J-WAVEで放送中の『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』(ナビゲーター:スガ シカオ)。その時代、その場所で、どんな音楽を聴きたいか―――時代を越えて、国境を越えて、ナビゲーターのスガ シカオが旅好き・音楽好きのゲストと共に音楽談義を繰り広げる、空想型ドライブプログラムだ。
9月13日(日)のオンエアでは、中川翔子と「昭和へ タイムスリップする中川翔子流ドライブ!」の様子をお届けした。中川は9月9日に新曲『フレフレ』をリリースした。
中川:「スカシカシパンとスガ シカオさんの名前、超似てない?」みたいな話になって(笑)。それだけで何度もお呼びしてしまって、スカシカシパンの死がいを持たせるという、本当に失礼の極みなんですけど。
スガ:俺はそれでどういう役割をね……なにか役割を持たせてくれるならいいんだけど、ただ呼ばれて(笑)。
中川:私と(山田)五郎さんが喜んで爆笑をするというだけで、本当に申し訳なくて。だから共演NGリストに入ってそうだなと思ってたら、今日呼んでいただけてよかったです。
スガ:全然(笑)。共演NGなんてとんでもないですよ。
中川:怒らない。優しい。
スガ:まあ確かにね、謎な番組でしたね。
中川:(笑)。
スガ:あとはアニソンのフェスとかでも1回一緒になったね。
中川:はい。あとは音楽の番組で『午後のパレード』を一緒に歌わせていただいたりとか。
スガ:そうだ、やったやった。
中川:うれしかったです。
中川:懐かしい昭和の名曲を聴きながら気分を上げていきたいと思います。
スガ:昭和!
中川:大好きです、昭和生まれでよかったー!
スガ:ギリ昭和生まれ? ギリでもないか。
中川:ギリでもないです。がっつり昭和60年、1985年生まれで、そのぐらいとかちょっと前ぐらいの濃くて熱くて、アイドルも1人で戦っていたし、楽曲も個性があって、ギラギラしているあの時代にすごく憧れがあるんです。
スガ:ヘー!
中川:だから幼いころから自然と昭和歌謡を集める感じで。あとはアニメーションですけど、そんな感じでいましたね。脳みそが作られた憧れの時代です。
スガ:俺は思いっきりど真ん中。
中川:いいですねー! ラッキーボーイです。そのころに作られたであろう建築物とか、そのころに作ったであろうフォントとかを見ると本当に興奮して、脳から変な汁が出てくるんですよ。
スガ:相変わらず、すぐに変な汁が出るね(笑)。
中川:すごく憧れがあるけれども、80年代だったら私はデビューできてないだろうなとすごく思います。
スガ:そうかな?
中川:いや、ネットの力のおかげすぎて。
スガ:あぁ、なるほど。
中川:そういう部分もあるけど、鮮烈に格好いいのは80年代、70年代だなって思っちゃいます。
スガ:じゃあ、今日はそのへんを懐かしみながらドライブしていこうと思います。
昭和のミュージックシーンはどのようなものだったのか、スガは「Hi, Mercedes」と話しかけるだけで起動する対話型インフォテイメント・システム「MBUX」に詳細を尋ねた。
