J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。9月27日(日)のオンエアでは、レキシがゲストに登場。コロナ禍での心境を語り、新曲『ギガアイシテル』に込めたメッセージについて語った。
クリス:この1年はどのように過ごされていましたか?
レキシ:実は、普段の行動自体にあまり変化はないんですよ。だけど、家にいるとやっぱりいろいろと考えてしまいますね。
クリス:なるほどね。録音や制作はできるだろうけど、ライブができないもんね。
レキシ:ライブがこんなにできない状態が続くのはつらいです。それに、今まで感じたことがない感情もあるんですよね。なんだかフワフワしていると言いますか。
クリス:フワフワしているとは?
レキシ:血がめぐらないに近いですね。ご飯を食べていない状態が続いているのにも近いかな。今までにない感情を抱えています。
クリス:セミプロ時代からずっとライブをやってきているもんね。
レキシ:そうなんです。こんなにライブの期間が空いたことがないし、次にやれるのもいつかわからないですしね。
クリス:音楽家としての新陳代謝ができていない状態ということですね。
レキシ:そうなんですかね。泳いでいないと死んじゃう魚の感覚に近いかもしれないです。
クリス:わかるわかる。音楽家として、ライブが核にあるってことなんだね。
レキシ:はい。そのことをこの機会に再認識しましたね。
クリス:この前、配信ライブトークイベントみたいなことをやっていたよね? あれってどんなイベントだったの?
レキシ:我々は「大事故」と呼んでいます(笑)。1曲で30分ぐらいのライブをやっちゃって。お客さんがいなくて逆によかったケースかもしれません。いたら倍以上の時間を使っていたかもしれません。レキシのライブは脱線して自分の曲以外もやったりするので。生配信は難しいですね。やってみて「100パーセントの力が出せていないな」って思っちゃいましたしね。
クリス:大事故って言いながらも怪我人は出ていないからいいんじゃないの(笑)。
レキシ:ありがとうございます(笑)。
クリス:『ギガアイシテル』というタイトルは、まさにレキシならではですね。
レキシ:そうですね(笑)。ギガって1ギガ2ギガとかの単位でもあるし、「すごい」という意味でも使われがちですよね。ただ、レキシは日本史の歌を歌っておりますので、『ギガアイシテル』のギガは鳥獣戯画のギガです。実は、あまり気付かれなかったんですよ。最近になってようやくわかってくれる人を見るようになりました。
クリス:レキシのファンからすると気付きやすいのかなって思いましたけどね。だけどアイシテルって言葉が続いているから「大きな愛」という解釈になったのかもしれない。
レキシ:そうなんですよ。映画のテーマがラクガキとのことでしたので、戯画がいいなと思いました。鳥獣戯画って、博物館で展示されたら長時間待たされるぐらいの人気作じゃないですか。だけど、絵を描いた人ってそんな光景を想像しながら描いていたのかなって思うんですよ。なので、もし日の目を見ない絵があったとしても、100年後には脚光を浴びて誰かの元気になる絵になっているんじゃないかなって考えたんです。そんなことをイメージしながら曲を書きましたね。
クリス:なるほど。つまり『ギガアイシテル』も、100年後に再び注目が集まるかもしれないと。
レキシ:曲もですか!? そう言ってもらえるとうれしいです。諦めないで一歩を踏み出してほしいというメッセージを曲に込めました。
『ギガアイシテル』は好評発売中。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
ライブができず「なんだかフワフワしている」
今回の放送では、レキシが2年ぶりにゲスト登場を果たした。レキシはコロナ禍によって変化した環境について、自身の近況を語った。クリス:この1年はどのように過ごされていましたか?
レキシ:実は、普段の行動自体にあまり変化はないんですよ。だけど、家にいるとやっぱりいろいろと考えてしまいますね。
クリス:なるほどね。録音や制作はできるだろうけど、ライブができないもんね。
レキシ:ライブがこんなにできない状態が続くのはつらいです。それに、今まで感じたことがない感情もあるんですよね。なんだかフワフワしていると言いますか。
クリス:フワフワしているとは?
レキシ:血がめぐらないに近いですね。ご飯を食べていない状態が続いているのにも近いかな。今までにない感情を抱えています。
クリス:セミプロ時代からずっとライブをやってきているもんね。
レキシ:そうなんです。こんなにライブの期間が空いたことがないし、次にやれるのもいつかわからないですしね。
クリス:音楽家としての新陳代謝ができていない状態ということですね。
レキシ:そうなんですかね。泳いでいないと死んじゃう魚の感覚に近いかもしれないです。
クリス:わかるわかる。音楽家として、ライブが核にあるってことなんだね。
レキシ:はい。そのことをこの機会に再認識しましたね。
クリス:この前、配信ライブトークイベントみたいなことをやっていたよね? あれってどんなイベントだったの?
レキシ:我々は「大事故」と呼んでいます(笑)。1曲で30分ぐらいのライブをやっちゃって。お客さんがいなくて逆によかったケースかもしれません。いたら倍以上の時間を使っていたかもしれません。レキシのライブは脱線して自分の曲以外もやったりするので。生配信は難しいですね。やってみて「100パーセントの力が出せていないな」って思っちゃいましたしね。
クリス:大事故って言いながらも怪我人は出ていないからいいんじゃないの(笑)。
レキシ:ありがとうございます(笑)。
新曲『ギガアイシテル』に込められたメッセージ
レキシは現在公開中の映画『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』の主題歌である『ギガアイシテル』を9月23日(水)に発売。タイトルの「ギガ」にはある秘密が隠されているという。レキシ:そうですね(笑)。ギガって1ギガ2ギガとかの単位でもあるし、「すごい」という意味でも使われがちですよね。ただ、レキシは日本史の歌を歌っておりますので、『ギガアイシテル』のギガは鳥獣戯画のギガです。実は、あまり気付かれなかったんですよ。最近になってようやくわかってくれる人を見るようになりました。
クリス:レキシのファンからすると気付きやすいのかなって思いましたけどね。だけどアイシテルって言葉が続いているから「大きな愛」という解釈になったのかもしれない。
レキシ:そうなんですよ。映画のテーマがラクガキとのことでしたので、戯画がいいなと思いました。鳥獣戯画って、博物館で展示されたら長時間待たされるぐらいの人気作じゃないですか。だけど、絵を描いた人ってそんな光景を想像しながら描いていたのかなって思うんですよ。なので、もし日の目を見ない絵があったとしても、100年後には脚光を浴びて誰かの元気になる絵になっているんじゃないかなって考えたんです。そんなことをイメージしながら曲を書きましたね。
クリス:なるほど。つまり『ギガアイシテル』も、100年後に再び注目が集まるかもしれないと。
レキシ:曲もですか!? そう言ってもらえるとうれしいです。諦めないで一歩を踏み出してほしいというメッセージを曲に込めました。
『ギガアイシテル』は好評発売中。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
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2020年10月4日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
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毎週日曜 13時-16時54分13:00-16:54
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クリス・ペプラー