トマトは「食べる時間帯」によって、リコピンの吸収率が1.4倍に!

食材は調理の仕方によって、得られる栄養価も変わってくる。例えばトマトは、食べる時間によって、抗酸化成分・リコピンの吸収率が1.4倍に! おすすめの食べ方を、東京慈恵会医科大学付属病院栄養部・赤石定典が解説した。

【9月3日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)


■トマトの栄養価を損なわない「食べる時間帯」は

トマトは、出汁の代わりになるほど旨味成分が豊富だ。旨味成分はグルタミン酸やアスパラギン酸というアミノ酸で、これは疲労回復や内臓のエネルギーになる大事な成分。

赤石:ゼリーの部分には実の4倍、全体の80パーセントのアミノ酸が含まれています。ここをとってしまうと、旨味も大幅に減ってしまいます。

トマトを切る際に種が入っているゼリーや水分が流れ出したり、調理法としてとってしまうこともあるだろうが、栄養価や旨味を保つという観点では摂取するようにしたい。

<ゼリーや種が流れないトマトの切り方>
・トマトのヘタを取り、トマトを逆さにする。
・お尻の部分から放射線状に白い線が伸びている。トマトの種は白い線上にあるので、白い線を避けて切ると種が出ない。

抗酸化成分であるリコピンは、皮や種にも多く含まれている。皮と種を取り除くとリコピンが半分以下になるので、調理の際は意識しよう。リコピンは、油と一緒に摂ると吸収率が上がるため、オリーブオイルと一緒に食べるのがオススメだ。

赤石によると、食べる時間でも摂取できる栄養の量が変わってくる。

赤石:リコピンは朝に食べると吸収率が最大になります。栄養成分は、体内のリズムによって消化吸収される量が変化します。トマトのリコピンは朝に摂るのがベストで、吸収率は昼の1.3倍、夜の1.4倍にもなります。吸収される時間も、朝は3時間、昼は11時間、夜は7時間かかるので、朝がいいでしょう。


■豆苗は切り過ぎないこと

栄養の高さが注目されている豆苗は、生きた根を水に浸しておけば、再生してもう一度収穫することが可能だ。

赤石:豆苗の栄養価は、親のえんどう豆に比べてベータカロテンは31倍、ビタミンEは16倍、ビタミンKは13倍、葉酸は5倍と、非常に栄養価が高いです。

ただし、切る場所を間違えると豊富な栄養を十分に摂れなくなってしまう。

赤石:成長点である脇芽を残すことで2回目の再生が十分にできます。そのため、下から6~8センチの部分で切ってください。それよりも下の部分で切るのはNGです。

ぜひ、参考にしてみてほしい。

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、日々の生活をポジティブにする「健康」と「美」のトピックスを様々な視点で紹介している。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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