J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「Chuo Nittochi LUNCHTIME AVENUE」。2月27日(土)のオンエアでは、シンガーソングライター・秋山黄色がリモート出演。最新アルバム『FIZZY POP SYNDROME』の制作エピソードや、東京の好きなところについて語った。
山田:タイトルはどういう意味なのでしょうか?
秋山:ざっくり言うと「炭酸症候群」ですね。時代が時代だったので、前向きな曲を作ろうかなって意識はずっとあったのですが、自分のキャラはどっちかって言うと、言葉が強い暗いものだったので、いきなり「助けるぜ」ってテンションはおかしいかなと思って、炭酸割りみたいに薄めたり滲ませたりっていうところから、そういうポップスを作りました。
渡辺:アルバムへのコメントでは「一筋縄ではいかないこのご時世に、自分が音楽から引き出せる力ってなんだろう? その答えを詰め込みました。体に良くない『POPS』ですが、あなたの苦しみが『苦くておいしい』に変わるかもしれません」と書かれていましたね。
秋山:すごく考えたコメントなので、音読されると本当に恥ずかしいです(笑)。
山田:アルバムを聴いて、コメントの内容がすごく伝わりましたよ。
『FIZZY POP SYNDROME』には、TVアニメ『約束のネバーランド』Season 2』(フジテレビ系)のオープニングテーマ『アイデンティティ』をはじめ、TVドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日)の主題歌『サーチライト』、『映画 えんとつ町のプペル』の挿入歌『夢の礫』といった数々のタイアップ曲が収録されている。
渡辺:オーダーと自分の楽曲をすり合わせいくのは、自然とできるようになったのでしょうか?
秋山:たぶん作品によると思います。『映画 えんとつ町のプペル』に関しては、「誰に何を言われても諦めるな」ってメッセージが昔から自分のなかにずっとあったので、それはわりと自然にできたのかなと思います。ただ、自分の世界観とかけ離れた作品ってまだやってないので計りかねるんですけど、(楽曲を仕上げる)自信はあるので、どんどん任せてほしいです(笑)。
渡辺:秋山黄色というカラーが確立しているからこそ、お願いする側もそこに期待をしているんだと思いますね。
秋山:一つひとつ、かなり時間をかけて曲を書くので、理解度が高いものを出せると思います。いいんじゃないでしょうか、僕って。
山田:あはは(笑)。
渡辺:そこは強調していきましょう。
秋山:ハッキリと「人生が変わったな」と思った日は、前髪を縮毛矯正した日ですかね(笑)。僕、ものすごく天然パーマなんですよ。お風呂上がりだと本当にすごくて、S字クランクみたいな髪になっちゃいます。
渡辺:髪がクルクルになっちゃうわけですね。
秋山:それが嫌で嫌で、縮毛矯正を初めてやって、人生が変わりましたね。本当に嬉しかったです。のれんみたいな髪になれました。
秋山:僕のことを知っている人がいないっていうのはすごくいいですね。地元はすごく距離感が近いので、何をやっても噂になってしまうんですよ。
渡辺:地元は栃木のほうですよね。
秋山:そうです、そうです。僕のことを誰も知らないことって、自分のメンタルにはすごく適しているんですよ。
渡辺:わかるなあ。海外に行くとさらに感じるんじゃないですか?
秋山:最高だと思います。
山田:だけど、「誰も自分を見ていない」ということに寂しさを感じたりはしませんか?
秋山:アーティストという側面でいうと、そうですね。あと、通説で「東京の人は冷たい」って言われたりするじゃないですか。だけど、わりと僕はそんなことはないんじゃないかなって思うんですよ。みんながみんな東京生まれ東京育ちじゃないっていうのもありますし、モメることもあるんだろうけれど、「東京の人ってあったかいな」って思う瞬間がわりとありますね。
渡辺:関西のような濃い目のコミュニケーションじゃないから、クールと捉えられることはあるかもしれないですね。
山田:困っていたら助けてくれる人も多いですし、優しい人って多いですよね。
秋山:「どうせ一生会わないだろうな」ってテンションだからこそできる親切って、きっとあるんですよね。それが僕にとってちょうどいいんですよね。東京で過ごしていてストレスを感じないです。
渡辺:匿名同士の人間関係のよさっていうのが東京にはあるんですね。
秋山は、3月6日(土)から全国ワンマンツアー『一鬼一遊TOUR Lv.2』を開催予定。東京は3月10日(水)Zepp Tokyoにて。そのほか、秋山黄色の最新情報は公式サイトまたは、Twitterまで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「Chuo Nittochi LUNCHTIME AVENUE」では、各界で活躍する注目の人物にインタビューをおこない、ゲストが「東京の好きなところ」を語る。オンエアは11時10分頃から。
秋山黄色、タイアップ曲は「どんどん任せてほしいです」
秋山は3月3日(水)にセカンドアルバム『FIZZY POP SYNDROME』をリリース。コロナ禍のなか、前向きな曲を作りたいという思いから生まれた1枚だと秋山は語る。山田:タイトルはどういう意味なのでしょうか?
