J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。10月20日(日)のオンエアでは、4人組バンド・tricotの中嶋イッキュウ(Vo&Gt)、キダモティフォ(Gt&Cho)が登場。メジャー1stシングル『あふれる』について語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月27日28時59分まで)
■2010年に京都で結成...海外でも活躍中!
tricotは、2010年に京都で結成。それ以来、名だたるフェスへの出演も果たし、2014年以降は、海外でも活躍している。クリスはバンド結成の経緯について訊いた。
中嶋:キダさんとは高校の軽音楽部の先輩と後輩なんです。「先輩とバンドをやりたい」とずっと思っていて、卒業してから結成して、「ベース誰にする?」となったときに、対バンをしたりして知っていたヒロミ・ヒロヒロ(Ba&Cho)さんを誘いました。最初は3人で結成しました。
クリス:当初から今のサウンドでしたか?
中嶋:「こうしよう」という話し合いは特になくて、今までも特になくここまで来てしまったんですけど、セッションで自然にこうなりました。
キダ:ちょうど結成したくらいのときに、変拍子とかオルタナティブというか、残響系とかのバンドが流行りだしていて。それに自分たちも影響を受けて、「そういうのを演ってみたいな」という感じでやっていたのかな。
中嶋:話し合わなくてもそういう空気でしたよね。滋賀とか京都は特に、みんなそんな音楽をやっている感じでした。
影響を受けた音楽として中嶋は、cinema staffやmudy on the 昨晩の名前を挙げた。海外のメディアからも高い評価を得ているtricotに、海外での活動についても訊いてみた。
クリス:海外での手応えはどうですか?
中嶋:日本と同じという感じです。特別大きなライブをやっている訳でなく、規模も日本と変わらない感じです。
クリス:すごいなと思ったのは、YouTubeで観た海外のライブで、演奏し始めたときは人が少ないのよ。でも、後半になると人がパンパンになってて。段々と人が集まっていくのは本物の証ですよね。あれはすごいと思った。
キダ:海外は音を聴いてから集まってくる感じはしますね。
■遂にメジャーデビュー
tricotは結成9年目にしてメジャーデビューを果たし、先日、シングル『あふれる』をリリースした。これまでの活動で、すでに高い評価を得ているにもかかわらず、なぜこのタイミングでメジャーデビューをすることになったのだろうか?
中嶋:最初から「メジャーに行くぞ」という気持ちもなかったけど、「一生自分たちだけでやっていこう」と決めていたわけでもなくて。3人でやっていた時期も長かったので、ドラムが正式に加入して準備が整ったというのはあります。中途半端な段階で広げるのは嫌だったのですが、曲作りやライブも精度が上がってきて、「今なら自分たちのことを広めてほしいな」と思いました。
クリス:メジャー1発目ということで、意識した部分はありますか?
中嶋:メジャーに行ったからといって意識するのはカッコ悪いのかなと思ったりしたんですが、今回はあえて意識しました。
キダ:「今までのtricotはどんなだったかな」と今までの曲を聴き直したりとか、でも、今のtricotらしさも出しつつ、そういう曲を作りたいなと思って作りました。
クリス:ということは、集大成的な部分もあるのかな?
中嶋:そうですね。過去の曲で「なんでこの曲はライブで盛り上がるんだろう」とか「なんでこの曲はいっぱい聴いて貰えるんだろう」とか、自分たちなりに考えて『あふれる』を作りました。
tricotはスタジオでのジャムから作曲が始まり、多くはキダのギターリフから広がっていくそうだが、『あふれる』はメロディから作ったそうだ。歌詞は、音ができてからインストに引っ張られて出ることが多いと明かした。
来年にはワンマンツアーの開催も決定している。東京は、3月14日(土)にZepp DiverCity(TOKYO)で開催される。「この頃には新たな何かが出ているんじゃないかなという感じで曲を作りまくっています」と語り、新作の発表も匂わせた。
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:毎週日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
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■2010年に京都で結成...海外でも活躍中!
tricotは、2010年に京都で結成。それ以来、名だたるフェスへの出演も果たし、2014年以降は、海外でも活躍している。クリスはバンド結成の経緯について訊いた。
中嶋:キダさんとは高校の軽音楽部の先輩と後輩なんです。「先輩とバンドをやりたい」とずっと思っていて、卒業してから結成して、「ベース誰にする?」となったときに、対バンをしたりして知っていたヒロミ・ヒロヒロ(Ba&Cho)さんを誘いました。最初は3人で結成しました。
クリス:当初から今のサウンドでしたか?
中嶋:「こうしよう」という話し合いは特になくて、今までも特になくここまで来てしまったんですけど、セッションで自然にこうなりました。
キダ:ちょうど結成したくらいのときに、変拍子とかオルタナティブというか、残響系とかのバンドが流行りだしていて。それに自分たちも影響を受けて、「そういうのを演ってみたいな」という感じでやっていたのかな。
中嶋:話し合わなくてもそういう空気でしたよね。滋賀とか京都は特に、みんなそんな音楽をやっている感じでした。
影響を受けた音楽として中嶋は、cinema staffやmudy on the 昨晩の名前を挙げた。海外のメディアからも高い評価を得ているtricotに、海外での活動についても訊いてみた。
クリス:海外での手応えはどうですか?
中嶋:日本と同じという感じです。特別大きなライブをやっている訳でなく、規模も日本と変わらない感じです。
クリス:すごいなと思ったのは、YouTubeで観た海外のライブで、演奏し始めたときは人が少ないのよ。でも、後半になると人がパンパンになってて。段々と人が集まっていくのは本物の証ですよね。あれはすごいと思った。
キダ:海外は音を聴いてから集まってくる感じはしますね。
■遂にメジャーデビュー
tricotは結成9年目にしてメジャーデビューを果たし、先日、シングル『あふれる』をリリースした。これまでの活動で、すでに高い評価を得ているにもかかわらず、なぜこのタイミングでメジャーデビューをすることになったのだろうか?
中嶋:最初から「メジャーに行くぞ」という気持ちもなかったけど、「一生自分たちだけでやっていこう」と決めていたわけでもなくて。3人でやっていた時期も長かったので、ドラムが正式に加入して準備が整ったというのはあります。中途半端な段階で広げるのは嫌だったのですが、曲作りやライブも精度が上がってきて、「今なら自分たちのことを広めてほしいな」と思いました。
クリス:メジャー1発目ということで、意識した部分はありますか?
中嶋:メジャーに行ったからといって意識するのはカッコ悪いのかなと思ったりしたんですが、今回はあえて意識しました。
キダ:「今までのtricotはどんなだったかな」と今までの曲を聴き直したりとか、でも、今のtricotらしさも出しつつ、そういう曲を作りたいなと思って作りました。
クリス:ということは、集大成的な部分もあるのかな?
中嶋:そうですね。過去の曲で「なんでこの曲はライブで盛り上がるんだろう」とか「なんでこの曲はいっぱい聴いて貰えるんだろう」とか、自分たちなりに考えて『あふれる』を作りました。
tricotはスタジオでのジャムから作曲が始まり、多くはキダのギターリフから広がっていくそうだが、『あふれる』はメロディから作ったそうだ。歌詞は、音ができてからインストに引っ張られて出ることが多いと明かした。
来年にはワンマンツアーの開催も決定している。東京は、3月14日(土)にZepp DiverCity(TOKYO)で開催される。「この頃には新たな何かが出ているんじゃないかなという感じで曲を作りまくっています」と語り、新作の発表も匂わせた。
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:毎週日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
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