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松室政哉が「この状況の中で励まされている」と感じる自身の楽曲は【音源あり】

松室政哉が「この状況の中で励まされている」と感じる自身の楽曲は【音源あり】

J-WAVEで放送中の『YEBISU BEER BEGINNINGS~LIVE FROM TAKANAWA GATEWAY』(木曜ナビゲーター:シシド・カフカ)。4月9日(木)の放送では、3月11日(水)に5曲入りEP『ハジマリノ鐘』をリリースした松室政哉が登場。「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」から無観客ライブ生中継をおこなった。


■上京した頃に作った曲に「この状況のなかで励まされている」

新型コロナウイルスの影響で多くのライブイベントが中止となっている。4月1日からJ-WAVEでは「大好きな音楽を、アーティストを、ライブハウスを応援したい」というコンセプトで「#音楽を止めるな」プロジェクトをスタートした。

『YEBISU BEER BEGINNINGS~LIVE FROM TAKANAWA GATEWAY』では、そのプロジェクトの一環として、JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」のイベント会場「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」から、ゲストアーティストによる無観客ライブを実施した。

4月9日のオンエアでは松室政哉が『にらめっこ』『今夜もHi-Fi』『ハジマリノ鐘』の3曲を披露した。

【松室政哉の無観客ライブ音源をradikoで聴く】(2020年4月16日28時59分まで)

松室政哉

シシドは松室に、ライブや曲に込めた想いを訊いた。

シシド:すばらしかったです。松室さんはいつぶりのライブですか?
松室:いやあ、なかなかやってないですね。
シシド:久しぶりなんですか。
松室:こういう開かれたところで歌うのは久しぶりで、めちゃくちゃ気持ちよく歌わせてもらいました。すごく楽しかったです。
シシド:残念ながらお客さんがいない状態ですが、逆にすごく響いていましたね。今日の3曲は、どんな思いを込めて選曲されたんでしょうか。
松室:最後の『ハジマリノ鐘』というのが一番新しい曲で、最初に歌った『にらめっこ』も新しいEPに入っている曲です。2曲目の『今夜もHi-Fi』は、まさにライブで盛り上がる曲で、無観客ライブですけど、せっかくのライブなので、その曲を入れさせてもらいました。

シシドは『ハジマリノ鐘』について「スーッと染み渡りました」とコメント。松室が上京した頃に作った曲だという。

松室:僕が大阪から上京したのが2012年なので8年ぐらい前に作った曲で、ライブでずっと歌っていて、やっと音源としてリリースするという曲になりました。曲を作ったときにはもちろんこういう状況になるとは思っていませんでした。そのときは上京してひとりで過ごす寂しさみたいな気持ちを歌っていたんですけど、改めて聴いて、自分が作った曲にこの状況のなかで励まされているというか、歌っていてすごく気持ちが入っていきました。


■映画が好きで…毎年「松室賞」を決めている

松室のトレードマークである眼鏡。シシドが「素敵ですね」と話を振ると、自作であることが明かされた。

シシド:そうなんですか!?
松室:削るところから始めて、最後は泥で研磨して。訊いてくれたのは本当に嬉しいです。「眼鏡、自分で作ったんです」って自分から言うのもおかしいので(笑)。

松室政哉

松室は映画好きとしても知られ、J-WAVEに出演した際も映画トークを繰り広げることが多い。

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シシド:ラジオに出演すると音楽より映画の話のほうが多いと聞きました。
松室:最近「映画のお兄さん」として呼ばれることのほうが多いです(笑)。でも映画の話をするのが好きなのでうれしいです。
シシド:じゃあ、こんなときだからこそ観てほしいオススメの映画はありますか?
松室:実は僕、アカデミー賞じゃないですけど、毎年「松室賞」というナンバーワンを決めているんです。2019年のナンバーワンが、まさにNetflixで観られる作品で、『マリッジ・ストーリー』です。すごく優しい映画なので、ぜひ観てほしいですね。ほっこりします。アメリカの映画で、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーが夫婦役で、離婚調停のところから始まります。結婚というのは優しい、美しいというのが最後に感じられます。
シシド:饒舌ですね。
松室:あはは(笑)。

<あらすじ>
離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、アカデミー賞候補監督ノア・バームバックが、リアルで辛辣ながら思いやりあふれる視点で描く。
Netflix公式より)



松室の今後の活動については、オフィシャルホームページをチェックしてほしい。

『YEBISU BEER BEGINNINGS~LIVE FROM TAKANAWA GATEWAY』では、「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」の魅力を月曜日と火曜日はレイチェル・チャンが、水曜日と木曜日はシシド・カフカが、金曜日はJ-WAVEのナビゲーターが週替りでお届け。放送は月曜から金曜の12時30分から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年4月16日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『YEBISU BEER BEGINNINGS~LIVE FROM TAKANAWA GATEWAY』
放送日時:月・火・水・木・金曜 12時30分-13時00分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/beginnings/

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