J-WAVEで放送中の番組『SOCIEDAD GASTRONOMICA』(ナビゲーター:横山エリカ・馬場康夫)。6月6日(土)のオンエアでは、「効率ごはん」をテーマに、時短で手軽に栄養が摂れる食事を紹介した。
■ボリュームたっぷりだけど食べやすいサラダ
最初に紹介したのは「クリスプ・サラダワークス」。アメリカで人気の具材を細かくカットした「チョップドサラダ」を日本で広めたサラダ専門店だ。横山が初めて食べたチョップドサラダが同店のもので、「(具材が)細かいと食べやすいし、味も混ざりやすいので、サラダのなかで一番好きになりました」とコメントした。社長の宮野浩史さんに、リモートで話を伺った。
宮野:チョップドサラダには明確な定義というものがないのですが、オーダーを受けてからメッザルーナという特殊な包丁で野菜をカットするサラダを、チョップドサラダと言っています。チョップしない場合は、カスタムサラダやガーデンサラダなどと呼んでいますね。
横山:客層を教えていただけますか?
宮野:一番多いのは20代後半~40代ぐらいまでの男女のお客様です。よく「客層のほとんどが女性ですか?」と訊かれるのですが、男性のお客様もすごく多いです。
横山:夕食として買われるのでしょうか?
宮野:そうですね。21~22時ぐらいの時間帯は、どの店舗もすごく忙しいです。なぜかというと、遅い時間帯になればなるほど「軽いものを食べたほうがいいかな」と思って選んでくださるんですね。
横山:そうですね。適度にボリュームもあるし、満腹感もあるけれど、罪悪感がないんですよね。
馬場:現在、お店の運営はどのような形でおこなっていますか?
宮野:広尾や代官山といった路面店の8店舗はテイクアウトのみで、限定的に営業を再開しています。注文はモバイルオーダーアプリで受け付けています。
馬場:テイクアウトの場合は、ドレッシングは自分で混ぜることになるのでしょうか?
宮野:自分で混ぜることもできますし、アプリのオプションでお店側に混ぜてもらうこともできます。Uber Eatsなどのデリバリーサービスを使う際は、コメントに「ドレッシングを混ぜておいてください」と書いていただければ対応できます。でもすぐに食べない場合は、食べる直前にドレッシングを混ぜるほうが圧倒的においしいです。
■袋が皿代わりになる冷凍食品
続いて、伊藤健太郎出演のマルハニチロCMで話題の、冷凍食品「WILDish」に注目。袋ごと電子レンジ調理をすると、袋を皿代わりに食べられる冷凍食品だ。商品開発担当・下川 健さんがリモート出演した。
横山:どのようなきっかけで商品が生まれたのでしょうか。
下川:大きなきっかけは2つあります。1つ目は、お客様の冷凍食品の食べ方でした。冷凍食品を食べるときって、お皿に入れてその上からラップをかけて電子レンジをかける場合が多いと思います。しかし一部のお客様のなかには、皿の上にラップを敷いて電子レンジ調理をされる方もいらっしゃるんですね。食べたあとにラップをそのまま捨てれば皿が汚れないから、そういった方法をとっていたんです。初めて知ったときは驚きました。2つ目は、コンビニエンスストアやスーパーに売っている袋のサラダ。そうしたサラダを、袋のなかにそのままドレッシングをかけて食べる若い方がいるんですね。それを知って私たちは、食の価値観の変化を強く感じました。その変化に対応した形が「WILDish」です。
横山:忙しい現代人にピッタリの商品ですね。発売に向けてターゲット層は決まっていたのでしょうか?
下川:メインターゲットは20、30代の若い男性です。
横山:販売してみて予想外のターゲットはいらっしゃいましたか?
下川:60代からの売れ行きが好調だったのは意外でした。
横山:5月のコロナ禍で毎食料理をする家庭も多かったと思うので、そういった方々の需要も多かったのではないでしょうか?
下川:昼食需要が高まっていましたね。ご両親が自宅にいなくても、子どもが電子レンジで温めれば「WILDish」を食べることができるので、そういった層の売れ行きは伸びたと思います。
■おいしく飲めるプロテインスムージー!
