J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(木曜担当ナビゲーター:三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE 今市隆二)。3月19日(木)のオンエアでは、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目)のスタイリストを務める渡辺康裕が登場。メンバーとの関係やMVの制作秘話を語った。
■三代目のスタイリングを担当
渡辺は、三代目JSBのほかにも桑田佳祐や小栗 旬など、数多くのアーティストのスタイリングを手がけている。初めて今市のスタイリングを担当したのは『SO RIGHT』だった。
今市:渡辺さんとは『SO RIGHT』で初めて一緒に仕事をさせてもらいました。
渡辺:自分の記憶では、それが2013年秋だったね。
今市:もう7年。長いですね。
渡辺:(登坂広臣のことを)「のぼりざかくん」って言ってたからね(笑)。
今市:『SO RIGHT』以来、三代目が何か動くときは渡辺さんが絶対に近くにいてくれて、スタイリング以外にもクリエイティブなことを言ってくださいますよね。いろんなところでいろんな会議に出てもらったりとか、渡辺さん頼りなところが正直あります。
渡辺:お節介おじさんになっているからね(笑)。
今市:メンバーとも仲がいいですよね。広臣とも飲みに行ったり、自分も、とあるCMで銭湯に入りましたね。
渡辺:裸の付き合いをしましたね(笑)。
今市:マネージャーも一緒に3人で。渡辺さんは三代目にとって切っても切れない関係です。
■『Yes we are』MVで49体分の衣装を制作!
楽曲『Yes we are』のMVでは、三代目のメンバーがさまざまな衣装を身に纏ってダンスを披露。このときのスタイリングは大変だったそうだ。
渡辺:2018年の『NHK紅白歌合戦』の衣装を仕込んでいるタイミングで『Yes we are』のスタイリングの話が来ました。もう少しで仕事のゴールが見える12月28日ぐらいだったかな。我々って基本的にはお正月しか仕事がストップしないんですが、やっと仕事の区切りが見えるっていう時期に、「49体分の衣装をスタイリングしてくれ」と。「えーっ!」って言っちゃいましたね。
今市:1人が7シーンあるから、7体の衣装が必要だったんですよね。メンバーが7人だから49体分。
渡辺:まだ『紅白』の衣装を作っているのに49体って言われて、『Yes we are』は「もう嫌だ!」っていうところからはじまるんだよね(笑)。
今市:自分たちは企画として「1人7体って面白いじゃん」ってなるんですけど、実際に渡辺さんに「お願いします」って頼むときは……。
渡辺:みんな目を合わせないんだよね(笑)。大変だったね。そのあとは、全部を自分がやると衣装のクセが出ちゃうっていうので、スタイリストの高橋ラムダくんにサポートをお願いして手伝ってもらいましたね。
今市:『Yes we are』の衣装は1体1体にテーマがありましたよね。
渡辺:ミリタリーとかデニムとか、色でくくったり。2019年の三代目のテーマは「RAISE THE FLAG」だったから、青、赤、白っていうテーマカラーも入れました。
今市:いろんなシチュエーションに対する応援ソングにしたいって思いがありましたよね。スーツを着てワンシーン撮れば、「普段スーツで働いている人への応援になるよね」って、いろんな角度からイメージしていきましたよね。
渡辺:そうそう。
今市は「リスナーのみなさん、『Yes we are』のMV制作は本当に大変だったんですよ(笑)。MVは時間も限られてるし、7ポーズの1つ1つにもドラマがありましたよね」と、話をこう続ける。
今市:こういう話をすることで、いろんな人にスタイリングの仕事を理解してもらえるし、伝わるかなって思います。
渡辺:49体の衣装って膨大な量だからね。49体の衣装を決めるのに、当然49体の衣装だけじゃないんですよ。まずフィッティング場所には、1つの衣装を決めるのに、だいたい5~6倍の衣装があるわけですよ。たとえばスーツのときも、隆二と「こういう服がいいと思う」って話すんだけど、メンバーが7人いると色かぶりもあるから、そういうときは「彼らはこういう服を選んでいるよ」って。たまに「あんまり好きじゃない」って言われたりね(笑)。
今市:そういうこと、あんまり言わないですよね(笑)?
渡辺:ないない。なくなった。
今市:昔はありました?
渡辺:『SO RIGHT』のときは朝一で撮影当日にフィッティングだったんだけど、覚えてる?
