J-WAVEで放送中の『SPARK』(水曜担当ナビゲーター:Suchmos)。2月19日(水)オンエアのワンコーナー「SPARK DREAMER」にて、YONCEとGRAPEVINE・田中和将(Vo./Gt.)が対談した。GRAPEVINEは、3月から始まるSuchmosの全国ツアー「The Blow Your Mind TOUR 2020」のZepp Nagoya公演に出演する。
また今回は、昨年の横浜スタジアムで披露した新曲『藍情』も初オンエアした。
■SuchmosとGRAPEVINEの出会い
久しぶりの対面となったYONCEと田中。そもそもの出会いは、4、5年前に遡る。
YONCE:4、5年前、SuchmosがGRAPEVINEの企画に誘っていただき、そのお礼ではないですけど、僕らのツアーにも一度出ていただきましたよね。その前に、事務所の先輩でもあるんですけどね。
田中:そう、たまたま事務所が同じだってことはあるけど、その前からSuchmosって名前はちらほら聞こえていたんですよ、「すごいのがいるぞ」って。それで、たまたま同じ事務所だってことで、「おお、それは!」と早速CDをいただいたってことが、まずありましたね。
YONCE:僕らはGRAPEVINEを学生時代から聴いていたので、「やったー」と。もともとSuchmosのドラムの健人(OK)は GRAPEVINEが大好きで、僕らもそれぞれが聴いたりしていたんです。共演もそうだけど、いちファンとして、GRAPEVINEが出した作品も楽しみに聴かせてもらっていました。
■田中「Suchmosの気概を感じて、すごく感動した」
デビュー当時からSuchmosを知る田中に「我々はどう見えるのか?」とYONCEが質問した。
YONCE:例えば、昨年リリースしたSuchmosのアルバム『THE ANYMAL』だと、今までよりだいぶバンドのカラーが変わったのかなと思ってるんですけど……。
田中:『THE ANYMAL』はビックリしましたね。「この段階で、こんなことをしていいの?」っていう。
YONCE:なるほど。気づいたら僕らも逸脱していというか(笑)。
田中:逸脱ではないとは思うけどね(笑)。ミュージシャンの歴史として絶対に逸脱ではないと思うし、しっかりルーツを持ってる人間はそれを出していくのが自然なことだろうなと思うんですけどね。「世間からは一体どう見えるんだろう」と思う反面、「この人たちはきっとそれを気にせず、こういうことをやろうとしてるんだな」と、その意気込みというか気概みたいなものを感じて、すごく感動した覚えがあります。
YONCE:ありがとうございます。逆に僕はGRAPEVINEの作品から、そういうマインドをよく感じます。
YONCEは、GRAPEVINEに「恐れがない」という印象があるのだという。田中の自己分析は?
田中:自虐するわけではないけど、幸い僕らは一時代を作るようなヒット曲に恵まれたわけでもないから、そういう意味では比較的、スタンスとかフットワークみたいなものが軽い状態で活動を続けられたところがあるんです。何かのプレッシャーに押しつぶされるようなことがあまりなかったのかなって気がする。当然、同じことをやるのも飽きてくるし、ライブをするにしても何かを作るにしても。そういうことでずっとやってたら、自然にこうなってたって感じですかね。
YONCE:それを聞くと、理想だなというか。僕ら自身は今までやりたいと思ったことを忠実にやってこられているけど、まわりを見るとそうもいかないことばっかりだから。そういう意味でもGRAPEVINEにはシンパシーを感じるというか、変な言い方だけど、直系の先輩だと思っています。
田中:そう言ってもらえるとうれしいですね。
対談では、お互いの楽曲制作について語る場面もあった。2月26日(水)の『SPARK』も、YONCEと田中の対談をお届けする。
GRAPEVINEは4月から対バンツアー「GRAPEVINE presents GRUESOME TWOSOME」がスタートする。詳しくは公式サイトから。
番組では昨年、横浜スタジアムで行われた「Suchmos THE LIVE」のライブ音源で、「The Blow Your Mind TOUR 2020」の会場限定発売のCDに収録の『藍情』を初オンエアした。
【『藍情』をradikoで聴く】(2020年2月26日28時59分まで)