次に紹介したのは、新鮮なフルーツスムージーにプロテインを配合した、プロテインスムージー専門店「筋肉飲料」だ。代表の安原莞太さんから詳細を伺った。
横山:栄養素はどのようなものが入っているのでしょうか?
安原:たんぱく質をメインに、味や効能を考えて、友だちの栄養士さんと相談をしました。
横山:それぞれのスムージーによって効能が異なるんですよね。美肌効果があるスムージーはありますか?
安原:柑橘系や南国フルーツが入っている「トロピカル・モンスター」がオススメです。ビタミンが入っているので美肌に効果的ですね。
横山:なるほど。「筋肉飲料」のスムージーは、基本的にすべてプロテインが入っているんですね。プロテインスムージーは普段トレーニングをしない人には馴染みがないと思うのですが、どんな場面で飲むのがいいのでしょうか?
安原:オススメとしては、体の栄養素が不足している朝一ですね。朝ごはん代わりに飲むのもオススメです。「プロテインアサイーボウル」も販売しているので、土日なら朝昼兼用で味わうのもいいと思います。女性から人気があるメニューですよ。
横山:私はトレーニングをしているときにプロテインを飲んでいたのですが、あんまりおいしいと感じなかったんですね。スムージーにしたのは、そういった味へのこだわりもあったのでしょうか?
安原:プロテインはおいしくないというイメージがありますよね。ですので、スムージーにするのがベストかなと考えました。
馬場:筋トレをした直後にプロテインを摂取しないと意味がないと聞いたことがあるのですが、それって本当ですか?
安原:もともとトレーニング後30分間が「ゴールデン・タイム」と呼ばれていました。ですが、最近は24時間以内なら大丈夫という学説が出ています。
馬場:そうなんだ! 「筋肉飲料」は通販やデリバリー販売なのでしょうか?
安原:Uber Eatsで販売しております。今後はネット販売も考えています。
『SOCIEDAD GASTRONOMICA』では、毎週、料理人やグルメ・食材などの知識人たちが番組(秘密結社)に集い、最新の食についての世間話、世界の郷土料理について語り、時には食べ歩きをおこなう。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月13日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SOCIEDAD GASTRONOMICA』
放送日時:毎週土曜 18時00分-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sociedad/
■ボリュームたっぷりだけど食べやすいサラダ
最初に紹介したのは「クリスプ・サラダワークス」。アメリカで人気の具材を細かくカットした「チョップドサラダ」を日本で広めたサラダ専門店だ。横山が初めて食べたチョップドサラダが同店のもので、「(具材が)細かいと食べやすいし、味も混ざりやすいので、サラダのなかで一番好きになりました」とコメントした。社長の宮野浩史さんに、リモートで話を伺った。
宮野:チョップドサラダには明確な定義というものがないのですが、オーダーを受けてからメッザルーナという特殊な包丁で野菜をカットするサラダを、チョップドサラダと言っています。チョップしない場合は、カスタムサラダやガーデンサラダなどと呼んでいますね。
横山:客層を教えていただけますか?
宮野:一番多いのは20代後半~40代ぐらいまでの男女のお客様です。よく「客層のほとんどが女性ですか?」と訊かれるのですが、男性のお客様もすごく多いです。
横山:夕食として買われるのでしょうか?
宮野:そうですね。21~22時ぐらいの時間帯は、どの店舗もすごく忙しいです。なぜかというと、遅い時間帯になればなるほど「軽いものを食べたほうがいいかな」と思って選んでくださるんですね。
横山:そうですね。適度にボリュームもあるし、満腹感もあるけれど、罪悪感がないんですよね。
馬場:現在、お店の運営はどのような形でおこなっていますか?
宮野:広尾や代官山といった路面店の8店舗はテイクアウトのみで、限定的に営業を再開しています。注文はモバイルオーダーアプリで受け付けています。
馬場:テイクアウトの場合は、ドレッシングは自分で混ぜることになるのでしょうか?