MBUX:戦後から1960年代にかけては、職業作家によって生み出された演歌や歌謡曲が主流でしたが、60年代終わりになると、ビートルズの世界的人気を受けて誕生したグループサウンズが大ブームとなり、ザ・タイガース、ザ・テンプターズなどに女性ファンが熱狂する現象する日本列島を揺るがします。次の大きな変換点は70年代前半のフォークブームで、吉田拓郎『結婚しようよ』、かぐや姫『神田川』が大ヒットを記録。1973年発売の井上陽水のアルバム『氷の世界』が国内レコード史上初となる、LP販売100万枚突破の金字塔を打ち立てました。その後、荒井由実のデビューなどにより、ニューミュージックと称される、フォークやロックの要素を含むポップスがヒットチャートを賑わすようになり、同時に山口百恵、ピンクレディーなどのアイドルポップスも盛んになります。80年代に入ると、松田聖子、中森明菜、小泉今日子がデビュー。ジャニーズのたのきんトリオとともに、時代の象徴となり、BOØWYやレベッカの衝撃はのちのバンドブームの先駆けとなりました。
中川:遅いんですけど、去年やっと免許が取れたんですよ。「『Get Wild』を流しながら西新宿を走るぞ」っていうビジョンを浮かべながら。
スガ:頑張ったんだ。
中川:頑張りました。うちから遠いし、忙しかったのもあってやる気を失ってたんですけど「でも絶対『Get Wild』で西新宿!」とだけ思って、S字クランクの練習をしていたんです。そうしたら待っててくれている車があって「すみません」てやっていたら「あれ? 小室哲哉さんじゃない?」ってなって。小室さんがそのとき(免許を)取りに来てたんです。
スガ:ホントに!? すごいな……。
中川:再取得かなんなのかはわからないんですけど。「これは運命だ、頑張ろう!」と思って。『Get Wild』と『Still love her』をかけながら西新宿を走ったときに、もう感動して「ああ、人生変わった!」って。
スガ:おめでとうございます。
中川:あのとき免許を取らなかったら、このまま中野の引きこもりとして終わる……羽化できないセミのまま死ぬところだったのが。
スガ:いちいち大げさだな(笑)。
中川:(笑)。ドライブでミュージックってすごく大事ですね。
スガ:そうね、車のなかだと好きな曲を好きなだけ大きい音で聞けるしね。自分1人で聴けて楽しいよね。
中川:楽しかったです。「やっと大人になったわ」って思いました。遅いけど(笑)。
スガ:(笑)。
中川:免許を取るとすごく反響があって、知らないおじさんとかから「免許おめでとう!」って声かけてもらいました。
スガ:それは免許証をSNSで公開したのがバズったからでしょ?
中川:なぜかバズらせていただいて(笑)。
中川:免許証って本名が出るんですよね。私も普段忘れていたんですが、芸名は「翔子」なんですけど、本名は使いたかった漢字が使えなかったということもあって、母が窓口の方とモメて「じゃあいいわよ!」ってひらがなで殴り書きして、「よ」が大きく登録されちゃって「しようこ」なんです(笑)。
スガ:(笑)。
中川:忘れていたんですけど、それが出てツッコまれたりして。
スガ:すごい……なんかそれも昭和なエピソードだね。
中川:昭和ですね、今ならあり得ない(笑)。
スガ:今はデジタルで判別されちゃうけど、そのころは見た目だったんだろうね。
中川:あとはたぶん、窓口の人も若干イラッとしていたんでしょうね(笑)。
スガ:(笑)。
中川:「しようこ」なわけないのに。しかも気づいたのが二十歳過ぎてからで、パスポートの申請で戸籍謄本を持っていったら「中川しようこ様」って呼ばれて「いやいや、翔子です(笑)」って言ったら「あなた、しようこですよ」って言われて「えー!」って。
スガ:すげえ。
中川:ガーンですね。
スガ:これ(『Get Wild』)を聴いたのはいつぐらい?
