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ケンモチヒデフミがプッシュ! タンザニアの「超高速ダンスミュージック」とは

ケンモチヒデフミがプッシュ! タンザニアの「超高速ダンスミュージック」とは

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

3月31日(火)は、レギュラーコーナーとしてこの日が最終回のGEEK OUT。ということで最後は、水曜日のカンパネラ・音楽プロデューサーのケンモチヒデフミがおすすめのアーティストを紹介した。


■新曲のジャンルは「僕自身もよく分からない」

まずは、ケンモチヒデフミがリリースしたばかりの『Bombay Sapphire』について盛り上がった。



あっこゴリラ:もうね、最近出してくださる新譜が全部本当に元気出るんですよ! 猪突猛進じゃないですか。
ケンモチ:ありがとうございます! 
あっこゴリラ:ケンモチさん自身の近況はどうですか? 
ケンモチ:やっぱりイベントごとなど、人が集まるものはなくなっちゃいました。ちょうど3月に「サウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW)」というアメリカのテキサスで行われるフェスに行く予定だったんですけど流れちゃって、次の週に日本でそれを無観客でやるっていう配信をやったんですよね。
あっこゴリラ:おぉ! 
ケンモチ:今後、パンデミックとか人が多く集まれない状況ってもしかしたらあるじゃないですか。そういうときのために “無観客でいかにしてイベントをやったらいいか” っていうガイドラインみたいなものを表現のひとつとして発表するという、新しいイベントのあり方を提示することができたことは、よかったと思い余す。
あっこゴリラ:こういうときにどんなアイデアでやっていくかっていうところで……それが今どんどん多様化していってて、希望を持てます。

新曲『Bombay Sapphire』はどんなジャンルなのだろうか? 

ケンモチ:これはジューク/フットワークとジャングルを合わせたような感じなんですけど、もはや僕自身もよく分からないです(笑)。
あっこゴリラ:あははは(笑)! すごいいろんなジャンルを開拓していって、それこそGqomとかもやられてるじゃないですか。
ケンモチ:Gqomも含めて、いろいろやっています。今日ご紹介する音楽もまた新しい音楽なんですよ。



■タンザニアの超高速ダンスミュージック「シンゲリ」

今回、ケンモチヒデフミが紹介したのは、東アフリカ・タンザニアのデュオ、Mario Swagga & DJ Silila。

ケンモチ:とにかくbpmが早い。陽気で楽しいラップで、シンゲリという名前のジャンルです。
あっこゴリラ:シンゲリ? 初めて聞く! 
ケンモチ:衝撃だらけの音楽なんで、一回あっこさんに聴いて欲しいです。
あっこゴリラ:ケンモチさんって本当アフリカで生まれたダンスミュージックをいっぱい日本に作ってくださるじゃないですか。その活動超好きなんですけど、シンゲリは初めてです! 




あっこゴリラ:ちょっとこれはね、笑っちゃうよね(笑)! 
ケンモチ:なんじゃこりゃですよね。
あっこゴリラ:めちゃめちゃ元気出るんですけど。いやー最高! 
ケンモチ:古くからあるタンザニアのミュージシャンが現地の音楽とかをレコーディングした素材ってあるじゃないですか? それを現代の若いDJとかがピッチをグーンと上げて勝手にラップを乗せたりして新しく再構築した音楽なんですよね。
あっこゴリラ:面白〜い! これはいいな。
ケンモチ:陽気でチープな音で作ってるところが可愛らしくていいですよね。
あっこゴリラ:ケンモチさんの曲もそうなんですけど、アフリカのダンスミュージックってすごい元気もらえますよね。
ケンモチ:踊り出さなきゃ! っていうグルーヴになるんですよね。 
 
ケンモチヒデフミは、iriのニューアルバム『Sparkle』に収録されている『Freaking』をサウンドプロデュース。それに加え、3月27日にデジタルリリースしたxiangyuの新曲『home』も手掛けている。さらに自身の新譜も2週間置きでリリース。詳細は公式サイトにて。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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