VERY専属モデル、コラムニストとしても活躍中のクリス-ウェブ佳子さんが、子育てする上での「新視点」を語った。
クリス-ウェブ佳子さんがトークを繰り広げたのは、J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)。11月9日(月)から11月12日(木)まで、ギャラリークレヴィア新宿で行った公開収録『CREVIA NEW PERSPECTIVE OF LIFE』の様子をお届けしており、ここでは12日のオンエアを紹介する。
ギャラリークレヴィア新宿があるのは、新宿マインズタワーの20階。伊藤忠都市開発が運営をするマンションブランド「クレヴィア」のコミュニケーションスペースで、マンションのモデルルームのほか、カフェやイベントスペースも併設された施設だ。
クリス:中2、3のときが一番キツくて。思春期があっての反抗期なんですけど、よくよく考えたら(ナビゲーターであるサッシャの出身地である)ドイツでは「反抗期」って言わないですよね?
サッシャ:言わないです。
クリス:親に対して意見を言って歯向かうから日本語で「反抗期」となるんですが、それを私は「独立期」と置きかえたんです。穏やかではなかったですけど、ホルモンのバランスが崩れて起こることで、本当にどうしようもないので。
サッシャ:子どもたちにとってはね。
クリス:そうなんですよ。ある朝、泣きながらキッチンに来るから「どうしたの?」と聞いたら「わからない」って、本人も。でも私はそのときに「よかったね、これは思春期だよ、大人になっているね」と言ったんです。
サッシャ:受け入れたんですね。
クリス:今は高1の娘なんですけど中3の卒業間際ぐらいに「反抗期、終わったから」って宣言をしてくれたんです。
サッシャ:むこうから言ってきたんですか!? 自分で気づいたんですね。
クリス:気づいたみたいです。「でもまだ思春期だからよろしくね」という感じでした。
サッシャ:自立してらっしゃる。
「心を閉ざしてしまう思春期が親としては切ない」とクリス-ウェブ佳子さんは振り返る。
クリス:うちの子もそういう時期があったんですけど、無理に話を聞きださないようにしていました。もし語り始めても、彼女たちがほしいのは「答え」じゃないから、聞くに徹していましたね。
クリス:外でこっそりデートをするよりも全然うちで、と思っています。
増井:隠し事をしないような関係作りを大事にしているんですね。
クリス:「親子間で絶対に嘘はつかない」と決めているんです。
サッシャ:それは口酸っぱく?
クリス:口酸っぱく。そう、それで「口酸っぱく言うのもあと何年なんだろう?」って。
サッシャ:確かに。大人になったらもう言わないですからね。
クリス:長女は今15歳なんですけど、高校を卒業したらひとり暮らしを始めたいと言っていて、不動産サイトをよく見ているんです。
サッシャ:しっかりしていますね。
クリス:バイトも掛け持ちで2つやっていて。
サッシャ・増井:えー!
クリス:上の子は女優の仕事を10歳からしているんですけど、それでもバイトをして、趣味が貯金(笑)。
サッシャ:心強い! なにかのために貯金をしているんですか?
クリス:ええと……株!
サッシャ:株!?
クリス:株とか投資とか「そういうことを、なんで学校で教えてくれないんだろう」って。
サッシャ:すごく今っぽいな。それは教えているわけじゃないんですよね?
クリス:自分はなにもわからないです。お金を転がせないです(笑)。
サッシャ:(笑)。じゃあ自分で勝手にどこかで覚えてくるんですか。
クリス:勉強をしているみたいですね。お友だちでもやっている子とかもいたりしますしね。
増井:「自分の若いころと違う」とか、そういう時代の変化にもとまどいはありますか?
クリス:「ママが若かったころはね」と比べないように。自分が彼女たちの時代感に適応するように気をつけています。
子どもが友だち同士とけんかになった際は、家を開放しているという。
クリス:ティーンエイジャー同士の女の子のけんかを見ていると、「3人組って難しいんだなあ」って思いますね。
増井:ありますね、3人組問題。
クリス:2対1になるので。そういうときも家に呼んで、おいしいご飯をみんなで食べて、なにも言わずに「泊まっていけば?」みたいな感じで家を開放します。
サッシャ:そうするとモヤモヤも消えて?