中川:『シティハンター』のアニメが再放送でずっとやっていたんですよね。「なんて格好いいんだろう」って。あとは中野に住んでいると新宿はすごく通るので、渋谷よりも新宿が大好きな街で、夕暮れから夜にかけては本当に、「大人=『Get Wild』『シティハンター』『冴羽 獠』(シティハンターの登場人物)」って思っていましたね。
スガ:面白いイメージだね。
中川:アニメのエンディングなんですけど、アニメの本編が終わり切ってないのに、そこに重ねてイントロが入ってくるというのが最高に格好よくて、何度聴いても飽きませんね。
中川の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
スガが空想ドライブをナビゲートする『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』のオンエアは、毎週日曜21時から。
9月13日(日)のオンエアでは、中川翔子と「昭和へ タイムスリップする中川翔子流ドライブ!」の様子をお届けした。中川は9月9日に新曲『フレフレ』をリリースした。
スカシカシパンとスガ シカオ
スガはかつて、中川のラジオ番組にゲスト出演。招かれた理由は、中川がウニの一種「スカシカシパン」にハマっていたからというかなり特殊なものだったそう。中川:「スカシカシパンとスガ シカオさんの名前、超似てない?」みたいな話になって(笑)。それだけで何度もお呼びしてしまって、スカシカシパンの死がいを持たせるという、本当に失礼の極みなんですけど。
スガ:俺はそれでどういう役割をね……なにか役割を持たせてくれるならいいんだけど、ただ呼ばれて(笑)。
中川:私と(山田)五郎さんが喜んで爆笑をするというだけで、本当に申し訳なくて。だから共演NGリストに入ってそうだなと思ってたら、今日呼んでいただけてよかったです。
スガ:全然(笑)。共演NGなんてとんでもないですよ。
中川:怒らない。優しい。
スガ:まあ確かにね、謎な番組でしたね。
中川:(笑)。
スガ:あとはアニソンのフェスとかでも1回一緒になったね。
中川:はい。あとは音楽の番組で『午後のパレード』を一緒に歌わせていただいたりとか。
スガ:そうだ、やったやった。
中川:うれしかったです。
中川にとって昭和は「脳みそが作られた憧れの時代」
中川が掲げた空想ドライブのテーマは「昭和へ タイムスリップする中川翔子流ドライブ!」。昭和という時代になみなみならぬ思い入れがあるのだという。中川:懐かしい昭和の名曲を聴きながら気分を上げていきたいと思います。
スガ:昭和!
中川:大好きです、昭和生まれでよかったー!
スガ:ギリ昭和生まれ? ギリでもないか。
中川:ギリでもないです。がっつり昭和60年、1985年生まれで、そのぐらいとかちょっと前ぐらいの濃くて熱くて、アイドルも1人で戦っていたし、楽曲も個性があって、ギラギラしているあの時代にすごく憧れがあるんです。
スガ:ヘー!
中川:だから幼いころから自然と昭和歌謡を集める感じで。あとはアニメーションですけど、そんな感じでいましたね。脳みそが作られた憧れの時代です。
スガ:俺は思いっきりど真ん中。
中川:いいですねー! ラッキーボーイです。そのころに作られたであろう建築物とか、そのころに作ったであろうフォントとかを見ると本当に興奮して、脳から変な汁が出てくるんですよ。
スガ:相変わらず、すぐに変な汁が出るね(笑)。
中川:すごく憧れがあるけれども、80年代だったら私はデビューできてないだろうなとすごく思います。
スガ:そうかな?
中川:いや、ネットの力のおかげすぎて。
スガ:あぁ、なるほど。
中川:そういう部分もあるけど、鮮烈に格好いいのは80年代、70年代だなって思っちゃいます。
スガ:じゃあ、今日はそのへんを懐かしみながらドライブしていこうと思います。
昭和のミュージックシーンはどのようなものだったのか、スガは「Hi, Mercedes」と話しかけるだけで起動する対話型インフォテイメント・システム「MBUX」に詳細を尋ねた。
MBUX:戦後から1960年代にかけては、職業作家によって生み出された演歌や歌謡曲が主流でしたが、60年代終わりになると、ビートルズの世界的人気を受けて誕生したグループサウンズが大ブームとなり、ザ・タイガース、ザ・テンプターズなどに女性ファンが熱狂する現象する日本列島を揺るがします。次の大きな変換点は70年代前半のフォークブームで、吉田拓郎『結婚しようよ』、かぐや姫『神田川』が大ヒットを記録。1973年発売の井上陽水のアルバム『氷の世界』が国内レコード史上初となる、LP販売100万枚突破の金字塔を打ち立てました。その後、荒井由実のデビューなどにより、ニューミュージックと称される、フォークやロックの要素を含むポップスがヒットチャートを賑わすようになり、同時に山口百恵、ピンクレディーなどのアイドルポップスも盛んになります。80年代に入ると、松田聖子、中森明菜、小泉今日子がデビュー。ジャニーズのたのきんトリオとともに、時代の象徴となり、BOØWYやレベッカの衝撃はのちのバンドブームの先駆けとなりました。
