10月から始まったJ-WAVEの新番組『MIDNIGHT CHIME』。イラストレーター・たなかみさきが、生き方や恋愛、性について緩やかに語り合う番組だ。初回である10月7日（月）のオンエアでは、たなかが番組への意気込みを語ったほか、テーマが書かれたかるたを引いてトークをした。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月14日28時59分まで）
■保健室の先生のような存在に
イラストレーターとして活動するたなか。最近では『ワンカップ大関』の裏ラベルにイラストが起用されている。
たなか：私は「酒と涙と哀愁をこよなく愛す」とプロフィールでも謳っています。それがきっかけで「ワンカップ大関」さんからお話をいただいて、晴れてコラボレーションしました。
たなかは、自身について「あまり専門知識もなく、まっさら。いい意味で薄味」と説明。番組では今後、ゲストを迎えるということで「頭がカラッポのほうが夢を詰め込めるんじゃないか的な意味で、『どうしてそうなったんですか？』とか、相手のお話を聞き出せたらいいなと思います」と意気込みを語った。
たなか：そういう意味では、保健室の先生。担任の先生とか専門の教科の先生というより、保健室にずっといてくれている先生のような感じで、このラジオをやっていけたらなと思っております。
たなかは子どものころから、性別などの属性によってカテゴライズされることに違和感を覚えていた。当時はランドセルの色も「女児は赤、男児は黒」という風潮があったが、たなかは黒を選んだ。男性になりたいのではなく、女性としてカテゴライズされたくない、という意思があったという。番組では、そうしたフラットな目線を持つ、たなかならではのトークが期待できそうだ。
■パートナーとの性の悩みは、爆発する前に細かくシェアしよう
番組では、ゲストと語るテーマをかるたで決めるコーナーを用意。裏返しにされたかるたには質問が書いてあり、それをランダムにめくって答えていくというもの。次回からはゲストが引くのだが、今回はルール説明を兼ねて、たなかが引いた。
かるたに書かれていたのは、「性の悩み、他人にどこまで話せる？」というテーマ。たなかは、相手が傷つくような内容でなければ、誰にでもどこまでも話してしまうという。
たなか：「猥談バー」という会員制のバーが阿佐ヶ谷にありまして、そこの店長さんとイベントをご一緒させていただいたことがあります。猥談というのは、繊細なものですよね。セックスや性的な行為をした相手に気遣いを持ちながら話すというか、相手を巻き込むというか。「猥談バー」は、そういうルールをしっかり決めて守っているところだったので、上から目線な言い方になってしまいますが、すごく感心しました。
また、「恋人・パートナーに、どこまで性の悩みをシェアできるか」について、たなかは以下のように話す。
たなか：私はこう見えてシャイなので全然言えなかったりするんです（笑）。でも、なるべくシェアしたほうがお互いのためにはいいなというふうには思います、私の経験談として。いきなり「おまえはセックスが下手だ！」とか言われても......ってあるじゃないですか。だから「へたくそ！」となる前に、細かいところからどんどんシェアしていったほうが、お互いのためかなとは思いますね。
■仕事に満足せず、続けていきたい
他のかるたには、「今の仕事に満足していますか？」とあった。これには「満足することってないんじゃないかなって思います」と回答。ここ最近、世の中に露出する機会が増えたものの「まだできることはあるのではないか」と考えているそうだ。
たなか：仕事の出来もそうですけど、性格の問題ですかね。満足したらポックリ死んでしまいそうです、私は。イラストレーター歴は、大学を卒業してすぐフリーランスでやり始めたので、確か4、5年だったと思います。まだまだ駆け出しですよね。いつまでも新進気鋭と言われていたい、私は！ ......そんなこと不可能ですけどね（笑）。続けていくことに意味があると思うんですけど、満足したら続けていけない気がする。
番組では今後、多様なゲストを招くほか、イラストレーターという特色を活かして、リスナーの悩みにあわせてイラストを描くという試みも。次回10月14日（月）は、シンガーソングライターの吉澤嘉代子をゲストに迎える。お聴き逃しなく！
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月14日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『MIDNIGHT CHIME』
放送日時：毎週日曜 26時－26時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/chime/