クリス:はい。
サッシャ:いいママですね。
クリス:(笑)。
増井:住まいと食事で満たすという。
クリス:おいしいものをみんなで食べればだいたい仲良くなれるじゃないですか。私たちには居酒屋という最強の場所があるけど、子どもたちにはそういうところはないから、家を提供してあげようかなと思って。
家は最強のコミュニケーションスポットである、という意識が、新型コロナウイルスによる外出自粛などを経て強くなったそうだ。
サッシャ:家を見る基準というのは変わりましたか?
クリス:変わりました。リビング、ダイニングが大きかろうが小さかろうが、結局そこに人が集まるので、より大きなテーブル、もしくはより大きなソファーを置いています。たとえばリビングダイニングが12畳しかなくても、丸い大きなテーブルを置く。丸いテーブルは椅子がたくさん増やせるので。あえて大きな家具を選ぼうと考えています。
サッシャ:ちょっと部屋が狭く感じても?
クリス:それでも大丈夫です。そこに結局人がいるので、「座る場所がない」となるよりもいいと思います。
増井:確かにリビングで座る場所がなかったら、自分の部屋に行きますよね。
サッシャ:そうかも! なるほど、家族全員が集まれる、もしくはお友だちを呼んでも座れる場所があるような家に。
増井:ちょっと多いぐらいに用意をしておくと、人が集まる場所になると。
■この公開収録について
J-WAVEでは10月19日(月)~11月15日(日)の間、キャンペーン「東京新視点」を実施。そのキャンペーンとクレヴィアのコラボレーションとして、今回の公開収録が行われた。
クリス-ウェブ佳子さんがトークを繰り広げたのは、J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)。11月9日(月)から11月12日(木)まで、ギャラリークレヴィア新宿で行った公開収録『CREVIA NEW PERSPECTIVE OF LIFE』の様子をお届けしており、ここでは12日のオンエアを紹介する。
ギャラリークレヴィア新宿があるのは、新宿マインズタワーの20階。伊藤忠都市開発が運営をするマンションブランド「クレヴィア」のコミュニケーションスペースで、マンションのモデルルームのほか、カフェやイベントスペースも併設された施設だ。
子どもの反抗期は「独立期」と捉えた
クリス-ウェブ佳子さんは中学3年生、高校1年生の娘がいる。思春期を迎えた子どもとの向き合い方で気をつけていたことは?クリス:中2、3のときが一番キツくて。思春期があっての反抗期なんですけど、よくよく考えたら(ナビゲーターであるサッシャの出身地である)ドイツでは「反抗期」って言わないですよね?
サッシャ:言わないです。
クリス:親に対して意見を言って歯向かうから日本語で「反抗期」となるんですが、それを私は「独立期」と置きかえたんです。穏やかではなかったですけど、ホルモンのバランスが崩れて起こることで、本当にどうしようもないので。
サッシャ:子どもたちにとってはね。
クリス:そうなんですよ。ある朝、泣きながらキッチンに来るから「どうしたの?」と聞いたら「わからない」って、本人も。でも私はそのときに「よかったね、これは思春期だよ、大人になっているね」と言ったんです。
サッシャ:受け入れたんですね。
クリス:今は高1の娘なんですけど中3の卒業間際ぐらいに「反抗期、終わったから」って宣言をしてくれたんです。
サッシャ:むこうから言ってきたんですか!? 自分で気づいたんですね。
クリス:気づいたみたいです。「でもまだ思春期だからよろしくね」という感じでした。
サッシャ:自立してらっしゃる。
「心を閉ざしてしまう思春期が親としては切ない」とクリス-ウェブ佳子さんは振り返る。
クリス:うちの子もそういう時期があったんですけど、無理に話を聞きださないようにしていました。もし語り始めても、彼女たちがほしいのは「答え」じゃないから、聞くに徹していましたね。
「親子間で絶対に嘘はつかない」がルール
娘たちには、もし彼氏ができたら、「うちにいつでも呼んでほしい」と話をしているそう。そこには親子で決めた大切なルールがあるからだという。クリス:外でこっそりデートをするよりも全然うちで、と思っています。
増井:隠し事をしないような関係作りを大事にしているんですね。
クリス:「親子間で絶対に嘘はつかない」と決めているんです。
サッシャ:それは口酸っぱく?