秋山:ざっくり言うと「炭酸症候群」ですね。時代が時代だったので、前向きな曲を作ろうかなって意識はずっとあったのですが、自分のキャラはどっちかって言うと、言葉が強い暗いものだったので、いきなり「助けるぜ」ってテンションはおかしいかなと思って、炭酸割りみたいに薄めたり滲ませたりっていうところから、そういうポップスを作りました。
渡辺:アルバムへのコメントでは「一筋縄ではいかないこのご時世に、自分が音楽から引き出せる力ってなんだろう? その答えを詰め込みました。体に良くない『POPS』ですが、あなたの苦しみが『苦くておいしい』に変わるかもしれません」と書かれていましたね。
秋山:すごく考えたコメントなので、音読されると本当に恥ずかしいです(笑)。
山田:アルバムを聴いて、コメントの内容がすごく伝わりましたよ。
『FIZZY POP SYNDROME』には、TVアニメ『約束のネバーランド』Season 2』(フジテレビ系)のオープニングテーマ『アイデンティティ』をはじめ、TVドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日)の主題歌『サーチライト』、『映画 えんとつ町のプペル』の挿入歌『夢の礫』といった数々のタイアップ曲が収録されている。
秋山黄色『アイデンティティ』
秋山黄色『サーチライト』
秋山黄色 『夢の礫』
秋山:たぶん作品によると思います。『映画 えんとつ町のプペル』に関しては、「誰に何を言われても諦めるな」ってメッセージが昔から自分のなかにずっとあったので、それはわりと自然にできたのかなと思います。ただ、自分の世界観とかけ離れた作品ってまだやってないので計りかねるんですけど、(楽曲を仕上げる)自信はあるので、どんどん任せてほしいです(笑)。
渡辺:秋山黄色というカラーが確立しているからこそ、お願いする側もそこに期待をしているんだと思いますね。
秋山:一つひとつ、かなり時間をかけて曲を書くので、理解度が高いものを出せると思います。いいんじゃないでしょうか、僕って。
山田:あはは(笑)。
渡辺:そこは強調していきましょう。
秋山黄色の人生が一変した出来事
放送700回を迎えた『RADIO DONUTS』のこの日のテーマは「ささやかな記念日」。これにちなんで、秋山にも記念日にまつわるエピソードを訊いた。秋山:ハッキリと「人生が変わったな」と思った日は、前髪を縮毛矯正した日ですかね(笑)。僕、ものすごく天然パーマなんですよ。お風呂上がりだと本当にすごくて、S字クランクみたいな髪になっちゃいます。
渡辺:髪がクルクルになっちゃうわけですね。
秋山:それが嫌で嫌で、縮毛矯正を初めてやって、人生が変わりましたね。本当に嬉しかったです。のれんみたいな髪になれました。
東京の好きなところは「人と人の距離感」
「Chuo Nittochi LUNCHTIME AVENUE」では、ゲストに「東京の好きなところ」を訊いている。秋山は「東京ならではの人々の距離感が好き」だという。秋山:僕のことを知っている人がいないっていうのはすごくいいですね。地元はすごく距離感が近いので、何をやっても噂になってしまうんですよ。
渡辺:地元は栃木のほうですよね。
秋山:そうです、そうです。僕のことを誰も知らないことって、自分のメンタルにはすごく適しているんですよ。
渡辺:わかるなあ。海外に行くとさらに感じるんじゃないですか?
秋山:最高だと思います。
山田:だけど、「誰も自分を見ていない」ということに寂しさを感じたりはしませんか?
秋山:アーティストという側面でいうと、そうですね。あと、通説で「東京の人は冷たい」って言われたりするじゃないですか。だけど、わりと僕はそんなことはないんじゃないかなって思うんですよ。みんながみんな東京生まれ東京育ちじゃないっていうのもありますし、モメることもあるんだろうけれど、「東京の人ってあったかいな」って思う瞬間がわりとありますね。
渡辺:関西のような濃い目のコミュニケーションじゃないから、クールと捉えられることはあるかもしれないですね。
山田:困っていたら助けてくれる人も多いですし、優しい人って多いですよね。
秋山:「どうせ一生会わないだろうな」ってテンションだからこそできる親切って、きっとあるんですよね。それが僕にとってちょうどいいんですよね。東京で過ごしていてストレスを感じないです。
渡辺:匿名同士の人間関係のよさっていうのが東京にはあるんですね。
秋山は、3月6日(土)から全国ワンマンツアー『一鬼一遊TOUR Lv.2』を開催予定。東京は3月10日(水)Zepp Tokyoにて。そのほか、秋山黄色の最新情報は公式サイトまたは、Twitterまで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「Chuo Nittochi LUNCHTIME AVENUE」では、各界で活躍する注目の人物にインタビューをおこない、ゲストが「東京の好きなところ」を語る。オンエアは11時10分頃から。
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2021年3月6日28時59分まで
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番組情報
- RADIO DONUTS
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毎週土曜8:00-12:00
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渡辺 祐・山田玲奈