今市:そうだ、当日でしたね。
渡辺:朝5時ぐらいにメイクルームでスタンバイして、6時ぐらいに1人ずつ来てね。(今市は)ずっと鏡を見て衣装で悩んでたよ(笑)。
今市:あのときが初対面でしたもんね。渡辺さんはメンバーの名前もあやふやでしたし。
渡辺:そう。「のぼりざかくん」ね(笑)。
番組では他にも、今市が一番好きな楽曲の衣装を答える場面があった。詳しくはradikoをチェックしてみてほしい。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
■三代目のスタイリングを担当
渡辺は、三代目JSBのほかにも桑田佳祐や小栗 旬など、数多くのアーティストのスタイリングを手がけている。初めて今市のスタイリングを担当したのは『SO RIGHT』だった。
今市:渡辺さんとは『SO RIGHT』で初めて一緒に仕事をさせてもらいました。
渡辺:自分の記憶では、それが2013年秋だったね。
今市:もう7年。長いですね。
渡辺:(登坂広臣のことを)「のぼりざかくん」って言ってたからね(笑)。
今市:『SO RIGHT』以来、三代目が何か動くときは渡辺さんが絶対に近くにいてくれて、スタイリング以外にもクリエイティブなことを言ってくださいますよね。いろんなところでいろんな会議に出てもらったりとか、渡辺さん頼りなところが正直あります。
渡辺:お節介おじさんになっているからね(笑)。
今市:メンバーとも仲がいいですよね。広臣とも飲みに行ったり、自分も、とあるCMで銭湯に入りましたね。
渡辺:裸の付き合いをしましたね(笑)。
今市:マネージャーも一緒に3人で。渡辺さんは三代目にとって切っても切れない関係です。
■『Yes we are』MVで49体分の衣装を制作!
楽曲『Yes we are』のMVでは、三代目のメンバーがさまざまな衣装を身に纏ってダンスを披露。このときのスタイリングは大変だったそうだ。
渡辺:2018年の『NHK紅白歌合戦』の衣装を仕込んでいるタイミングで『Yes we are』のスタイリングの話が来ました。もう少しで仕事のゴールが見える12月28日ぐらいだったかな。我々って基本的にはお正月しか仕事がストップしないんですが、やっと仕事の区切りが見えるっていう時期に、「49体分の衣装をスタイリングしてくれ」と。「えーっ!」って言っちゃいましたね。
今市:1人が7シーンあるから、7体の衣装が必要だったんですよね。メンバーが7人だから49体分。
渡辺:まだ『紅白』の衣装を作っているのに49体って言われて、『Yes we are』は「もう嫌だ!」っていうところからはじまるんだよね(笑)。
今市:自分たちは企画として「1人7体って面白いじゃん」ってなるんですけど、実際に渡辺さんに「お願いします」って頼むときは……。
渡辺:みんな目を合わせないんだよね(笑)。大変だったね。そのあとは、全部を自分がやると衣装のクセが出ちゃうっていうので、スタイリストの高橋ラムダくんにサポートをお願いして手伝ってもらいましたね。
今市:『Yes we are』の衣装は1体1体にテーマがありましたよね。
渡辺:ミリタリーとかデニムとか、色でくくったり。2019年の三代目のテーマは「RAISE THE FLAG」だったから、青、赤、白っていうテーマカラーも入れました。
今市:いろんなシチュエーションに対する応援ソングにしたいって思いがありましたよね。スーツを着てワンシーン撮れば、「普段スーツで働いている人への応援になるよね」って、いろんな角度からイメージしていきましたよね。
渡辺:そうそう。
今市は「リスナーのみなさん、『Yes we are』のMV制作は本当に大変だったんですよ(笑)。MVは時間も限られてるし、7ポーズの1つ1つにもドラマがありましたよね」と、話をこう続ける。
今市:こういう話をすることで、いろんな人にスタイリングの仕事を理解してもらえるし、伝わるかなって思います。
渡辺:49体の衣装って膨大な量だからね。49体の衣装を決めるのに、当然49体の衣装だけじゃないんですよ。まずフィッティング場所には、1つの衣装を決めるのに、だいたい5~6倍の衣装があるわけですよ。たとえばスーツのときも、隆二と「こういう服がいいと思う」って話すんだけど、メンバーが7人いると色かぶりもあるから、そういうときは「彼らはこういう服を選んでいるよ」って。たまに「あんまり好きじゃない」って言われたりね(笑)。
今市:そういうこと、あんまり言わないですよね(笑)?
渡辺:ないない。なくなった。
今市:昔はありました?
渡辺:『SO RIGHT』のときは朝一で撮影当日にフィッティングだったんだけど、覚えてる?
今市:そうだ、当日でしたね。
渡辺:朝5時ぐらいにメイクルームでスタンバイして、6時ぐらいに1人ずつ来てね。(今市は)ずっと鏡を見て衣装で悩んでたよ(笑)。
今市:あのときが初対面でしたもんね。渡辺さんはメンバーの名前もあやふやでしたし。
渡辺:そう。「のぼりざかくん」ね(笑)。
番組では他にも、今市が一番好きな楽曲の衣装を答える場面があった。詳しくはradikoをチェックしてみてほしい。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。