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細野晴臣、デビュー50周年の記念展が開催中! 楽器や写真、発言録も

細野晴臣、デビュー50周年の記念展が開催中! 楽器や写真、発言録も

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。10月9日(水)のオンエアでは、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)で開催している、細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969 - 2019」に注目。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月16日28時59分まで)


⬛︎巨大ビジュアル年表も出現

5年ほど細野のインタビュー記事を手がけている音楽ライター・本間勇輔さんに話を聞いた。本間さんは展示アイテムを紹介するキャプションを担当している。

本間: 細野さんは1980年半ばから終わり頃に「観光音楽」を提唱しはじめました。YELLOW MAGIC ORCHESTRAを散開したあとで、細野さんがテクノサウンドから世界各国のいろいろな音楽に興味を持ち始め、ワードミュージックやアンビエントミュージック、いろいろなジャンルの要素を吸収しました。まるで観光旅行をするかのように、世界各国のさまざまな音楽に触れて吸収して、それを自分の音楽として出していく。それが「観光音楽」のコンセプトです。

「細野観光1969 - 2019」

会場では、細野のキャリアを5つのセクションに分けて紹介。全長85メートルにもわたる巨大なビジュアル年表とともに、細野の楽器、写真、発言録などを通じて、これまでの仕事の数々を知ることができる。

「細野観光1969 - 2019」


⬛︎細野はコメディアン?

細野は、自身をコメディアンだと表現することがある。さまざまな芸を持っていると、本間さんも言う。

本間:笑っている顔が突然真顔になったり、踊ることもあるし、人を笑わせる芸がたくさんあります。そういう芸をいろいろな人たちの前で披露するのが好きなんです。理由は、驚かせたいという思いが大きいのかなと思います。細野さんは聴く側としても驚きのある音楽が好きだと言っているし、自分が作る音楽も驚きを与えたい気持ちが強いんだと思います。音楽で人に与えたいことと、普段の日常の会話中で人を笑わせるのが好きだということは、つながっているのでは、という気がします。

細野が今、音楽を通して伝えたいこととは......。

本間:細野さんは歌うこともライブで演奏することも、あまり好きではありませんでした。アルバム『HOSONO HOUSE』を作った埼玉県狭山市のアメリカ村で、2005年に開催された「ハイドパーク・ミュージック・フェスティバル」という野外フェスで歌ったときに、細野さんは歌うことの楽しさに気付きます。それがきっかけで、人前で歌ったり、ライブを活発に行うようになりました。

その後、2011年に東日本大震災を経験。細野は、過去に吸収してきた音楽を残したいと思うようになり、過去の音楽を人前で披露してきた。

本間:今年のニューヨーク公演を拝見したときに、歌も演奏もさらによくなってるんです。細野さんはまだまだ先に向かっていることを、ライブを観ると実感するかもしれないです。

「細野観光1969 - 2019」

「細野観光1969 - 2019」は、2019年11月4日(月・休)まで、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)で開催中。ぜひ足を運んでみてほしい。

『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」は、東京を面白くする、東京を刺激してくれるさまざまなトピックスにフォーカスしている。放送は月曜~木曜の14時頃から。お楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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