J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。この日は、あっこゴリラに加え、東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一、大森はじめ、北原雅彦の4人がナビゲートした。
音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。
3月18日(水)は、 ニュージーランド・オークランド在住のミュージシャン・Arataが、現地の音楽事情を紹介してもらった。
■ニュージーランドで活動するアーティストの傾向
昨年6月以来、2度目の登場となるArata。今回はニュージランドで活動するアーティストの傾向について話を伺った。
Arata:基本的に、音楽のランキングは以前お話ししたように、欧米と同じように考えてもらって結構です。
あっこゴリラ:うんうん。
Arata:そのなかに数組のニュージーランドオリジナルのアーティストが食い込んでくるのですが……ニュージーランドのリスナーは常にアメリカやイギリスの音楽を聴きながらニュージーランドらしさを地元のアーティストには求めてるようです。
あっこゴリラ:うん!
Arata:例えば、極端な例ですが、イギリス系の人たちがニュージーランドに来る前に住んでいたネイティブニュージーランド人のマオリと呼ばれる人たちがいて、彼らの話すマオリ語のデスメタルバンドが急に注目されたりと、ニュージーランドらしさを出している音楽が受け入れられるのだと思います。
あっこゴリラ:なるほど。
アメリカ、イギリスとニュージーランドの関係は、日本の地方都市と中央の都市の関係と似ているそう。言葉が同じ英語圏の国々同士では、国と国の境目が日本と外国のようにはっきりしていない。
Arata:文化も言葉も同じですし、軽い感覚で旅行に行ったり、違う国の学校に進学したりしています。 ニュージーランドの人たちは、自分たちの国が同じ英語圏でもアメリカ、イギリス、オーストラリアと比べて小国だという自覚もあるので、日本の地方都市の十代のミュージシャンが東京でメジャーデビューに憧れるように、ニューヨークを目指しています。
あっこゴリラ:すごくわかりやすい! やっぱりハードルは低いんですよね。「海外に行って勝負するぞ!」っていう感覚ではないってことですよね。
Arata:そうですね。「ちょっと東京行くか!」みたいな感じです。
■ニュージーランド版 ビリーアイリッシュとして人気
この日のオンエアでArataが紹介したのは、ニュージーランド最大の都市オークランド出身のミュージシャン、BENEE。ニュージーランド発のアーティストといえばLordeが世界的に人気があるが、Arataは、そんなLordeに続いて「世界的ポップスターになる予感のする大物POPシンガー」だと話した。
Arata: 2000年生まれで、高校生の頃から自作の音楽を歌いだしたようです。大学に進学するも2週間で退学し、プロになりました。曲のジャンルはポップ、インディーロックとジャンル分けされてます。
あっこゴリラ:うんうん。
Arata:デビューアルバム『Fire on Marzz』で、2019年のNew Zealand Music AwardsでBest Solo Artistを受賞し、現在も精力的に活動されてます。
あっこゴリラ:今めちゃめちゃきてる新人アーティストですね。
Arata:明かにビリー・アイリッシュを意識していて、ニュージーランド版ビリー・アイリッシュとして人気があるのではないでしょうか。
あっこゴリラ:やっぱビリー・アイリッシュの影響はデカくなってくるんじゃないですかね。
あっこゴリラ:めちゃめちゃかっこいい!
茂木:すごい好き!
大森:かっこいいですね。声もいいし。
あっこゴリラ:そこまで「ビリー・アイリッシュ!」っていう感じではなく、BENEEの良さが出ててすごいかっこいい。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。
3月18日(水)は、 ニュージーランド・オークランド在住のミュージシャン・Arataが、現地の音楽事情を紹介してもらった。
■ニュージーランドで活動するアーティストの傾向
昨年6月以来、2度目の登場となるArata。今回はニュージランドで活動するアーティストの傾向について話を伺った。
Arata:基本的に、音楽のランキングは以前お話ししたように、欧米と同じように考えてもらって結構です。
あっこゴリラ:うんうん。
Arata:そのなかに数組のニュージーランドオリジナルのアーティストが食い込んでくるのですが……ニュージーランドのリスナーは常にアメリカやイギリスの音楽を聴きながらニュージーランドらしさを地元のアーティストには求めてるようです。
あっこゴリラ:うん!
Arata:例えば、極端な例ですが、イギリス系の人たちがニュージーランドに来る前に住んでいたネイティブニュージーランド人のマオリと呼ばれる人たちがいて、彼らの話すマオリ語のデスメタルバンドが急に注目されたりと、ニュージーランドらしさを出している音楽が受け入れられるのだと思います。
あっこゴリラ:なるほど。
アメリカ、イギリスとニュージーランドの関係は、日本の地方都市と中央の都市の関係と似ているそう。言葉が同じ英語圏の国々同士では、国と国の境目が日本と外国のようにはっきりしていない。
Arata:文化も言葉も同じですし、軽い感覚で旅行に行ったり、違う国の学校に進学したりしています。 ニュージーランドの人たちは、自分たちの国が同じ英語圏でもアメリカ、イギリス、オーストラリアと比べて小国だという自覚もあるので、日本の地方都市の十代のミュージシャンが東京でメジャーデビューに憧れるように、ニューヨークを目指しています。
あっこゴリラ:すごくわかりやすい! やっぱりハードルは低いんですよね。「海外に行って勝負するぞ!」っていう感覚ではないってことですよね。
Arata:そうですね。「ちょっと東京行くか!」みたいな感じです。
■ニュージーランド版 ビリーアイリッシュとして人気
この日のオンエアでArataが紹介したのは、ニュージーランド最大の都市オークランド出身のミュージシャン、BENEE。ニュージーランド発のアーティストといえばLordeが世界的に人気があるが、Arataは、そんなLordeに続いて「世界的ポップスターになる予感のする大物POPシンガー」だと話した。
Arata: 2000年生まれで、高校生の頃から自作の音楽を歌いだしたようです。大学に進学するも2週間で退学し、プロになりました。曲のジャンルはポップ、インディーロックとジャンル分けされてます。
あっこゴリラ:うんうん。
Arata:デビューアルバム『Fire on Marzz』で、2019年のNew Zealand Music AwardsでBest Solo Artistを受賞し、現在も精力的に活動されてます。
あっこゴリラ:今めちゃめちゃきてる新人アーティストですね。
Arata:明かにビリー・アイリッシュを意識していて、ニュージーランド版ビリー・アイリッシュとして人気があるのではないでしょうか。
あっこゴリラ:やっぱビリー・アイリッシュの影響はデカくなってくるんじゃないですかね。
あっこゴリラ:めちゃめちゃかっこいい!
茂木:すごい好き!
大森:かっこいいですね。声もいいし。
あっこゴリラ:そこまで「ビリー・アイリッシュ!」っていう感じではなく、BENEEの良さが出ててすごいかっこいい。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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