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伝説のレコードショップ「WAVE」が渋谷パルコに復活。独特な色を再現するために

伝説のレコードショップ「WAVE」が渋谷パルコに復活。独特な色を再現するために

J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。1月24日(金)のオンエアでは、80~90年代を中心に一世を風靡した伝説のレコードショップ「WAVE」を2019年に渋谷パルコにオープンさせた、ファッションブランド「MISTERGENTLEMAN」のオオスミタケシと吉井雄一に話を聞いた。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月31日28時59分まで)


■東京コレクションがきっかけで…

「WAVE」は、多様な音楽のレコードやCDがそろい、当時の文化の最先端をいくような存在であった。一時は姿を消していたが、渋谷パルコに復活。吉井が、どのようなきっかけで「WAVE」を復活させたのかを話した。



吉井:オオスミとやっている「MISTERGENTLEMAN」というブランドが、半年に一回、「東京コレクション」でショーをさせていただいているんですけど、あるときのコレクションテーマが“フューチャリスティックなもの”や“音楽を感じさせるもの”でした。自分たちのブランドは普段、ロゴとかを全面に出していくブランドではないですけど、そのときは「そういうテンションを入れてみよう」ということになり、ノスタルジックで未来感があるものっていったら「WAVEのロゴがすごく新鮮だったよね」という話になりました。WAVEのロゴって全部直線でできてるんですよね。それをショーに出すTシャツとかキャップに落とし込んでみたら新鮮かもねっていうところから始まったんですよね。当時は、そのショーの一回こっきりというノリだったんですけど、ひょんなことからその商標権を得ることになって、新しいプロジェクトとしてWAVEにまたスポットを当ててみようという役割が回ってきた感じです。

WAVE

その後、過去にWAVEに関わっていた人たちから吉井たちのもとへ、たくさんのメッセージが届くようになった。

吉井:音楽ジャンルの数の分だけ、みんなの思いがあるというか。「簡単に始めちゃいけないな」と思いました。そして今回、たまたま渋谷パルコさんがリニューアルオープンのきっかけで場所をいただいたので、まずは小さいところからトライしてみようという感じで始めました。


■2つのこだわり…レコードバッグの独特なグレーを再現するために

オープンしたのは、レジを含めて4坪ほどのスペース。店作りはどのように進めたのだろうか。

吉井:オープン3カ月前くらいまでは、壁面にプロダクトを棚に並べている内装のまま進んでいたんです。いわゆるオリジナル商品とかを並べた壁みたいになっちゃっていたんですけど、オープンが迫ってくると「こういうことをしてちゃだめだな」という気持ちになって。壁に商品を埋めるのではなく、その逆のことくらいのことをしないと人の気持ちには刺さらないなと思って、モジュラーシンセで壁を埋めつくそうという案が出ました。近未来的で、誰もがあっと驚く、簡単にはできないもの。そこから内装チームが集まって相談して、モジュラーシンセを集める旅に出る、みたいな(笑)。

その結果、400台ものモジュラーシンセが集められた。そして、吉井たちのもう一つのこだわりは、WAVEを象徴する“色”を再現することだった。

吉井:「WAVEグレー」と呼んでいるんですけど、当時のレコードバッグとかと同じ色を使っています。この色とこのロゴが合わさったときに、胸の中に駆け巡るものがあるというか。
オオスミ:再現するのに袋を探しました。製造していた工場がいま存在しないので、その色を確実に再現するにはどうしたらいいかって言って、瀧見憲司さんに相談したんだよね。
吉井:WAVEグレーの袋って、当時はみんな持っていたじゃないですか。バッグ代わりにしていたから。だけど悲しいことに、自分も含めて、部屋のどこにもなくて。WAVEのプロジェクトを再現するには、この袋を作らなければスタートできないと思いました。これを持っている人は誰だろう、心から音楽を愛している人は、と考えたときに「DJの瀧見憲司さんは持ってるかも!」と思いついて訊いてみたら、「あるよ」って持ってきてくれたんです。それをそのまま忠実に再現したのが、新プロジェクトWAVEのレコードバッグです。


■新生WAVEのコラボは、アナログ盤製造の東洋化成

今後、WAVEではコラボレーションを実施予定だ。その第一弾は、アナログレコードのプレスメーカー・東洋化成とのコラボシリーズ。

オオスミ:やっぱりアナログへのリスペクトって大切だし、お土産にも買っていただけるように、Tシャツとかに「デジタルにはない“人の温もりを”。」っていう(東洋化成の)キャッチコピーをプリントしました。
吉井:今回のパルコさんのショップは、ここからスタートしていくWAVEのプロジェクトのイントロダクションでしかなくて、長い目でゆっくり育てていこうと思っています。この先には、次なるWAVEの構想が控えています。三年後くらいには、そこに到達するのではないかと思っています。パルコさんにいまあるキオスクショップっぽいものではなく、その先に控えているものが本編ですよっていうのが、いま言えることです。

『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」では、トップセラーのモノづくりにかける夢を聞きます。オンエアは毎週金曜、10時40分頃から。 "

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月31日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/"

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