宮野:自分で混ぜることもできますし、アプリのオプションでお店側に混ぜてもらうこともできます。Uber Eatsなどのデリバリーサービスを使う際は、コメントに「ドレッシングを混ぜておいてください」と書いていただければ対応できます。でもすぐに食べない場合は、食べる直前にドレッシングを混ぜるほうが圧倒的においしいです。
■袋が皿代わりになる冷凍食品
続いて、伊藤健太郎出演のマルハニチロCMで話題の、冷凍食品「WILDish」に注目。袋ごと電子レンジ調理をすると、袋を皿代わりに食べられる冷凍食品だ。商品開発担当・下川 健さんがリモート出演した。
横山:どのようなきっかけで商品が生まれたのでしょうか。
下川:大きなきっかけは2つあります。1つ目は、お客様の冷凍食品の食べ方でした。冷凍食品を食べるときって、お皿に入れてその上からラップをかけて電子レンジをかける場合が多いと思います。しかし一部のお客様のなかには、皿の上にラップを敷いて電子レンジ調理をされる方もいらっしゃるんですね。食べたあとにラップをそのまま捨てれば皿が汚れないから、そういった方法をとっていたんです。初めて知ったときは驚きました。2つ目は、コンビニエンスストアやスーパーに売っている袋のサラダ。そうしたサラダを、袋のなかにそのままドレッシングをかけて食べる若い方がいるんですね。それを知って私たちは、食の価値観の変化を強く感じました。その変化に対応した形が「WILDish」です。
横山:忙しい現代人にピッタリの商品ですね。発売に向けてターゲット層は決まっていたのでしょうか?
下川:メインターゲットは20、30代の若い男性です。
横山:販売してみて予想外のターゲットはいらっしゃいましたか?
下川:60代からの売れ行きが好調だったのは意外でした。
横山:5月のコロナ禍で毎食料理をする家庭も多かったと思うので、そういった方々の需要も多かったのではないでしょうか?
下川:昼食需要が高まっていましたね。ご両親が自宅にいなくても、子どもが電子レンジで温めれば「WILDish」を食べることができるので、そういった層の売れ行きは伸びたと思います。
■おいしく飲めるプロテインスムージー!
次に紹介したのは、新鮮なフルーツスムージーにプロテインを配合した、プロテインスムージー専門店「筋肉飲料」だ。代表の安原莞太さんから詳細を伺った。
この投稿をInstagramで見る筋肉飲料 Protein Smoothie Shop(@kinniku_inryou)がシェアした投稿 -
横山:栄養素はどのようなものが入っているのでしょうか?
安原:たんぱく質をメインに、味や効能を考えて、友だちの栄養士さんと相談をしました。
横山:それぞれのスムージーによって効能が異なるんですよね。美肌効果があるスムージーはありますか?
安原:柑橘系や南国フルーツが入っている「トロピカル・モンスター」がオススメです。ビタミンが入っているので美肌に効果的ですね。
横山:なるほど。「筋肉飲料」のスムージーは、基本的にすべてプロテインが入っているんですね。プロテインスムージーは普段トレーニングをしない人には馴染みがないと思うのですが、どんな場面で飲むのがいいのでしょうか?
安原:オススメとしては、体の栄養素が不足している朝一ですね。朝ごはん代わりに飲むのもオススメです。「プロテインアサイーボウル」も販売しているので、土日なら朝昼兼用で味わうのもいいと思います。女性から人気があるメニューですよ。
この投稿をInstagramで見る最近 アサイーボウルが売れてきております! カップで作ってますので、歩きながらも食べれますよ #acaibowl #アサイーボウル
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横山:私はトレーニングをしているときにプロテインを飲んでいたのですが、あんまりおいしいと感じなかったんですね。スムージーにしたのは、そういった味へのこだわりもあったのでしょうか?
安原:プロテインはおいしくないというイメージがありますよね。ですので、スムージーにするのがベストかなと考えました。
馬場:筋トレをした直後にプロテインを摂取しないと意味がないと聞いたことがあるのですが、それって本当ですか?
安原:もともとトレーニング後30分間が「ゴールデン・タイム」と呼ばれていました。ですが、最近は24時間以内なら大丈夫という学説が出ています。
馬場:そうなんだ! 「筋肉飲料」は通販やデリバリー販売なのでしょうか?
安原:Uber Eatsで販売しております。今後はネット販売も考えています。
『SOCIEDAD GASTRONOMICA』では、毎週、料理人やグルメ・食材などの知識人たちが番組(秘密結社)に集い、最新の食についての世間話、世界の郷土料理について語り、時には食べ歩きをおこなう。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月13日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『SOCIEDAD GASTRONOMICA』
放送日時:毎週土曜 18時00分-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sociedad/
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