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月14日28時59分まで）
■保健室の先生のような存在に
イラストレーターとして活動するたなか。最近では『ワンカップ大関』の裏ラベルにイラストが起用されている。
たなか：私は「酒と涙と哀愁をこよなく愛す」とプロフィールでも謳っています。それがきっかけで「ワンカップ大関」さんからお話をいただいて、晴れてコラボレーションしました。
たなかは、自身について「あまり専門知識もなく、まっさら。いい意味で薄味」と説明。番組では今後、ゲストを迎えるということで「頭がカラッポのほうが夢を詰め込めるんじゃないか的な意味で、『どうしてそうなったんですか？』とか、相手のお話を聞き出せたらいいなと思います」と意気込みを語った。
たなか：そういう意味では、保健室の先生。担任の先生とか専門の教科の先生というより、保健室にずっといてくれている先生のような感じで、このラジオをやっていけたらなと思っております。
たなかは子どものころから、性別などの属性によってカテゴライズされることに違和感を覚えていた。当時はランドセルの色も「女児は赤、男児は黒」という風潮があったが、たなかは黒を選んだ。男性になりたいのではなく、女性としてカテゴライズされたくない、という意思があったという。番組では、そうしたフラットな目線を持つ、たなかならではのトークが期待できそうだ。
■パートナーとの性の悩みは、爆発する前に細かくシェアしよう
番組では、ゲストと語るテーマをかるたで決めるコーナーを用意。裏返しにされたかるたには質問が書いてあり、それをランダムにめくって答えていくというもの。次回からはゲストが引くのだが、今回はルール説明を兼ねて、たなかが引いた。
かるたに書かれていたのは、「性の悩み、他人にどこまで話せる？」というテーマ。たなかは、相手が傷つくような内容でなければ、誰にでもどこまでも話してしまうという。
たなか：「猥談バー」という会員制のバーが阿佐ヶ谷にありまして、そこの店長さんとイベントをご一緒させていただいたことがあります。猥談というのは、繊細なものですよね。セックスや性的な行為をした相手に気遣いを持ちながら話すというか、相手を巻き込むというか。「猥談バー」は、そういうルールをしっかり決めて守っているところだったので、上から目線な言い方になってしまいますが、すごく感心しました。
また、「恋人・パートナーに、どこまで性の悩みをシェアできるか」について、たなかは以下のように話す。
たなか：私はこう見えてシャイなので全然言えなかったりするんです（笑）。でも、なるべくシェアしたほうがお互いのためにはいいなというふうには思います、私の経験談として。いきなり「おまえはセックスが下手だ！」とか言われても......ってあるじゃないですか。だから「へたくそ！」となる前に、細かいところからどんどんシェアしていったほうが、お互いのためかなとは思いますね。
■仕事に満足せず、続けていきたい
他のかるたには、「今の仕事に満足していますか？」とあった。これには「満足することってないんじゃないかなって思います」と回答。ここ最近、世の中に露出する機会が増えたものの「まだできることはあるのではないか」と考えているそうだ。
たなか：仕事の出来もそうですけど、性格の問題ですかね。満足したらポックリ死んでしまいそうです、私は。イラストレーター歴は、大学を卒業してすぐフリーランスでやり始めたので、確か4、5年だったと思います。まだまだ駆け出しですよね。いつまでも新進気鋭と言われていたい、私は！ ......そんなこと不可能ですけどね（笑）。続けていくことに意味があると思うんですけど、満足したら続けていけない気がする。
番組では今後、多様なゲストを招くほか、イラストレーターという特色を活かして、リスナーの悩みにあわせてイラストを描くという試みも。次回10月14日（月）は、シンガーソングライターの吉澤嘉代子をゲストに迎える。お聴き逃しなく！
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月14日28時59分まで）
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【番組情報】
番組名：『MIDNIGHT CHIME』
放送日時：毎週日曜 26時－26時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/chime/
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