J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「MUSIC+1」。10月9日(水)のオンエアでは、ザ・クロマニヨンズから甲本ヒロト(Vo)と真島昌利(Gt)が登場。発売されたばかりのアルバム『PUNCH』やレコード談議で盛り上がった。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月16日28時59分まで)
■新しいマイクの形は「スペース」!?
ザ・クロマニヨンズは10月9日にニューアルバム『PUNCH』をリリース。今回、マイクを新しいものに変えたという。
甲本:エンジニアのかわぐっちゃん(川口 聡)とずっと一緒にやっていて、録音のやり方から何からずっと一緒なんです。それが今回「かっこいいマイクがあるけどどうかな」と言われて、見たらとにかく見た目がいいんです。どういう形か説明できる?
真島:スペース。
サッシャ:マイクの形が宇宙なんですか?
甲本:宇宙ステーションみたいな。それを1個買ったんです。
サッシャ:円柱形みたいな形ですか?
甲本:円柱形のやつは買ったんじゃなくて、僕のボーカル用に今回レンタルしたんです。マイクを変えてみるかということになって、ひとつは買って、ひとつは借りました。
■メンバー全員でゲーセンへ
アルバム『PUNCH』には『クレーンゲーム』という曲が収められている。
真島:最近は(クレーンゲームを)やらないけど、昔はよくやってました。ぬいぐるみやお菓子など。お菓子はわざと崩れやすいようになってるんだよね。いかにも取れそうなのに取れないんですよ。
サッシャ:まさにそれが曲になっていますよね。けっこう上手なんですか?
真島:僕? ううん、下手。
サッシャ:一生懸命やっている姿が想像できない(笑)。
甲本も、真島と一緒にゲームセンターに行ったことがあるという。
甲本:僕のほうが下手だと思う。マーシーはけっこう上手に取ってたよ。
真島:地方に行ってメンバーみんなで食事をしたあとに街をぶらぶらしていると、ゲームセンターがあったりするんです。ちょっと寄っていこうかと言って、メンバー全員でやったりしていました。
■中古レコード屋めぐりで出会ったお宝モノ
現在J-WAVEでは、音とともに東京の街に出かけようというキャンペーン「TOKYO SOUND HOPPING」がスタートしている。
・TOKYO SOUND HOPPING
https://www.j-wave.co.jp/special/soundhopping/
そこで、ふたりにも音楽を聴きながら出かけたい東京のスポットを尋ねた。
真島:僕は中古のレコード屋かな。下北沢、中野、渋谷、新宿、池袋、高円寺など、いろいろ。
増井:どの街にもあるものですか?
真島:いま挙げた街の中にはあります。品揃えもいいですよ。外国人もいっぱい来ています。
サッシャ:日本に来たら、みんな行きますものね。ここにしかないものがあるから。あと日本の中古レコードは、みんなきれいに使うから状態がいいんですよね。
真島:ニューヨークやロンドンでも中古レコード屋に行くけど、扱いがけっこう雑でジャケットが破れていたりする。日本の中古レコードは輸入盤などでもわりと状態がいいから、外国人も日本に来て買うという人がけっこういるみたいですね。
中古レコード屋では最近、掘り出し物もあったそうだ。
真島:最近買ったのは、マーサ&ザ・ヴァンデラスという60年代のモータウンの女性グループ。彼女たちのUS盤とUK盤を、違う店なんですけど、たまたま立て続けに買って、聴き比べをしたら楽しかったです。
サッシャ:60年代ってUSとUKでは、けっこう曲が違ったり並びが違ったりしますよね。
真島:そうです。US盤がオリジナルなんだけど、UKで出た『ヒート・ウェイヴ』というLPは、1曲目が『ダンシング・イン・ザ・ストリート』で始まるんです。でも、US盤には入っていないんです。当時シングルカットされていたということで、たぶんザ・ビートルズのUK盤とUS盤の逆の現象が起きている。ザ・ビートルズのUK盤にはシングル曲は入っていないけれど、US盤には入っているじゃないですか。たぶん、あれの逆バージョンだと思います。
US盤とUK盤を聴き比べた結果、真島はUK盤のほうが好みだったという。
真島:US盤は突き抜けたバカバカしさがいつもあるんです。UK盤もその感じがあるけど、なんとなくうっすらと悲しい哀愁が感じられて、僕の好みだったかな。
甲本も自身が買ったレコードについて、悲しいエピソードを語った。
甲本:僕は最近買ったレコードを、昨日シングル盤を何枚か立て続けに聴いていたんです。見た目ではすごく状態がいいと思って買ったレコードだったけど、帰って聴いてみたらわりと傷が多く入っていることに気づいて、今レコードの話題で軽くヘコんでいます。
しかし、いいレコードとのめぐり合いもあった。
甲本:女性グループのザ・ロネッツの一番有名な『ビー・マイ・ベイビー』のアルバムで、僕はUKのオリジナル盤を持っていなかったんです。このあいだ、たまたま東京でUK盤のオリジナルを見つけて買ってみたら、音がよかった。僕は自分のラジオでもその頃の曲をかけているけど、かけ直そうかと思うぐらい。
ザ・クロマニヨンズは、全国ツアー「ザ・クロマニヨンズ ツアー PUNCH 2019-2020」がスタートする。東京は11月19日(火)、20日(水)にTSUTAYA O-EAST、12月11日(水)にTOKYO DOME CITY HALL、2020年2月29日(土)にひの煉瓦ホール(日野市民会館)、3月31日(火)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催予定だ。詳しくはザ・クロマニヨンズの公式サイトをチェック。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、毎回話題のミュージシャンをゲストに迎えている。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。お楽しみに。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone
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■新しいマイクの形は「スペース」!?
