れた日の道を歩いている？

前回の出演時には、自宅に作曲機材をそろえたと話したビッケブランカ。その後、録音環境はどのように変化したのだろうか？

ビッケブランカ：デモの歌を録るときに使用する機材をすごくいいものにしました。なので、アレンジャーに渡すときの音質がすごくよくなりました。
サッシャ：家で作る時点で、音のクオリティーがすごく上がったんですね。もしかして、差し替わらずに使用されていたりするんですか？
ビッケブランカ：使われている部分もありますね。「どうしてもこの歌いまわしがいいな」って思うものを残しています。部分部分ですけどね。「ここのかすれ方はもう表現できないな」ってところとか。
サッシャ：えー!?　どこだろう、気になる。聴いているとわかるのかな？
ビッケブランカ：（笑）。家で録ったやつもクオリティーが高くなっているので、音質だけじゃわからないかなあ。
サッシャ：STAY HOMEによって、曲づくりの幅が広がったわけですね。
ビッケブランカ：そうですね。いろんなことができるようになったなと思います。
サッシャ：また新しい機材がほしくなっているんじゃない？
ビッケブランカ：いや、機材はもういいです。このままいくと止まんないですよ（笑）。
増井：ゲームの確保も大切ですしね。
ビッケブランカ：そうそうそう。どっちも50パーセントなので（笑）。
サッシャ：（笑）。

MV撮影でプロの仕事に感動「迫力がすごかった」

『ポニーテイル』のMVでは桜井日奈子が新人女優役として出演。大学時代の映像研究会に所属していた男性（佐久間祥朗）がADとして登場し、2人の淡い恋心が描かれるストーリーだ。

サッシャ：MVでは、ビッケブランカは2人の姿をうしろで見守っていましたね。
ビッケブランカ：そうです。守護霊みたいな感じ（笑）。歌いながら見守っていました。今回の撮影で役者さんの芝居を間近で見るって、迫力がすごかったですね。
サッシャ：どんなところに迫力を感じましたか？
ビッケブランカ：普段、テレビで観るようなアングルじゃなかったからですかね。
サッシャ：そうか。撮影の裏側から見ていますもんね。
ビッケブランカ：自分はMVだと「いるけどいない」みたいな位置付けなので。真上とか、普段ではありえない距離で役者さんたちを見ることできました。プロの芝居って本当にすごいなって感じましたね。
増井：本当に守護霊みたいな感じですね（笑）。
サッシャ：（役者さんの）スイッチが入る瞬間も見たんだ。
ビッケブランカ：見ました！

ビッケブランカの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜～木曜の11時20分ごろから。