クリス:口酸っぱく。そう、それで「口酸っぱく言うのもあと何年なんだろう?」って。
サッシャ:確かに。大人になったらもう言わないですからね。
クリス:長女は今15歳なんですけど、高校を卒業したらひとり暮らしを始めたいと言っていて、不動産サイトをよく見ているんです。
サッシャ:しっかりしていますね。
クリス:バイトも掛け持ちで2つやっていて。
サッシャ・増井:えー!
クリス:上の子は女優の仕事を10歳からしているんですけど、それでもバイトをして、趣味が貯金(笑)。
サッシャ:心強い! なにかのために貯金をしているんですか?
クリス:ええと……株!
サッシャ:株!?
クリス:株とか投資とか「そういうことを、なんで学校で教えてくれないんだろう」って。
サッシャ:すごく今っぽいな。それは教えているわけじゃないんですよね?
クリス:自分はなにもわからないです。お金を転がせないです(笑)。
サッシャ:(笑)。じゃあ自分で勝手にどこかで覚えてくるんですか。
クリス:勉強をしているみたいですね。お友だちでもやっている子とかもいたりしますしね。
増井:「自分の若いころと違う」とか、そういう時代の変化にもとまどいはありますか?
クリス:「ママが若かったころはね」と比べないように。自分が彼女たちの時代感に適応するように気をつけています。
リビングが狭く感じても「大きな家具」を置いたほうがいい
子どもが友だち同士とけんかになった際は、家を開放しているという。
クリス:ティーンエイジャー同士の女の子のけんかを見ていると、「3人組って難しいんだなあ」って思いますね。
増井:ありますね、3人組問題。
クリス:2対1になるので。そういうときも家に呼んで、おいしいご飯をみんなで食べて、なにも言わずに「泊まっていけば?」みたいな感じで家を開放します。
サッシャ:そうするとモヤモヤも消えて?
クリス:はい。
サッシャ:いいママですね。
クリス:(笑)。
増井:住まいと食事で満たすという。
クリス:おいしいものをみんなで食べればだいたい仲良くなれるじゃないですか。私たちには居酒屋という最強の場所があるけど、子どもたちにはそういうところはないから、家を提供してあげようかなと思って。
家は最強のコミュニケーションスポットである、という意識が、新型コロナウイルスによる外出自粛などを経て強くなったそうだ。
サッシャ:家を見る基準というのは変わりましたか?
クリス:変わりました。リビング、ダイニングが大きかろうが小さかろうが、結局そこに人が集まるので、より大きなテーブル、もしくはより大きなソファーを置いています。たとえばリビングダイニングが12畳しかなくても、丸い大きなテーブルを置く。丸いテーブルは椅子がたくさん増やせるので。あえて大きな家具を選ぼうと考えています。
サッシャ:ちょっと部屋が狭く感じても?
クリス:それでも大丈夫です。そこに結局人がいるので、「座る場所がない」となるよりもいいと思います。
増井:確かにリビングで座る場所がなかったら、自分の部屋に行きますよね。
サッシャ:そうかも! なるほど、家族全員が集まれる、もしくはお友だちを呼んでも座れる場所があるような家に。
増井:ちょっと多いぐらいに用意をしておくと、人が集まる場所になると。
■この公開収録について
J-WAVEでは10月19日(月)~11月15日(日)の間、キャンペーン「東京新視点」を実施。そのキャンペーンとクレヴィアのコラボレーションとして、今回の公開収録が行われた。
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2020年11月19日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
-
月・火・水・木曜9:00-13:00
-
サッシャ/増井なぎさ