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年2月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
また今回は、昨年の横浜スタジアムで披露した新曲『藍情』も初オンエアした。
■SuchmosとGRAPEVINEの出会い
久しぶりの対面となったYONCEと田中。そもそもの出会いは、4、5年前に遡る。
YONCE:4、5年前、SuchmosがGRAPEVINEの企画に誘っていただき、そのお礼ではないですけど、僕らのツアーにも一度出ていただきましたよね。その前に、事務所の先輩でもあるんですけどね。
田中:そう、たまたま事務所が同じだってことはあるけど、その前からSuchmosって名前はちらほら聞こえていたんですよ、「すごいのがいるぞ」って。それで、たまたま同じ事務所だってことで、「おお、それは!」と早速CDをいただいたってことが、まずありましたね。
YONCE:僕らはGRAPEVINEを学生時代から聴いていたので、「やったー」と。もともとSuchmosのドラムの健人(OK)は GRAPEVINEが大好きで、僕らもそれぞれが聴いたりしていたんです。共演もそうだけど、いちファンとして、GRAPEVINEが出した作品も楽しみに聴かせてもらっていました。
■田中「Suchmosの気概を感じて、すごく感動した」
デビュー当時からSuchmosを知る田中に「我々はどう見えるのか?」とYONCEが質問した。
YONCE:例えば、昨年リリースしたSuchmosのアルバム『THE ANYMAL』だと、今までよりだいぶバンドのカラーが変わったのかなと思ってるんですけど……。
田中:『THE ANYMAL』はビックリしましたね。「この段階で、こんなことをしていいの?」っていう。
YONCE:なるほど。気づいたら僕らも逸脱していというか(笑)。
田中:逸脱ではないとは思うけどね(笑)。ミュージシャンの歴史として絶対に逸脱ではないと思うし、しっかりルーツを持ってる人間はそれを出していくのが自然なことだろうなと思うんですけどね。「世間からは一体どう見えるんだろう」と思う反面、「この人たちはきっとそれを気にせず、こういうことをやろうとしてるんだな」と、その意気込みというか気概みたいなものを感じて、すごく感動した覚えがあります。
YONCE:ありがとうございます。逆に僕はGRAPEVINEの作品から、そういうマインドをよく感じます。
YONCEは、GRAPEVINEに「恐れがない」という印象があるのだという。田中の自己分析は?
田中:自虐するわけではないけど、幸い僕らは一時代を作るようなヒット曲に恵まれたわけでもないから、そういう意味では比較的、スタンスとかフットワークみたいなものが軽い状態で活動を続けられたところがあるんです。何かのプレッシャーに押しつぶされるようなことがあまりなかったのかなって気がする。当然、同じことをやるのも飽きてくるし、ライブをするにしても何かを作るにしても。そういうことでずっとやってたら、自然にこうなってたって感じですかね。
YONCE:それを聞くと、理想だなというか。僕ら自身は今までやりたいと思ったことを忠実にやってこられているけど、まわりを見るとそうもいかないことばっかりだから。そういう意味でもGRAPEVINEにはシンパシーを感じるというか、変な言い方だけど、直系の先輩だと思っています。
田中:そう言ってもらえるとうれしいですね。
対談では、お互いの楽曲制作について語る場面もあった。2月26日(水)の『SPARK』も、YONCEと田中の対談をお届けする。
GRAPEVINEは4月から対バンツアー「GRAPEVINE presents GRUESOME TWOSOME」がスタートする。詳しくは公式サイトから。
番組では昨年、横浜スタジアムで行われた「Suchmos THE LIVE」のライブ音源で、「The Blow Your Mind TOUR 2020」の会場限定発売のCDに収録の『藍情』を初オンエアした。
【『藍情』をradikoで聴く】(2020年2月26日28時59分まで)
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年2月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/spark/