BLACKPINKは「カッコよさとかわいさの最大溶解度」 土岐麻子×横田真悠が魅力を熱弁

J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。9月12日(土)のオンエアでは、ガールズグループ・BLACKPINK特集の2回目をお届けした。歌手・土岐麻子とファッションモデル・横田真悠が、BLACKPINKのライブや、ファッション面での魅力について語り合った。

【前回の記事】BLACKPINKの「かなり攻めてる」楽曲は? 土岐麻子×横田真悠が魅力を語る

全力のパフォーマンスは、観ていると泣けてくるほど

横田はBLACKPINKのパフォーマンスの魅力を、こう語る。

横田:出てきたときの「バーン!」って感じにすごく鳥肌が立つし、めっちゃカッコいいなって思います。けっこう高いヒールを履いていて、衣装がかわいいがゆえに動きづらいんじゃないかなと思うんですけど、パフォーマンスがすごいから、それにもう惹かれちゃいますね。
グローバー:横田さんもファッションモデルをしていて、見た目はいいけど動きづらいファッションもあるんですか?
横田:「ファッションは我慢かな?」って思う部分もあります。彼女たちのパフォーマンスは、積み重ねてきた練習もあり、かわいすぎて普通に泣いちゃう。
土岐:すごくわかります。海外や日本でBLACKPINKの新曲が出たときのリアクションをライブ配信してる人がたくさんいるんですけど、男性も女性もみんなけっこう泣いてますよ(笑)。

ライブはBLACKPINKの「人間らしさ」が感じられる

横田はライブで流れると夢中になってしまう一曲として『Kick It』をあげた。

横田:この曲は、たとえば『DDU-DU DDU-DU』とか盛り上がる系の曲とはちょっと違い、スローテンポだけどちゃんとエッジが効いていて、ゆっくりのれる感じが私は好きですね。
グローバー:土岐さんはBLACKPINKのライブやパフォーマンスで何が一番好きですか?
土岐:本当に歌っているんですよね。いろんなパフォーマンスの仕方があって、ダンス中心の魅せ方だから口パクをするっていう方もいらっしゃいますよね。それはそれのよさももちろんあるんだけど、BLACKPINKは歌もパフォーマンスもちゃんとやるんです。全力で踊ってくれるし、全力で歌ってくれる。だから、ライブならではの「人間っぽさ」みたいなものも感じられるんですよね。ミュージックビデオだと本当にカリスマ性があって「実在するのかな?」「CGなのかな?」って思ってしまう(笑)。それくらいかわいさとカッコよさと綺麗さの奇跡的なバランスを持つ人たちだから「本当に存在するのかな?」ってファンタジックに思えるんですけど、ライブだと人間らしい息づかいが聞こえたり、踊りながら歌ってるからブレスとかもちゃんと聞こえたりするので「人間なんだな」って、エネルギーを感じてすごく元気をもらえますね。

土岐はライブで盛り上がる一曲に『PLAYING WITH FIRE』を選んだ。

土岐:この曲は少し日本的なポップスでもあるのかなと思うんですけど、みんなで一緒に歌いたくなるようなフレンドリーなメロディーで、私はカラオケに行くと絶対この曲から歌うんです。普段、家で聴くときは意外とこの曲を選ばなかったりするんですけど、ライブでこの曲のイントロから始まると「うわー、きた!」「目の前にBLACKPINKがいるんだな!」って、感動が一気に押し寄せてくる、すごくポップな曲ですね。

コーデのイメージが刺激されるBLACKPINK 曲TOP3

オンエアでは、横田が厳選した「ファッション性の高いBLACKPINK曲TOP3」を紹介した。

3位:Kill This Love

横田:ヘアメイクもかわいいし、ハーネス系のエッジの効いたアクセサリーを着けているのも印象的なんです。日本でも2019年くらいからハーネスが流行り始めていると思うんですけど、彼女たちはそれを足に付けたりしているんです。
土岐:動きづらそうですよね。
横田:めちゃめちゃ動きづらそうで、パーンって切れないのかなって思います(笑)。でもこれからハーネスは絶対に取り入れられると思います。冬になるとレイヤードもできるので、簡単に取り入れられると思います。

2位:AS IF IT'S YOUR LAST

横田:制服っぽい衣装を着ているところがあるんですけど、それを私は私服で着たいと思いました。全員がモノトーンで制服っぽいチェックのプリーツとかちっちゃいベストとかシャツとかネクタイとかで踊っているシーンがあるんですけど、それが超かわいいんですよ。韓国の高校生が着ていそうな服装で、めちゃめちゃかわいいから、私は高校生のときにそれを真似していましたね。

1位:How You Like That

横田:MVの最後のほうで日本っぽい衣装を着てるんです。あれのリメイクの仕方がツボでしたね。
グローバー:和服とか着物をリメイクして着こなしていますよね。
横田:シースルーの素材を使っていたり、それに合うアクセサリーを身に付けていたりするところがかわいいんです。動きがつくように衣装も作られてるのかなと思います。
グローバー:動いたときにカッコよく見えるのもポイントなんですね。
横田:そこが一番好きかもしれないですね。

BLACKPINKにキャッチコピーをつけるなら

土岐はBLACKPINKが音楽シーンに与えている影響について「ヒップホップ的な要素がすごく下敷きになっているので、これからそれがスタンダードになっていくのでは」と語る。

土岐:もう、なっているんですけど、どの国の人にとってもスタンダードなポップスとしてのヒップホップ的な要素というか。ファッションもそうだと思いますし。
グローバー:これまでアイドルグループがこういう音楽をやって、みんなが真似するってあんまりなかったですもんね。
土岐:そうですね。インスタグラムとかを見ていると、7歳ぐらいの子どもがすごく上手にBLACKPINKの振り付けを踊っていたりしていますからね。
グローバー:横田さんはBLACKPINKがカルチャーに与える影響をどう考えていますか?
横田:自分自身も影響を受けている部分がありますからね。ファッションも真似してきたし、メイクもやっぱりかわいいし。今の世代の子たちは無意識に取り入れちゃうことが絶対にあると思うんですよね。真似できちゃうので。このステイホーム期間にBLACKPINKのダンスをみんなSNSでアップしてましたからね。

最後に土岐と横田が、BLACKPINKのキャッチコピーを発表した。

土岐:BLACKPINKとは「カッコよさとかわいさの最大溶解度」である。かわいさとカッコよさが共存する、もうギリギリの最大値みたいな(笑)。
グローバー:これ以上、混ぜたら飽和しちゃうくらいギリギリだと。
土岐:「こんな共存できることってある?」っていう感じですね。

一方、横田は「BLACKPINKとは『BLACKPINK to The Top!』」と発表。

横田:「to The Top」って1位になるってことじゃないですか。でも、彼女たちはトップになり続ける、「Keep」って感じです。ガールズパワーの最先端ですね。

J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を繰り広げている。放送時間は土曜の17時から。
radikoで聴く
2020年9月19日28時59分まで

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番組情報
MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY
毎週土曜
17:00-17:54

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