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英会話講師が語る、「英語が本当に上手く話せるようになった」心構えとは?

英会話講師が語る、「英語が本当に上手く話せるようになった」心構えとは?

努力して英語を学び、読み書きは上達してTOEICの点数も上がった、だけどうまく話す自信がない……という人は少なくないだろう。知識をコミュニケーションに活かすためには、考え方を変える必要があるかもしれない。東京・秋葉原にある「パン屋の英会話教室 LEON」の校長・横山礼恩さんが、英語での会話力を高める心構えを語った。

横山さんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)、オンエアは2月26日(水)。

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■英会話上達のカギは「メンタル」

これまでネイティブレベルの英語を習得するためのポイントや学習方法を紹介してきた横山さん。しかし、英会話上達には「本当にネイティブになる必要があるのか」という“心持ち”が重要だと語る。

横山:日本人に多いのが「TOEIC920点なのにしゃべれない」ということ。つまり、「話せるのに話せない」と思いこんでいる人が多いんですね。確かに、「思っていることをネイティブみたいにスムーズに言えない」とか「ネイティブの言っていることが、ネイティブ数人集まると聞こえない」というのはよくあります。僕はニューヨークに1年間いましたが、そこで英語が下手なのに、みんなから好かれて人望がある日本人を多く見ました。何が共通してるのかを考えてみると、皆さんよく笑うんです。加えて、みんな厚かましいですね(笑)。自分のつまらない冗談にも爆笑するので、周りも面白いと思ってくれるみたいです。


■「ネイティブ」 ではなく「ナチュラル」 を目指す

横山さんは「コミュニケーションの場では英語の上手・下手は関係ない」と続ける。かつて、アメリカの友人に「どうしたらネイティブのようになれるのか」と相談をしたときには、「ネイティブスピーカーではなくナチュラルスピーカーを目指せ」 と言われたそうだ。

横山:世界中にはさまざまなネイティブがいます。英語でもイギリスとアメリカでは、だいぶ違いますね。ネイティブではなく、どこにでも通じてやっていけるような「ナチュラルスピーカー」がいいんです。英語学習者の中には、とにかくネイティブを目指して、放送禁止用語とかを話すとかっこいい、という(風潮が)ありますよね。でも、かっこいい言葉って間違うと余計かっこ悪いんですよ。だから、そういうのを話さないで、ナチュラルスピーカーでいいという風に心を変える。そうすることで、僕は本当に英語を上手く話せるようになりました。(言葉が)わからなかったときは、「What’s 〇〇 in English ?」と素直に訊くことによって、だいぶよくなりました。ネイティブにならなくていいんです。ナチュラルスピーカーを目指す、という風にしていくと、すごく楽しくなっていきます。そのレベルになれば、あとは趣味で正確さを追求してください。ロイヤル英文法を読んだり、ビジネスメールのあなたのこれ間違ってますよというのを読んだり。とにかくナチュラルスピーカーになって、楽しくやっていくといいんじゃないかと思います。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」では、オンタイムのパフォーマンスアップにつながるヒントを処方する。放送は月曜~木曜の10時54分頃から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月4日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone 

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