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苦手な相手は「部活が違う人」と思えばいい─その上で意識するべきこと

(画像素材:PIXTA)

苦手な相手は「部活が違う人」と思えばいい─その上で意識するべきこと

どうしても合わない人との関わり方を、一般社団法人・メンタルノイズ心理学協会チェアマンの山根洋士さんが紹介した。

この内容をお届けしたのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」。ここでは10月13日(木)のオンエア内容をテキストで紹介する。  

仕事に対する考え方を“部活”として捉える

木曜日の「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」ではコミュニケーションについて注目。今月は2021年のメンタル本大賞を受賞した『自己肯定感低めの人のための本』(アスコム)の著者である山根さんが登場し、自己肯定感が低めでも人付き合いが楽になるコミュニケーションのポイントを解説する。

誰にでも苦手なタイプの人というのはいるもの。仕事上どうしても自分と合わない人と関わる場合、どのようなことを意識すればいいのだろうか?

山根:仕事だと会社とか業種が一緒って括りになってしまうんですけど、学校だと思ってください。学校のなかで「部活が違う」と思えばいいんですね。私は学生時代に水球部だったんですけど、サッカー部、野球部、バスケットボール部をやっている友だちからは「なぜ水のなかでボールを触っているんだ」と思われていました。だけど、そこで水のなかでボールを触ることがどれだけ素晴らしいかアピールしてもしょうがないんですよね。

山根さんは仕事に対する取組み方を3つ部活でたとえた。

・プライベートを犠牲にする必要がある部活
・プライベート優先な部活
・両方バランスよく楽しめる部活


山根:3つの部は分かり合おうとしないで、それぞれ部活が違うんだと認識する。これはけっこう大切なことです。

サッシャ:同じ学校には行っているけど部活の考え方が違うんだと捉える。同じ学校で同じクラスだったりしても趣味嗜好が違うということですね。

ノイハウス:そこであまりエネルギーをかけて説明する必要もないのかもしれないですね。

「共通の目的」を意識してみよう

部活が違うという感覚を持つことに加えて、「共通の目的」を意識すると気持ちが楽になるという。

山根:仕事をしているからには、部活の垣根を超えた共通の目的があるはずなんですよね。スポーツの場合は「やっていて楽しい」「体を鍛えられる」といった共通の目的を持っています。仕事ですと「いい番組を作りたい」とか「いい商品を作りたい」ですよね。仕事で共通の目的があった上で「部活が違う」という状況認識の仕方をすると心が穏やかになるというか、そんなにイライラしなくて済むようになります。

サッシャ:いろいろ考え方は違っても目標は一緒なんですよね。部活は違うけど学校生活は豊かにしたいっていう共通の目的はあるというお話でした。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」では、オンタイムのパフォーマンスアップにつながるヒントを処方。放送は毎週月曜日から木曜日の10時55分ごろから。

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2022年10月20日28時59分まで

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月・火・水・木曜
9:00-13:00