ザ・クロマニヨンズは10月9日にニューアルバム『PUNCH』をリリース。今回、マイクを新しいものに変えたという。
甲本:エンジニアのかわぐっちゃん(川口 聡)とずっと一緒にやっていて、録音のやり方から何からずっと一緒なんです。それが今回「かっこいいマイクがあるけどどうかな」と言われて、見たらとにかく見た目がいいんです。どういう形か説明できる?
真島:スペース。
サッシャ:マイクの形が宇宙なんですか?
甲本:宇宙ステーションみたいな。それを1個買ったんです。
サッシャ:円柱形みたいな形ですか?
甲本:円柱形のやつは買ったんじゃなくて、僕のボーカル用に今回レンタルしたんです。マイクを変えてみるかということになって、ひとつは買って、ひとつは借りました。
■メンバー全員でゲーセンへ
アルバム『PUNCH』には『クレーンゲーム』という曲が収められている。
真島:最近は(クレーンゲームを)やらないけど、昔はよくやってました。ぬいぐるみやお菓子など。お菓子はわざと崩れやすいようになってるんだよね。いかにも取れそうなのに取れないんですよ。
サッシャ:まさにそれが曲になっていますよね。けっこう上手なんですか?
真島:僕? ううん、下手。
サッシャ:一生懸命やっている姿が想像できない(笑)。
甲本も、真島と一緒にゲームセンターに行ったことがあるという。
甲本:僕のほうが下手だと思う。マーシーはけっこう上手に取ってたよ。
真島:地方に行ってメンバーみんなで食事をしたあとに街をぶらぶらしていると、ゲームセンターがあったりするんです。ちょっと寄っていこうかと言って、メンバー全員でやったりしていました。
■中古レコード屋めぐりで出会ったお宝モノ
現在J-WAVEでは、音とともに東京の街に出かけようというキャンペーン「TOKYO SOUND HOPPING」がスタートしている。
・TOKYO SOUND HOPPING
https://www.j-wave.co.jp/special/soundhopping/
そこで、ふたりにも音楽を聴きながら出かけたい東京のスポットを尋ねた。
真島:僕は中古のレコード屋かな。下北沢、中野、渋谷、新宿、池袋、高円寺など、いろいろ。
増井:どの街にもあるものですか?
真島:いま挙げた街の中にはあります。品揃えもいいですよ。外国人もいっぱい来ています。
サッシャ:日本に来たら、みんな行きますものね。ここにしかないものがあるから。あと日本の中古レコードは、みんなきれいに使うから状態がいいんですよね。
真島:ニューヨークやロンドンでも中古レコード屋に行くけど、扱いがけっこう雑でジャケットが破れていたりする。日本の中古レコードは輸入盤などでもわりと状態がいいから、外国人も日本に来て買うという人がけっこういるみたいですね。
中古レコード屋では最近、掘り出し物もあったそうだ。
真島:最近買ったのは、マーサ&ザ・ヴァンデラスという60年代のモータウンの女性グループ。彼女たちのUS盤とUK盤を、違う店なんですけど、たまたま立て続けに買って、聴き比べをしたら楽しかったです。
サッシャ:60年代ってUSとUKでは、けっこう曲が違ったり並びが違ったりしますよね。
真島:そうです。US盤がオリジナルなんだけど、UKで出た『ヒート・ウェイヴ』というLPは、1曲目が『ダンシング・イン・ザ・ストリート』で始まるんです。でも、US盤には入っていないんです。当時シングルカットされていたということで、たぶんザ・ビートルズのUK盤とUS盤の逆の現象が起きている。ザ・ビートルズのUK盤にはシングル曲は入っていないけれど、US盤には入っているじゃないですか。たぶん、あれの逆バージョンだと思います。
US盤とUK盤を聴き比べた結果、真島はUK盤のほうが好みだったという。
真島:US盤は突き抜けたバカバカしさがいつもあるんです。UK盤もその感じがあるけど、なんとなくうっすらと悲しい哀愁が感じられて、僕の好みだったかな。
甲本も自身が買ったレコードについて、悲しいエピソードを語った。
甲本:僕は最近買ったレコードを、昨日シングル盤を何枚か立て続けに聴いていたんです。見た目ではすごく状態がいいと思って買ったレコードだったけど、帰って聴いてみたらわりと傷が多く入っていることに気づいて、今レコードの話題で軽くヘコんでいます。
しかし、いいレコードとのめぐり合いもあった。
甲本:女性グループのザ・ロネッツの一番有名な『ビー・マイ・ベイビー』のアルバムで、僕はUKのオリジナル盤を持っていなかったんです。このあいだ、たまたま東京でUK盤のオリジナルを見つけて買ってみたら、音がよかった。僕は自分のラジオでもその頃の曲をかけているけど、かけ直そうかと思うぐらい。
ザ・クロマニヨンズは、全国ツアー「ザ・クロマニヨンズ ツアー PUNCH 2019-2020」がスタートする。東京は11月19日(火)、20日(水)にTSUTAYA O-EAST、12月11日(水)にTOKYO DOME CITY HALL、2020年2月29日(土)にひの煉瓦ホール(日野市民会館)、3月31日(火)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催予定だ。詳しくはザ・クロマニヨンズの公式サイトをチェック。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、毎回話題のミュージシャンをゲストに迎えている。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。お楽しみに。
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PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone
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