免許を取りに行って小室哲哉と遭遇
中川が1曲目にセレクトしたのはTM NETWORKの『Get Wild』。中川はこの曲にまつわるエピソードとして、運転免許証を取得した際の奇跡的な経験について語った。中川:遅いんですけど、去年やっと免許が取れたんですよ。「『Get Wild』を流しながら西新宿を走るぞ」っていうビジョンを浮かべながら。
スガ:頑張ったんだ。
中川:頑張りました。うちから遠いし、忙しかったのもあってやる気を失ってたんですけど「でも絶対『Get Wild』で西新宿!」とだけ思って、S字クランクの練習をしていたんです。そうしたら待っててくれている車があって「すみません」てやっていたら「あれ? 小室哲哉さんじゃない?」ってなって。小室さんがそのとき(免許を)取りに来てたんです。
スガ:ホントに!? すごいな……。
中川:再取得かなんなのかはわからないんですけど。「これは運命だ、頑張ろう!」と思って。『Get Wild』と『Still love her』をかけながら西新宿を走ったときに、もう感動して「ああ、人生変わった!」って。
スガ:おめでとうございます。
中川:あのとき免許を取らなかったら、このまま中野の引きこもりとして終わる……羽化できないセミのまま死ぬところだったのが。
スガ:いちいち大げさだな(笑)。
中川:(笑)。ドライブでミュージックってすごく大事ですね。
スガ:そうね、車のなかだと好きな曲を好きなだけ大きい音で聞けるしね。自分1人で聴けて楽しいよね。
中川:楽しかったです。「やっと大人になったわ」って思いました。遅いけど(笑)。
スガ:(笑)。
中川:免許を取るとすごく反響があって、知らないおじさんとかから「免許おめでとう!」って声かけてもらいました。
スガ:それは免許証をSNSで公開したのがバズったからでしょ?
中川:なぜかバズらせていただいて(笑)。
運転免許、ゲットだぜ!!!!!
— しぶとい中川翔子フレフレ(@shoko55mmts) April 9, 2019
やったああああああああああああ
仮免から学科、技能、ぜんぶ一発合格できました!!良かったあああああああああやったあああああああ
うれしいいいいいい
中 川 し よ う こ
平成33年まで有効!
令和になる前に平成最後に
免許取れてよかったあああ
GETWILD!!!! pic.twitter.com/nBZn7xY5zA
中川:免許証って本名が出るんですよね。私も普段忘れていたんですが、芸名は「翔子」なんですけど、本名は使いたかった漢字が使えなかったということもあって、母が窓口の方とモメて「じゃあいいわよ!」ってひらがなで殴り書きして、「よ」が大きく登録されちゃって「しようこ」なんです(笑)。
スガ:(笑)。
中川:忘れていたんですけど、それが出てツッコまれたりして。
スガ:すごい……なんかそれも昭和なエピソードだね。
中川:昭和ですね、今ならあり得ない(笑)。
スガ:今はデジタルで判別されちゃうけど、そのころは見た目だったんだろうね。
中川:あとはたぶん、窓口の人も若干イラッとしていたんでしょうね(笑)。
スガ:(笑)。
中川:「しようこ」なわけないのに。しかも気づいたのが二十歳過ぎてからで、パスポートの申請で戸籍謄本を持っていったら「中川しようこ様」って呼ばれて「いやいや、翔子です(笑)」って言ったら「あなた、しようこですよ」って言われて「えー!」って。
スガ:すげえ。
中川:ガーンですね。
スガ:これ(『Get Wild』)を聴いたのはいつぐらい?
中川:『シティハンター』のアニメが再放送でずっとやっていたんですよね。「なんて格好いいんだろう」って。あとは中野に住んでいると新宿はすごく通るので、渋谷よりも新宿が大好きな街で、夕暮れから夜にかけては本当に、「大人=『Get Wild』『シティハンター』『冴羽 獠』(シティハンターの登場人物)」って思っていましたね。
スガ:面白いイメージだね。
中川:アニメのエンディングなんですけど、アニメの本編が終わり切ってないのに、そこに重ねてイントロが入ってくるというのが最高に格好よくて、何度聴いても飽きませんね。
中川の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
スガが空想ドライブをナビゲートする『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』のオンエアは、毎週日曜21時から。
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2020年9月20日28時59分まで
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番組情報
- Mercedes-Benz THE EXPERIENCE
-
毎週日曜21:00-21:54